口内炎アタック!!
私は口内炎ができやすい体質だと思います。複数の口内炎が同時に出現することもあります。口内炎ができると、治るまでに最低でも、2週間はかかります。その間、潰瘍を形成した口内炎の痛いこと、痛いこと。食べ物や飲み物、何かを口にする度に走る激痛! そして、口内炎がある部位によっては、何もしなくても常に口に鋭い痛みを感じるという、地獄のような責め苦がエンドレス・・・。夜も痛みで眠れません。それに、痛みは体力を消耗させます。
まあ、普段から口内炎ができないように気をつけていればいいのですが、できてしまったものは仕方がありません。一刻も早く治すべく、対処しなければなりません。昨日、上唇の所に、ポツっと出来ていた点のようなモノ。口内炎の薬を塗って、寝たのに、一夜明けたら、でかい潰瘍になっていました。
こうなったら。
プランδ発動です!!
ところで、口内炎は何が原因でできるのでしょうか。実は、口内炎ができる原因やメカニズムなどはまだ解明されていない部分が多いのです。現在考えられているのは、免疫力の低下、ストレス、食生活の乱れによる栄養の偏り、口腔粘膜の損傷、口腔内の不潔によるもの・・・などです。
口内炎を早く治す方法!
↓これに尽きます↓
1.口の中を清潔にする。
2.ケナログを塗る。
3.サプリメントでビタミンB2、B6等を補給。
詳しく解説します。
1.口の中を清潔にする
患部に薬を塗るにしても、口腔内が不潔では、薬の充分な効果が期待できなくなります。口腔内を清潔にすることで、細菌を減少させ、薬が効果を100%発揮できる環境を整えましょう。口腔内の清潔を保つということは、新たな口内炎の発生を防ぐことにもなります。食べたり飲んだりした後は、毎回口の中を清潔にしておきます。
口腔内をブラッシングしたら、食塩水や殺菌成分の入ったうがい薬(イソジンとか)を使ってぶくぶくうがいをすべし!! ただし、うがい薬を使った後は、最後に水で良くうがいをすることを忘れてはいけません。強力な殺菌力を持ったうがい薬は口腔内の正常な細胞の再生をも阻止してしまう可能性があるからです。
ここで裏ワザ
→ イソジンの原液直塗り!!
イソジンうがい液の原液を綿棒などを使い、直接患部に塗って消毒ッ!! 塗った直後は凄くしみるんだけど、数十秒経過するとあら不思議。痛みがなくなっているッ!? 舌で触っても痛くありません。しばらくの間、痛みが消えるので、どうしても痛みを消したい時や食事の前に行っています。
これは本来の使い方ではありません。実施する方はくれぐれも自己責任でお願い致します。また、イソジンにはヨウ素が含まれていますので、ヨウ素に対してアレルギーのある方には使用することができません。また、甲状腺に病気がある方は医師に相談の上、慎重に用いて下さい。
2.ケナログを塗る。
薬局で簡単に手に入る口内炎の薬といえば、ケナログが有名どころ。口内炎ができやすい人はケナログを常備しておきましょう。ケナログはステロイド剤であり、患部の炎症を鎮めます。しかし、良く覚えておいてほしいのですが、ケナログは実際に口内炎の傷を治す薬というわけではないのです。
また、ケナログに含まれているステロイド剤は炎症は鎮めますが、同時に患部周辺の免疫作用を低下させてしまうという弱点もあるのです。
そこで、ここからが裏ワザなのですが、ケナログの弱点を補うために、アクロマイシンという抗生剤を含むテラコートリル軟膏を併用しようという考え方があります。この軟膏は歯周病治療薬として使われることもあるため、口腔内に使用しても問題ないとのこと。
テラコートリルとケナログを1:2で混ぜ合わせて使います!
そもそも、この方法はある歯科医師が考案した方法です。実際に患者さんにも処方しているようです。詳しくは、下のリンク先を読んで下さい。
口内炎の治し方 (三ツ境の歯医者) | 瀬谷区・旭区周辺で虫歯治療を行うなら当院へ | ファミリー歯科
適当な小皿にそれぞれの軟膏を出して。
綿棒で良く混ぜます。
口内炎に塗る時は、患部周辺の唾液をティッシュで拭いてから。軟膏で患部をカバーするように、そっと塗ります。
3.サプリメントでビタミンB2、B6等を補給。
ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康を維持するのに必要なものです。本来は普段からこれらのビタミンを含んだ食材を適度に摂取するのがいいのでしょうけど、口内炎ができてしまった緊急時にはサプリメントを使うのも一つの方法です。私は、チョコラBBを愛用しています。
注意事項です!
今回紹介した方法は、アフタ性(潰瘍性)口内炎とカタル性口内炎が対象となります。ヘルペス性口内炎やカンジダ性口内炎にケナログを使用すると症状が悪化する恐れがあります。ヘルペス性口内炎はウイルスが原因なので、抗ウイルス薬による治療が適応になります。抗生剤は効きません。カンジダ性口内炎は真菌性のものなので、抗真菌薬による治療が必要です。詳しく知りたい方はググるなどしてみて下さい。
口内炎の種類~症状から原因・治療法まで解説してみた! | 役立つ情報がいっぱい!
最後に
最初にも書きましたが、私の場合は一度口内炎ができてしまうと、完治するまでに2週間位かかります。しかし、この方法を実践すると1週間位で治るので、驚いています。今回の記事が、辛い口内炎を早く治すための手助けの1つとなれば幸いです。
なお、今回紹介した方法は私個人が実践しているものではありますが、その内容及び実施後の結果を保証するものではありません。実施する方はくれぐれも、自己責任でお願い致します。異常を感じたら、すぐに医師の診察を受けるようにしてください。