今回4話目だけど、今からでも観て!
今回もあっという間の30分でした。新キャラも登場し、これで役者は揃ったのも束の間、退場するキャラあり! 今回は特に殺陣での人形の動きが神懸かっていました。もう、ただただ画面に目が釘付けでした。はぁ~っ!
今まで見たことがないって人も、今回からでも遅くはないので観るべし!!
特に、今回は後半に怒涛の戦闘シーンが満載で、観ればきっと、これが人形の動きなのかと驚嘆せずにはいられないでしょう!
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刑亥が仲間になる!
Aパートです。
夜魔の森の続きからスタートです! 倒しても倒してもわらわらと湧き出て来る、死人の群れ。殤不患(ショウフカン)と狩雲霄(シュウンショウ)の兄貴の戦闘シーンが凄い! しょっぱなから澤野節の戦闘BGMもなっていて、熱くなってしまうな!
しかし、きりがない。
殤不患「これ、話し合いと言うより、ただの殴りこみじゃあねーのか!」
凜雪鴉(リンセツア)「何分、客のもてなしが少々刺激的だからな。こちらもふさわしい荒っぽさで門を叩くしかないさ」
凜雪鴉「よし、任せたまえ」
おお!! 凜雪鴉の煙管から炎が立ち上がり、ゾンビ共を焼き尽くしたッ!!
殤不患「炎まで扱えるのかッ!?」
凜雪鴉「ただの火薬を使った手品だよ」
さしずめ、凜雪鴉は魔法使いクラスといったところなんでしょうか。
凜雪鴉(火種を地面に落とし)「おっとっと」
辺り一面燃え上がります。おっとっとじゃねーッ!
凜雪鴉「とまあ、こんな具合に、森を丸ごと焼き払われても困るだろ? いい加減、出てきて話を聞いてくれないか。刑亥よ」
その時、風が吹き、赤と白と黒の布が中を舞います。やがて刑亥登場。
刑亥「外道めが! よくもぬけぬけと私の前に姿を現したな!」
刑亥は一瞬で燃え盛る炎を消してしまいます。
凜雪鴉「また会えて嬉しいよ!」
刑亥「その顔を見ただけで、臓腑を火で炙られるようだ!」
何なのこの温度差。一体、凜雪鴉と刑亥の間に何があったのでしょうか?
殤不患「お前、めちゃくちゃ嫌われてねーか?」
凜雪鴉は先日送った文が届かなかったようなので、仕方なく直接出向いて来たんだなどと、ふざけたことを刑亥に語ります。刑亥は鳥文は届いたが、それを無視していたとのこと。金輪際、関わり合いになるのもごめんだからなと。そして、凜雪鴉に対しての恨みの言葉を述べます。
刑亥「あの時、貴様に謀られたせいで私が何を失ったと思う?」
刑亥「貴様ほどの悪党は、
魔界の底まで探しても見当たらぬわ」
一体何があったの~? 魔族にこのようなことを言われてしまうなんて、凜雪鴉はそうとうブラックとみた。まあ、凜雪鴉は口が達者だからなあ。うまく謀られてしまったのでしょう。詳しく聞きたいッ! それは殤不患も同じようですが、凜雪鴉に話題を変えられてしまいます。
凜雪鴉「お前とて妖魔のはしくれだ。せっかく封印されている魔装具を世に解き放たれては都合が悪かろう?」
刑亥「今の時代に残る魔装具など抜け殻か、贋作だ。恐るるに足るものなどない」
凜雪鴉「蔑天骸ほどの男が目をつけた以上、天刑剣は本物だと思うがね」
天刑剣と聞いた途端、刑亥の態度が180度変わります。顔からは怒りの表情が消え、手を叩きながら猫なで声で凜雪鴉に近寄ります。
刑亥「ならば、そうと早く言わぬか」
刑亥「我が友よ~」
えええええ~っ?
刑亥の豹変振りにぶったまげる殤不患。私もTVの前で「えええええっ?」って声上げましたもん。普通そうなるわな。おまけに、何なりと力になろうとまで言っちゃってるし。
殤不患「お、おい、あんた。さっきまでと言ってること違うだろ? こいつのこと恨んでたんじゃなかったのか?」
刑亥姐さん、凜雪鴉とのことは大事の前の小事だとバッサリ。
刑亥が仲間に加わった!!!
凜雪鴉「話はついた(ドヤッ)!これから先はこの刑亥殿も旅の仲間だ」
丹翡「ご厚情、感謝いたします」
魔族の力を借りることになり、丹翡はそれについては悔しいと。しかし、今回のことは自分達が勤めを果たし切れなかったが故に起こってしまった災いなのだからと、状況を受け入れるのです。
刑亥があっさり手のひらを返したことに納得のいかない殤不患。狩雲霄の兄貴はこの状況を受け入れている様子。「あんな悪党(刑亥のこと)と手を組むなんてどうなんだ」と問う殤不患に対して、兄貴は言います。
「なら、どうしてお前は鬼鳥(凜雪鴉のこと)と手を組んだ?」
再び、びっくりする殤不患。
「や、やっぱりあいつも悪党なわけ?」
狩雲霄「どうやらまだやつと知り合って日が浅いようだならしいな」
凜雪鴉は悪党!?(爆)
さて、この後一行は凜雪鴉の師匠、廉耆(レンキ)先生が持っているという魔法の笛を入手するために出発します。凜雪鴉曰く、廉耆先生は器物に魔術の力を封じ込める達人だとのこと。冥界を破る迴靈笛(カイレイテキ)という笛も廉耆先生の作品だそうです。
凜雪鴉「おまけに、剣の腕も達者でね!」
廉耆先生が仲間に加われば、100人力だそうです。こいつは楽しみだぁ。
ヤバ過ぎる男、殺無生登場!
町を行く老人。老骨に長旅は堪えるわいと独り言。どうやら、この老人が廉耆先生のようですね。腰に長刀を差しています。
廉耆先生の歩みの先に、一人の男が立っているました。
豪華な刺繍入りの衣装といい、剣の2本差しといい、ただならぬ雰囲気を醸し出しています。何かやばそう!?
男「廉耆というのは貴様のことか?」
廉耆「いかにもわしは廉耆だが・・・。鳴鳳決殺(メイホウケッサツ)に目を付けられる心当たりはないのう」
鳴鳳決殺というのが、この男の通り名のようです。
本名は殺無生(セツムショウ)。
男「掠風竊塵(リョウフウセツジン)とだけ言えば、十分であろう」
掠風竊塵というのは、凜雪鴉の通り名です。この男は訳あって、凜雪鴉を追っているようです。しかも、居所を知っていそうな人物を片っ端からあたっているとのこと。と言っても、実際には片っ端から切ってみたというのが正しいのですが。
廉耆「わしも(掠風竊塵の居場所を知っている)その一人だと?」
この老人、良く見ると、顔に無数の傷がありますね。
是も非も答える必要はないッ!
そう言って、剣を抜く殺無生。凄いオーラだ! どうあっても殺る気満々!
廉耆「貴様のような厄介な奴から恨みを買うくらいなら、いっそ命もろとも買い取っておけばよいものを。つくづく、あの若造は詰が甘いっ!」
殺無生「おれは命より重いものを奴に奪われた・・・! 贖うにはいくつ他の命を費やしても届かぬ!」
今度は何!? 凜雪鴉ってどんだけ恨み買ってるんだよ。
廉耆先生も戦闘体勢に入った!! 刀を一度飛ばしてから、自分の手中に収めるアクションがいちいちカッコイイんですけど!
廉耆「迂闊な弟子の不始末に収拾をつけるのも、師の務めか」
廉耆先生が仕掛けたーッ!!
えっ?
何?
殺無生の動きが速過ぎて、目で追えない!
え?
な、なにいいいいいっ!?
ジ、ジジイ~ッ!!!
勝負は一瞬の内に決しました。壮絶な最期を遂げる廉耆先生。
殺無生は廉耆先生の持ち物の中から、例の魔法の笛と凜雪鴉が廉耆先生に送った文を見つけます。
「フハハハハハハハ! 大当たりではないか!」
「今度こそ逃がさぬぞ。掠風竊塵」
それにしてもイケメンよのう。こんなに美しい人形に、あんな過酷なアクションをさせてしまうんだから、凄いですよね。
さて、場面は変わり、凜雪鴉一行が待ち合わせ場所に到着します。が、笛を吹いて待っていたのは廉耆先生ではなくて、殺無生!!
捲殘雲はすぐにヤバイと気づきました。狩雲霄もです。殤不患は殺無生のことは知らなかったようですが、一目見て、関わりを持っちゃいけない種類の人間だと判断しました。
凜雪鴉は師が殺無性に殺されたのを悟りました。しかし、ここで師の仇を討つのは、それこそ殺無生の思うつぼなのです。
しかし、凜雪鴉は殺無生が持つ、笛を手に入れなければなりません。
一触即発の空気が流れます。
剣を抜く殺無生。
その時、狩雲霄の兄貴が矢を構えて二人の間に割って入ります!
それを見て弟子の捲殘雲と丹翡ちゃんもそれぞれ槍と剣を構えようとしますが、殤不患に止められてしまいます。
殤不患「あの男の前では抜くな! 絶対にだ!!」
狩雲霄「もう、遅いッ!」
天に矢を放ち、殺無性に挑む狩雲霄の兄貴。しかし、実力の差は歴然。兄貴は強いが、殺無生は強過ぎるッ!! 健闘虚しく、地面に押し倒されてしまいます。
先刻天に放った矢が戻って来た・・・!!
あ、兄貴ッ!! 逃げて~ッ!
うわああああああああああああッ!!
あにき~ッ!?
間一髪、矢を止めた。フーッ、心臓に悪いぜ。今回で退場にならなくて、本当によかった。
うりゃあああああああっ!
弟子の捲殘雲が殺無性に襲い掛かります。
ここからの、アクションシーンも見逃せませんね。槍VS刀。凄い動きだッ! これはもう芸術としかいいようがないッ!!
捲殘雲も奮闘しますが、しかし、全く歯が立たないッ!
殺無生さん、遂に抜刀!! しかも、剣を2本構えての超高速攻撃が凄い、凄すぎるよ~ッ。あっという間に劣勢に陥る捲殘雲。
殺無生「殺劫・百鳥朝鳳」
(さつごう・ひゃくちょうちょうほう)
鳥のような形の氣が出現! 短剣に見せかけた無数の氣が発射されます。すげええええッ!! この短剣の形をした無数の氣の中に、実剣を紛れさせて投擲し、相手の隙を作るという使い方もあるのだとか。無敵じゃねーか! かっこいいよ~。
どわあああっつ! 防ぎきれず、吹き飛ばされる捲殘雲。
すかさず、殺無生の剣先が捲殘雲を捉えます。
「とどめだっ!」
その時、外で一行を待っていた刑亥が現れ、殺無生の剣を止めます。命拾いした捲殘雲。
刑亥、狩雲霄、捲殘雲の三人が殺無生を囲みます。でも、正直、3対1でも殺無生には勝てないだろうなあ。
凜雪鴉「待て! ここは退こう」
殺無生「俺は桂花園の酒楼にいる。笛が欲しければいつでも来い」
そう言って、殺無生はその場を立ち去ります。
納得がいかない捲殘雲。
「これって、一体どういうことだよ!?」
殤不患「お前が命拾いしたってことだよ」
殤不患殿は我ら視聴者と全く同じ気持ちなんですね!!
一体どうなってしまうのか。来週も見逃せませんね!!
次回、「剣鬼、殺無生」
手に汗握るとはこのことでしょうか。殺陣を始めとする戦闘シーンは本当に神がかっていました。あれ、生で見たら本当に凄いんだろうなあ。今回、凄い凄いを連発していますが、それしか言いようがないんですもの! 登場人物の髪や衣装が風でなびいている表現も素敵だなと思いました。いやあ、布袋劇って凄い。それにしても、まさか、師匠がすぐに退場するとは思いませんでしたよ。凜雪鴉、あんたは恨みを買い過ぎッ!!
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