シスターナナ&ウィンタープリズン...トップスピード&リップル
シスターナナに呼び出されたトップスピードとリップル。シスターナナは2人に、皆で平和的な解決策を考えようと提案します。シスターナナはファヴ経由で運営に抗議文書を出したらしいのですが、黙殺されたようですね。キャンディー争奪戦が行われ、尊い犠牲が出ている現状を憂い、涙を流すシスターナナ。これを良く思わないリップル。
綺麗ごとだけで物事が解決すると思ったり、人前で泣くことを恥と思わないシスターナナを偽善的と考えているようです。一触即発の危機かと思われましたが、この場はトップスピードが仲裁に入り、今回の話し合いは一旦終了となります。その後のトップスピードの「絶対死にたくないもの。最低でもあと、半年」という言動が気になります。一体何が・・・?
スイムスイム一味
元ルーラ一味。スイムスイムは今後の計画を練っている模様。スイムは「こんな時、ルーラなら?」という言葉を良く口にします。裏切ったけど、スイムにとってのルーラはまさに理想のリーダーなのでしょう。だから今でも、ルーラの思考になって考える。
シスターナナとマジカロイド44
今回遂に、ウィンタープリズンとシスターナナの変身前の姿が明かされます。
ウィンタープリズンこと、亜柊雫(♂)。イケメンだな・・・。
シスターナナこと、羽二重奈々。博愛主義なのですね。
この2人の会話から、シスターナナはラ・ピュセルの教育係であったことと、マジカロイド44にも縁があることが明かされます。
シスターナナにとってはマジカロイド44は恩人なのですが、マジカロイド44にとってのシスターナナはただの金づる。マジカロイドはカラミティ・メアリにその時の話をするのでした。どうやら、マジカロイドはカラミティ・メアリと組む様子。
劇中での描写からすると、カラミティ・メアリは暴力団に雇われているのかな。善悪関わらず、困っている人を助ければマジカルキャンディーが集まるのです。マジカロイドも言ってますが、かなりいい加減なシステムなのです。
ここでマジカロイド44の回想シーン。
ざっくり言うと、奈々の方が先に魔法少女になってしまったため、それでは釣り合いが取れないと。理想の王子様(=雫)は守る立場であり、奈々は守られる立場でなければならないのに、魔法少女の奈々の方が腕力が勝ってしまうのです。奈々は何としてでも雫を魔法少女にさせたいので、マジカロイドが持つ未来の秘密道具の力を借りたいのです!
マジカロイド44は22世紀から来た魔法少女型ロボットという設定なので、未来の秘密道具が出せるのです。しかし、その道具は日替わりで、何が出るのかは当のマジカロイドにも分からないという。その上、道具はその日限りで消滅するか破損してしまうのですが、シスターナナはその事実を知らされません。彼女は愛する雫が魔法少女になれることを願い、マジカロイドに謝礼を払い、未来の秘密道具を借り続けるのでした。
マジカロイドがこれは実にボロい商売だと思ったその矢先、マジカルパワー増幅ピアスというアイテムが出ます。それをつけた雫はついに魔法少女に! 金づるが居なくなった瞬間です。
そのエピソードを聞いたメアリが言います。
「お前も私と同じ。ろくでなしのゲスだってことさ」
シスターナナとマジカロイド44
さて、シスターナナがこの不毛な争いを終わらせるべく、次に声をかけたのがマジカロイド44。話を聞くや否や、運営に特別なコネがあると嘯くマジカロイド。直接運営と交渉してみると言い、去って行きます。シスターナナからお金という謝礼を貰って。怪しむウィンタープリズン。
森の音楽家クラムベリー
突然、シスターナナとウィンタープリズンにクラムベリーから会いたいというメールが届きます。指定された採石場で待つシスターナナとウィンタープリズン。そこへクラムベリーがやって来ます。彼らが実際に顔を会わせるのは初めてのようですね。クラムベリー登場時のピアノのBGMいいな~。
魔法少女同士の争いは止めるべきだと主張するシスターナナ。しかし、一通り話を聞き終えた後で、クラムベリーは言います。
「こういうこと、止めませんか?」
「え?」
「こうやって、ゲームに水を差すようなことです」
そして不敵な笑みを浮かべる。クラムベリーはウィンタープリズンと戦いたいのです。常に強敵を求めているようですね。森の音楽家って肩書きに騙された(笑) 思いっきり悪役じゃん!
先に仕掛けるクラムベリー。
クラムベリーはスピードもパワーも技の切れも並外れていますな。ウィンタープリズンは魔法で壁を作り出しますが、クラムベリーにすぐに破壊されてしまい、あっという間に防戦一方。というか、大ピンチに追い込まれてしまいます。シスターナナの<好きな人の力を目一杯引き出せる>魔法が発動し、一時的に形成逆転しますが、クラムベリーの魔法は音を操る魔法。それに騙されて、再び不利な状態に・・・! クラムベリーはあんな細い身体で打たれ強くもあるな。ウィンタープリズンは連続で魔法の壁を作り、クラムベリーを閉じ込めると、シスターナナを抱えてその場を離脱します。クラムベリーにとっては壁を破るのは容易いもの。しかし、ここは追わず、逃走するウィンタープリズンの姿を見送るのみ。
その時、聞き慣れたアイツの声が!
ファヴ「逃がすポン?」
ええ~っつ!? こいつら、グルだったのか。
ファヴ「シスターナナは始末するって話じゃなかったポン?」
そして、シスターナナを生かしておいてもゲームの邪魔になるだけ、などとペラペラペラペラ話し始めます。こいつが黒幕なのか? しかし、ファヴの不満に関わらず、クラムベリーは久々に対等に渡り合えた戦いが出来たことにご満悦の様子。曰く、ゲームの進行などクラムベリーにはどうでもいいのだとか。
黒い魔法少女
彼女はもしや?
やっぱり! スノーホワイトを探している新キャラのハードゴア・アリスさんですね。
シスターナナが彼女の教育係を務めるようです。ウィンタープリズンは、まだ出歩かない方がいいとナナに助言しますが、シスターナナの決意も固いのです。
そして、シスターナナの呼び出しにハードゴア・アリスはやって来たのでした。うさぎの縫いぐるみを抱いて。アリスに現在魔法少女達が置かれている状況を話すナナ。しかし、アリスは聞いているのか聞いてないのか、一言も発せず。しかし、白い魔法少女スノーホワイトの話題が出ると食いついてきます! ハードゴアアリスはどこに行けばスノーホワイトに会えるのかを確認すると、走り去って行ってしまいました。
ラピュセルとスノーホワイト
しばし語り合う2人。幸福な時はすぐに終わりを告げます。
スノーホワイトを自宅近くまで送った後、ラピュセルの前にはクラムベリーが立ちはだかるのでした。うわ~、やっべ~。颯ちゃん逃げて~!!フラグ立ってる!! 次週で最期を迎えるのか!?
とにかく、クラムベリー、あいつはやばい。森の音楽家?森の殺人鬼の間違いだろ!? そしてこの状況になっても、他の魔法少女を信じるシスターナナ。ハードゴアアリスの目的は? スノーホワイトはこの状況にどう対処していくのか? 物語は更に動き始めました。次回も目が離せません。