山岸由花子のスタンド名は「ラブ・デラックス」。自身の髪の毛と一体化し、自由自在に動かしたり、伸ばしたりすることが出来ます。そのスタンドを使い、広瀬康一君を<立派な男に教育する>ために、拉致監禁してしまいます!! 恐ろしや。しかし、康一君も由花子のいいなりになってばかりいる訳ではありません。何とか脱出しようと試みるのです。
電気椅子を作っていることを笑顔で話す由花子さん!! ひいいいいッ! 立派な男になる前に殺されちゃうよ!
由花子さんは思い込みが激しいので、「エコーズACT1」の能力で、音を染みこませようとしても、無駄! 全く響かないし、文字が剥がれてしまう! 言っても無駄とはまさにこのこと!
「エコーズACT1」の応用。プッシュ音を響かせて、電話をかける。公衆電話っ! 携帯電話やスマホが普及した今では見かけることも殆ど無くなりましたが、原作が描かれた1992年頃にはまだ公衆電話は人々にとっては必要不可欠な存在でした。
「エコーズACT2」登場!
戦闘中に、ドスンと落ちる「ACT1」。土色になり、まるで蛹のようです。康一君は一瞬、エコーズが死んでしまったと絶望しますが・・・。
新しいエコーズが誕生!! 「エコーズACT2」!! 進化・成長する毎に形態が変わるスタンドなんですね。
「ACT2」の能力は、貼り付けた擬音に触れると、その擬音の効果が実体化として現れる!!
例えば。これは崖が崩れて、海に落下する由花子。落下する先には鋭く尖った岩が! このままじゃ、彼女は岩に串刺しにっ!?
しかし、岩は彼女をボヨヨ~ンと撥ね返したのでした。なぜなら。
既にACT2の能力で、岩に「ボヨヨオン」の擬音がつけられていたから。
ラブデラックスVSエコーズACT2の戦い、つまり山岸由花子と広瀬康一の戦いは、康一君の完全勝利に終わります。心身共に完全敗北を認めた由花子は、康一のことをますます好きになるのでした!! 全然相手にされなくても、ただ想っているだけで、それだけで幸せだそうです。見てください、このすっきりとした表情。
何故彼女が白髪なのかと言えば、「エコーズACT2」の爆発音の感覚が由花子の髪の毛のスタンドにダメージを与えたから。
山岸由花子の異常な愛情を一方的に向けられた康一君。まさにホラー/サスペンス映画のよう緊張感とスリルがある回でした。由花子の異常性が恐怖でしたが、逆ギレし、感情が爆発し、言葉遣いが下品で乱暴になった彼女はまた別の意味で最恐でした。愛する康一君に向かって「ヘナチン野郎」って言っちゃうんですもの。恋愛、ホラー、サスペンス、バトル・・・と様々な要素が詰まった2回でした。
次回は、グルメ回!!!
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』公式サイト