2020年の初頭より、突発性難聴が原因で長期の療養に入っていた陰陽座の黒猫さん。
それから1年以上が経ちました。
時々更新されるブログやインスタは見ていましたが、治療のことや今後の活動に関しての情報はなく、治癒までに時間がかかりそうなのかなという思いでした。
突発性難聴は私もなったことがありますが、眩暈や吐き気が酷いし、薬も効いている感じなかったし、この状態が一生続くのかとか考えてしまったり、とても落ち込んだものです。再発せずに5年程経過したので大丈夫かなとは思いますが。
結局、原因も不明でした。
話を戻します。
今朝ツイッターをチェックしてたら
【重要】かねてよりご心配をおかけしております黒猫の病状につきまして、「ねこまんま通信」にてご報告がございます。https://t.co/lqfokzwrtr
— 陰陽座 (@omz_official) July 11, 2021
突然の「ご報告」。
ま、まさか!?
急いでリンク先へ飛ぶ。
そこには「皆さまへ」というタイトルで、黒猫さんがファンの皆に宛てた真心のこもった長文が綴られていました。
耳の不調については歌うことに問題のない聴力まで回復したとのこと。
黒猫さんは完治の報告と述べていました。
それは本当に良かったです!!
ですが。
実は難聴とほぼ同時期に声が出なくなるという症状に襲われたことが書かれていて、思わず目を疑いました。
これまで公にはされていなかったことです。
医師の診断によると、耳の不調で声を発することが出来ない状態に加え、精神的なストレスなどが重なって、脳と声帯の連動が上手くいかず、意志とは無関係な筋肉の緊張や収縮が起こり、発声が出来なくなっている状態なのではないかと。
歌おうとしても話そうとしても、ただ息しか出せなかったそうです。
当たり前のように歌えていたヴォーカリストである黒猫さんが、声を失う。
歌えないという恐怖・怒り・悔しさ・・・
そこには私たちの想像を絶するものがあったでしょう。
そのようなヘヴィな状況の中でも1年以上かけて、時にはのたうちまわりながらも、必死に必死にリハビリをして、何とか陰陽座の曲を歌えるまでにはなったようです。
そんな大変な状況だったとは。
黒猫さんの熱い思いと誠心誠意に溢れた文章を読んで、一ファンとしてとても嬉しく思うと同時に、私の胸の内にも熱いものが込み上げて来ました。
突然の「ご報告」に一瞬とはいえ、「まさか活動停止か?」とネガティヴな思考に進んでしまった自分が恥ずかしいです。
今度こそ、帰って来るんだ!!
完全回復をお待ちしています。