怒涛のキラーチューン降臨!
突然ですが、『シンフォギアXV』の第1話特殊エンディングで使用され、先日放映された第8話の挿入歌としても使用された超絶カッコいい名曲「FINAL COMMANDER」がいきなり配信リリースされました!!
うおおおおおおおおおお!!
やったぜ~!!!
・・・と言う訳で、今日はこの名曲「FINAL COMMANDER」をレビューします。
レビュー
水樹奈々「FINAL COMMANDER」(2019年)
お気に入り度:
★★★★★ ★★★★★(10/10)
オーケストラサウンドと混声合唱で幕を開けて疾走していく様は、まさに「雪崩れ込んでいく」と表現するのが相応しいドラマティック過ぎる展開で、その緊迫感のあるシンフォニック・サウンドに奈々さんのエモーショナル過ぎるヴォーカルが繰り出され、聴き手のシンフォニックゲインはMAX!!
幾度も感情に揺さ振りをかけてくる、哀しみを纏った歌メロ・・・!
ダークな曲展開の果てに感じる希望・・・!
パーフェクト!!
まさにシンフォギア最終作の挿入歌として完璧なキラーチューンです。
歌詞はシンフォギア装者たちのことを表しているようにも思えますが、実は風鳴翼の想いを表していると考えるのが一番近いのかな?
<FINAL COMMANDER>=<最後の指揮者>、あるいは<最後の司令官>とは一体誰を指すのでしょうか?
歌詞の中の
「運命の指揮-タクト-に弄ばれて・・・」
からイメージするのはシリーズ最大の黒幕である風鳴訃堂。
しかし、サビのパートにおける
「我が我である意味を 再び立ち上がる力を 今、取り戻せ」
という詞を見る限り、<最後の司令官>とは翼や装者たち自身のことを表しているようにも考えられます。
自分自身が司令官。
最後に自分に自分の行動を命令する者。
つまり、<FINAL COMMANDER>。
毎回クライマックス級の展開を見せている『シンフォギアXV』。
その結末は未だ見えませんが、きっと救いがあると信じています。
この曲、ラストに聖詠のメロディをさりげなく組み込んでいるのも凄いですよね!!