グルメ回です!
このエピソードは第4部にとって、必ずしも必要かと問われれば、「ノー」でしょう。第4部の真の敵に絡む内容ではありませんし、トニオ・トラサルディーが活躍するのも後にも先にも今回のみ。
ですが、第4部の中の数あるエピソードの中で強烈な印象を放っています。このエピソードが大好きだと言うジョジョファンは多いのではないでしょうか。もちろん、私もお気に入りです!!
内容と感想
冒頭。闇に光る包丁! 視聴者のミスリードを誘う演出ですね!!
イタリア料理店の看板を見つけた億泰と仗助。
空腹を訴える億泰に付き合う仗助。
この人が、イタリア人シェフのトニオさん。
店で出された、ミネラルウォーターのあまりの美味さに感動する億泰。
「例えると、アルプスのハーブを弾くお姫様が飲むような味・・・!」
しかし、飲んだ直後から億泰の身体に異変が! 涙が洪水のように溢れてきます! しかも、白目の部分がしぼんでフニャフニャに!
億泰に何を飲ませたのかと問い詰める仗助に、トニオさんが説明します。そのミネラルウォーターはアフリカ・キリマンジャロの5万年前の雪どけ水で、眼球内を汚れと共に洗い流し睡眠不足を解消してくれるのですと。
眠気が吹っ飛んだ億泰・・・!
さて、お次は。
モッツァレッラチーズとトマトのサラダ。美味しそうですね。私も、サイゼリヤに行った時にはオーダーします。そう、チーズはトマトと一緒に口に入れるといいんですよね。
ンウンンま~いっ!!!
食べた直後から、新陳代謝が良くなって、肩の部分の悪い細胞が垢となって出るわ出るわ・・・! もう、肉が抉れてんじゃないかっていうくらいに出ます。
その結果、肩こりが治ってスッキリ!!
私は昔、原作でこのエピソードを読んで、イタリア料理に関心がわきましたね。サイゼリヤでモッツァレッラチーズとトマトのサラダを発見した時は感激でした。
娼婦風スパゲティー
億泰は辛いのが超苦手(このスパゲティは赤とうがらしを使用している)なのですが、チビチビと食べるのを止められず、そのうち、食べれば食べるほど空腹になり、最終的にはがつがつと胃の中へ。
すると・・・!
何と、上と下に1本ずつあった虫歯が抜けて、飛び出したーッ!!
しかも、恐ろしいスピードで新しい歯が生えてきたっ!!
何もかもが異常過ぎるってことで、仗助がクレイジーダイヤモンドを発動。
「このスパゲティーをなおして、材料別のところまでもどすッ」
メッシャーッツ!!
スタンドだ~!!
仗助はトニオを問い詰めるために厨房に向かいます。しかも、スパゲティを完食した億泰が急に腹痛を訴え始めたのです。そんな仗助が厨房で見たものは!
メインディッシュ「子羊背肉のリンゴソースかけ」を味見させられていた子犬が、直後に吐血しながら内臓を吐き出すというショッキングな場面!! 表現がグロイ!!
そこで何をしている~ッ。見タナァ~っ。
ひいいいいいッ!!
メインディッシュを食べた億泰は腸(ハラワタ)ぶちまけてます!
まさに、スプラッター並みの表現!!
迫るトニー。「ただじゃあ、おきませんッ!!」
や、殺られるッ!?
ここでは!石鹸で手を洗いなサイッ!!
えっ?と驚く、仗助。トニーは手を洗わない仗助が断りも無く、調理場に入って来たのが料理人として許せなかったのです。
仗助があっけにとられている横で、下痢が治った~と感激する億泰!!
スタンド名「パール・ジャム」
この後、仗助と億泰は互いのスタンドをトニオさんに見せることで、和解します。トニオさんは本当に美味しい料理を提供することだけが目的のようですね。トニオさんはこのスタンドを料理に混入させることで、食べた者の身体の不調を治すことが出来るのです。こんなイタリア料理店があったら、毎週通ってみたいですね。寝不足も肩こりも、ちょっとした風邪なんかもすぐに治るんだろうなあ。
次回、ジョセフジョースターが杜王町に到着します!!