前半の中ボスが遂に登場!
何で今頃、レッド・ホット・チリ・ペッパー戦のレビューなのかと問われれば、すいません、諸事情にて更新が遅くて・・・としか言いようがないのですが、とにかくやっていきたいと思います。
いよいよ、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」が登場します。第5話にて億泰の兄、形兆を殺し、<弓と矢>を奪い去った犯人です。
内容と感想
夜の杜王町。
母親に嫌味を言われ、後ろから蹴られるという妨害をされながらも、ゲームをする仗助。彼がやっていたゲームは、「グラディウス」?? 懐かしいなー。
「空条承太郎は町を出ねーようだな!」
電気の中を自由自在に通るスタンド『レッド・ホット・チリ・ペッパー』がTV画面の中から仗助の前に立ちはだかります。
レッド・ホット・チリ・ペッパーは以前から仗助の家には良く立ち寄っていたこと、億泰や広瀬康一、山岸由花子のことも良く知っているよといいます。電気のある所ならどこへでも行けて、しかも情報収集も、し放題という訳です。
何をしに来たのかと問う仗助に対してチリ・ペッパーは言います。スタンドの腕試しをしたいと。空条承太郎のスタープラチナと戦う前に、試しに仗助を比較対象に選んだとのこと。
スルドイやつをたのむぞ! 仗助を挑発するチリ・ペッパー。
寝言言ってんじゃあねーぞっ! コラァーッ! そして、ドララララのラッシュ。
反省したチリ・ペッパーの反撃。マジ、速い!!
余裕のチリ・ペッパーですが、「もう少し、力をつけないと、承太郎は倒せない・・・か!」と言って、今回は去ります。
翌々日。郊外の野原に呼び出された億泰と康一、そして仗助の3人。呼び出したのは承太郎。電気の通っている町中だと、チリ・ペッパーの話をするのは危険と考えた承太郎が3人を呼び出したのでした。
チリ・ペッパーが仗助の所に現れたことを知り、怒りを爆発させる億泰。億泰にとって、チリ・ペッパーは兄の仇ですからね。
早くチリ・ペッパーの本体を見つけ出さないと、まずいことが起きそうです。承太郎の話によると、チリ・ペッパーの本体を見つけ出すことの出来る人物が今日の正午に杜王町の港に到着するとのこと。そのスタンド使いの名は、ジョセフ・ジョースター! そう、仗助の父親です。
「確かに・・・・聞いたぞ・・・・・」
チリ・ペッパー!!
何と、チリ・ペッパーはバイクのバッテリーの中に潜んでいたのでしたッ!
チリ・ペッパーは自分を探し出せることの出来る、老いたスタンド使いは港に到着と同時に殺す、と宣言してバイクを急発進させます。
さて、ここからBパートです。
ここからの億泰の活躍がカッコイイ。
「あの野郎はよォーッ。因縁的によォーッ!この虹村億泰が仕留めるッ」
「ザ・ハンド」で空間を削り取り、瞬間移動!
バイクの前輪を削り取り、チリペッパーが逃げられないようにした億泰。
「俺の兄貴はよぉ、死んで同然の男だった。いつか誰かに殺されると思っていたぜ・・・」
「てめぇ、本体のよぉー、名前と住所を言え。命だけは助けてやるからよ」
煮えたぎるような怒りを抑え、チリ・ペッパーに問う億泰。ここの演技がまた素晴らしいですな。そんな億泰を嘲笑するチリ・ペッパー。バトルの始まり! しかし、「ザ・ハンド」の動きでは到底チリ・ペッパーの動きを捉えることは出来ず、逆にやられてしまいます。
ところが、一気に形成逆転! 「ザ・ハンド」が空振りしても、実際にはそこの空間を削り取っているという訳で、削られた空間と空間が閉じる度に億泰は瞬間移動をしていることになるのです。「ザ・ハンド」によるフルボッコ!!
チリ・ペッパーは電気の輝きがなくなり、錆びた鉄のような色に。スタンドパワーが無くなっているのです。
<弓と矢>ありかを聞きだす必要があるため、止めは刺すなと、億泰に忠告する承太郎。ここでチリ・ペッパーは億泰に言います。自分は弱っている。しかし、ワザと弱っているフリをしているかもな、と。
疑心暗鬼の億泰。
悩みまくった果てに、ガオオオン!!
仕留めたか!?
億泰の「ザ・ハンド」が抉った地面の下には電気ケーブルが!
チリ・ペッパーは本当に弱っていたのです。億泰を騙して地面を抉らせたのでした。
無限の電気を使い、完全復活したチリ・ペッパーは無敵!!
「ザ・ハンド」の右腕を切断!! つまり、それは本体である億泰の右腕も切断されるとうこと!
億泰を電気にしてケーブルに取り込み、逃走するチリ・ペッパー!
切断された億泰の右腕をクレイジー・ダイヤモンドで治す!
すると! 億泰生還!!
「お、俺は・・・あの野郎に完全に・・・負けた・・・」
悔し泣きする億泰に康一は言います。敵討ちだとか、勝とか負けるとかじゃなくて、ジョセフ・ジョースターを守ることを考えなきゃいけない、それがレッド・ホット・チリ・ペッパーを倒すことにつながるんだと。
『兄貴を越える』か・・・学ばしてもらったよ、チリ・ペッパー
To Be Continued !!
億泰vsチリ・ペッパー、とても見応えのある戦闘でした。億泰の作戦勝ちと思いきや、チリ・ペッパーの方が一枚上手でした。チリ・ペッパーは電気があればどこまでも強いのですが、電気が無い所では下手すれば自然消滅しかねないんですね。電気の通っている場所ならどこにでも行けるってのはかなりヤバいスタンドですね。遠隔操作が出来て、その上パワーも最強でしょう。
それにしても。億泰が電気ケーブルに引きずれ込まれた時の承太郎と仗助の冷静過ぎる、対応はちょっとなあ。あれじゃ、康一が怒るのも無理はないと思いました。