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スノーホワイト
リップル
ラ・ピュセル
トップスピード
カラミティ・メアリ
ねむりん
ルーラ
スイムスイム
ミナエル
ユナエル
たま
マジカロイド44
シスターナナ
ヴェス・ウィンタープリズン
森の音楽家クラムベリー
ハードゴア・アリス
前回で7人まで減らされました。しかし、ルール変更という訳の分からない理由で、魔法少女は4人まで減らされることが前回のラストで明かされました。ううっ。もう、こんな辛いストーリーは観たくありません。でも、観てしまうのだけれど。
ハードゴア・アリス
ええっ? 遺書? この子がハードゴア・アリスだよね?
第1話で家の鍵を失くして、スノーホワイトに鍵を見つけてもらった女の子じゃないか! だから彼女はスノーホワイトに会いたがっていたのですね。
突然ですが、刑務所にいる父への面会シーン。
母親が父親に殺されてしまったのか。アリスって壮絶な過去を持っている子なんだな。しかも、実の父にもう面会には来ないでくれと言われてしまうのですよ。自分が誰にとっても不必要な存在じゃないかと考えてしまうアリスこと、鳩田亜子。
遺書を書いていたってことは、スノーホワイトに会えなければ死ぬ気だったのかな。その時、マジカルフォンにスノーホワイトからの会いたいというメッセージが届きます。
スノーホワイト「ごめん。呼び出しちゃって」
ハードゴア・アリス「いつでも、来ます」
ハードゴア・アリスってば本当に健気でいい子。
『まほいく』の中では一番好きなキャラ。
スノーホワイトはアリスがいつも持っているヌイグルミを今日に限って持っていないことに気がつきます。
「見つからなかったので」と答えるアリス。
前回のラストでアリスが拾ったぬいぐるみは実はミナエルが変身していたものだったのです。本物のぬいぐるみは例のゲリライベント現場に放置されています。ミナエルはハードゴア・アリスの正体を知るためにヌイグルミに変身したというわけ。その後、変身を解いたミナエルは仲間の元へ帰り、ぬいぐるみも消えたのです。
しばし語り合う2人。
ハードゴア・アリス「私はあなたと一緒ならいいだけです」
スノーホワイト「私もね。一緒にいてくれる人が必要なの」
ハードゴア・アリス「有難うございます。死なないで済みそうです」
初めて他者から必要とされたハードゴア・アリスちゃん。
でもこれで2人仲良くやっていけたらいいよなあ・・・
・・・って思った矢先、マジカルフォンを通して、ファヴによる脱落者の報告が読み上げられます。タイミング悪過ぎる!
シスターナナまでもが脱落(=死)し、しかも8人枠が4人になることを知らされ、絶句するスノーホワイト。
ファヴ「ゲームの仕様変更はよくあることだポン!」
ふざけるなと怒りを爆発させるスノーホワイト。
更に、その怒りを今度はそばにいたアリスにぶつけてしまいます。
スノーホワイト「この町に、もう魔法少女はいない!」
ハードゴア・アリス「いいえ」
アリスを突き飛ばし、マジカルフォンを投げつけたスノーホワイトは「もう私に構わないで!」、「ついて来ないで!!」と叫び、走り去るのでした。
またしても人としての関わりを拒まれてしまうハードゴア・アリス。
翌朝。雨。ハードゴア・アリスこと、鳩田亜子は学校に行くために家を出ます。
独り歩きながら思い出すのは刑務所にいる父に「もうここには来ないでくれ」と言われたこと、そして昨日の夜スノーホワイトに「ついて来ないで」と拒絶されたこと。ふと前方に目をやると、そこにはレインコートに身を包んだスイムスイムの姿。
スイムスイム「ハードゴア・アリス」
ハッと気がついて逃げる亜子。しかし、スイムスイムの武器が彼女の背中を捕らえます。
傷を負ったまま逃げる亜子。それを追うスイムスイム。
逃げながら亜子はスマホを買って『まほいく』のゲームをしたことや、ファヴに選ばれて魔法少女になった日のことを思い出していました。
人ごみのない路地へ逃げ込んだ亜子。何故なら、一般人に正体を知られた場合、魔法少女の資格を剥奪されてしまうからなのです。だから変身する時は回りに人が居ない場所でないといけないのです。
「ここなら」
しかし、彼女の期待は裏切られます。水溜りの中からスイムスイム登場。亜子がハードゴア・アリスに変身する間もなくスイムスイムの武器で・・・!!
うわああああああああああああ!!
やめろおおおおおおおおおおお!!
ハードゴア・アリスが所持しているレアアイテム、<兎の足>が血に染まる・・・!
ちなみに、<兎の足>とは説明によれば、
「ピンチの時にラッキーなことを起こすよ!でも、救われるかどうかは運次第」とのことです。使えねー!!
その頃、小雪は変身していないのに、困っている人の声が聞こえるという現象に遭遇。
ええっつ? 変身してないのに声が聞こえる・・・!
死ぬ間際のハードゴア・アリスの悲鳴がスノーホワイトを呼んでいるのです。
変身し、声の主を探すスノーホワイト。
ハードゴア・アリスの声が聞こえます。
「元気づけてあげたかった」と。
そして、スノーホワイトが見たものは・・・!
血に染まる一人の少女。
ハードゴア・アリス「あなたがいれば、この町から魔法少女はいなくならないって。
そう言ってあげたかったのに・・・。 昨日、上手く言えなくて・・・」
アリス絶命・・・。
スイムスイムVSクラムベリー
スイムスイムの次の標的はクラムベリー。
山中の一軒家でピアノを奏でるクラムベリーと会話をしているのはファヴ。
クラムベリーは魔法少女を4人倒したスイムスイムに興味があるようです。
そして、クラムベリーとファヴの間で、これは物語の核心に迫るのではという会話がなされます。
ファヴ「そろそろ途中経過を魔法の国に送るけど、何かあるポン?」
クラムベリー「適当でいいですよ」
ファヴ「マスターは選抜試験の進行役なのに無責任ポン!」
クラムベリー「責任? 真実を伝えてない時点で、最初からアウトでしょ。魔法少女になった時点から、自分たちが選抜試験を受けているという」
ファヴ「魔法少女人材育成計画に則った報告書を適当にでっちあげとくポン!」
クラムベリー「血の赤い色で彩られた殺し合いを、牧歌的で平和な良い子の試験に見せかけておいて下さい」
これは一体・・・?
魔法の国が人間界に人材を求めていて、それの選抜試験ってことなのでしょうか。選抜試験は平和に公正に行われるべきなのでしょうが、今回の試験進行役であるクラムベリーが狂ってるからこんなことになっていると見るべきなのでしょうか。
そして、リップルは。
トップスピードが死んだのは自分のせいだと。
悔やんでも悔やみきれません。
「あいつだけは!!」
決意を固めます。
さて、クラムベリーを襲うべく、山中にやってきたスイムスイム一行。
ミナエルとたまが奇襲をかけようとしますが、恐ろしく耳の良いクラムベリーは全てお見通しの様子です。
クラムベリーの投げた石により、たま負傷!!
何かを探し歩くクラムベリー。
突然、岩に手刀を突き刺す!!
岩はミナエルが魔法で変身していたものだったのか!
ミナエル死亡。
次回に続く!!
感想
遂に、残り5人になってしまいました。血に塗れた選抜試験です。クラムベリーとスイムスイムの対決が気になるところですが・・・。
その前に!
ある意味不死身だったハードゴア・アリスがこうもあっさりと殺されてしまうとは思いませんでした。ミナエルの作戦勝ちなのは分かります。分かりますよ。
だけど、ううううう。
悲し過ぎます。鳩田亜子の過去と現在って悲惨じゃないですか。父が母を殺したせいで、現在も孤独。実の父からも拒絶され。そんで、助けてくれたスノーホワイトに憧れて、自分も魔法少女になって、スノーホワイトと仲良くなったのも束の間、今度はスノーホワイトの誤解とは言え、彼女に拒絶されてしまうという。その翌日にスイムスイムの凶刃にかかってしまうという。救いがないよ~。
推しキャラの死は本当に悲しいです。