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FORBIDDEN(フォビドゥン)4thアルバム『Green 』レビュー



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Hiroです!

今日は元スラッシュ・メタルバンド、FORBIDDENの4thアルバムを紹介したいと思います。

時代の流れに影響され、脱スラッシュ・メタルを図りモダンでヘヴィなサウンドへと方向転換したFORBIDDEN。彼らの持ち味であるスピード、美旋律、そして研ぎ澄まされたリフ等を封印して作られた前作『Distortion』は、グルーヴ感を全面に押し出したミドルテンポの楽曲には残念ながら惹かれるものはありませんでした。

それから3年後にリリースされたのが今日紹介する『Green』です。

果たして・・・?


レビュー

 

グリーン


FORBIDDEN『Green』(1997年)

(1)What Is The Last Time?
(2)Green
(3)Phat
(4)Turns to Rage
(5)Face Down Heroes
(6)Over The Middle
(7)Kanaworms
(8)Noncent$
(9)Blank
(10)Focus


Produced by Patrick Coughlin & FORBIDDEN

Russ Anderson(vo)
Craig Locicero(g)
TIm Calvert(g)
Matt Camacho(b)
Steve Jacobs(ds)

お気に入り度:
★★★★★ ★ (6/10)

 
前作がアレだったし、本作品も同じような路線と聞いていたので正直期待していませんでした。オープニングの「What Is The Last Time?」がミッドテンポでムーディーな曲で「ああ、やはり・・・」と。

しかし、2曲目の「Green」はアップテンポでなかなかいいな・・・と思っていたら続く「Phat」は立てノリのヘヴィ・ロック!

前作とはやや質感が違いますね。でも、前作より全然イイ!! スラッシュさは皆無ですが、このワイルドで立てノリなサウンドはカッコいい。曲がコンパクトになり、聴きやすくなったのもポイントが高いです。ヘヴィロック路線になり2作目ということで、曲作りもこなれてきたのでしょうか。(3)「Phat」、(6)「Over The Middle」、(7)「Kanaworms」、そして(8)「Noncent$」あたりは楽しめました。

とは言え、リフや歌メロのフックは弱く、総じて曲は淡白な仕上がりのため印象に残りません。当然、1stや2ndアルバムを聴いたときの様な興奮や感動もありません。そういった意味では脱スラッシュを図りながらも『ブラック・アルバム』というモンスター級のアルバムを作り上げたMETALLICAやモダンでカオスなヘヴィサウンドにキャッチーさを融合させたSLIPKNOTはやはり偉大なのだなあと思いました。

グリーン

グリーン