最強の枝豆の茹で方を求めて
夏と言えば枝豆が美味い!
枝豆大好き人間Hiroです!
そんな私の枝豆の茹で方ですが、少量の水で蒸すようにして茹でています。
ほくほくでプリプリに仕上がるのでとても美味しいので、もう何年もこのやり方で茹でてきました。
この方法で茹でる枝豆が最高で最強だと信じて疑わなかったのですが、今年はその自信が揺らぐ出来事がありました。
1ヶ月ほど前になりますが、職場の厨房の調理師さんが茹でてくれた枝豆を食べる機会がありました。
凄く美味しかったんですよ!!
塩加減も茹で具合もパーフェクトって感じでした。何よりも、塩味がしっかりと染み込んでいるのにすっかり感心してしまいました。
大量の湯に塩を沢山入れて茹で上げているようです。
参考のために、何人かの知り合いにも美味しい枝豆の茹で方について聞いてみたのですが、皆に共通していたのは、「たくさんのお湯を沸かす」、「とにかく塩をたくさん入れる」ということでした。
たくさんのお湯で茹でることで、枝豆に十分に塩味が染み入るのでしょう。
私がやってきた方法とは真逆です。
ただ、たくさんのお湯で茹でると、それだけ枝豆の栄養素も抜けていくのですよ。
でも、この歯ざわりというか食感、そして塩加減は捨て難い!
そんなことがあり、この夏は最強の枝豆の茹で方を求めて、色々と調べたり試行錯誤する日々が続きました。
私が求めていたのは、少量の湯で時短で納得がいく塩茹でが出来る方法でした。
そして、辿り着いたのがフライパンを使う方法です!
フライパンを使うことのメリット
1.鍋に比べて更に少ない量の水でOK!
枝豆1袋(約200g前後)を茹でるのに必用な水は、たったの100cc!
2.吹きこぼれしない!
鍋だと吹きこぼれしやすいのですが、フライパンだと吹きこぼれなし!
以前は吹きこぼしでよくガス台を汚してしまい、嫁に小言を言われたものです。もう、言わせませんよ!
吹きこぼれについてですが、フライパンは湯面の表面積が広いので、生じた気泡が冷やされて割れやすくなるので吹きこぼれしないようです。
3.塩味が十分に染み渡る!
均一に熱が通ることで枝豆の皮が開きやすくなり、塩味が十分に染み渡ります。これにより、たくさんのお湯で茹で上げるのと同じような効果を得られることが分かりました。
用意する塩も小匙1杯でOK!
しかも、仕上がりが水っぽくならないのがいいですね。
実践!
- 枝豆をさっと水洗いします。水気を切ります。
- 水気を切った枝豆をフライパンの上に広げ、塩を小匙1杯ふりかけます。
- フライパンの中で、塩を揉み込むようにして、枝豆同士を擦り合わせます。
- 枝豆を広げ、水100ccを入れます。
- 強火に点火し、水が沸騰するまで待ちます。
- 沸騰したら蓋をして、強めの中火で4分半~5分待ちます。
3分位経過したところで、とても濃厚な枝豆の匂いが漂ってきます! - 蓋を外します。若干残っている水分が飛ぶまで強火で炒めます。
枝豆の皮が開いて、中まで塩分が染み渡っていくのが想像できますね! - 水分が飛んだらすぐにザルにあげて、粗熱をとるようにザルを振り、枝豆を空気にふれさせます。
- 完成です!!
この鮮やかなグリーンがとっても綺麗ですね!!
さっそくいただきます!!
美味いッ!!
茹で加減も、
塩加減も申し分なしです!!
使用する塩が小匙1杯分だと物足りないのではと思われそうですが、本当にこの量だけでも十分に味が染み渡っています。
今回も使用したのは、日頃から愛用しているアルペンザルツ(岩塩)です。
最後に色々な枝豆の茹で方の特長をまとめて比較してみました。
枝豆の袋によく書いてある茹で方 | 鍋で蒸すように茹でる方法 (今までの私の茹で方) |
|
水 | 2000cc=2リットル! | 200cc |
塩 | 大さじ3~4 | 大さじ1 |
茹で時間 | 沸騰した湯に投入して3分 2リットルの湯を沸騰させるのが大変。 |
5分+蒸らし1分 |
仕上がり | ホクホク。やや水っぽいか。 | ぷりぷり、ホクホク。 |
鍋で蒸すように茹でる方法 (今までの私の茹で方) |
今後はコレ! フライパンを使った茹で方 |
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水 | 200cc | 100cc |
塩 | 大さじ1 | 小さじ1 |
茹で時間 | 5分+蒸らし1分 | 4分半~5分 |
吹きこぼれ | あり | なし |
仕上がり | ぷりぷり、ホクホク | ぷりぷり、ホクホク、塩味ジュワッ! |
フライパン最強じゃね!?
今後、我が家ではフライパン茹でを取り入れることに決定!!
秋に待っている黒枝豆もこれで仕上げてみたいと思います。
楽しみ♪