どうも、Hiroです。
今日は、先日デビューアルバムを紹介した、ブリティッシュ・プログレのLEGENDの2ndアルバムをレビューしたいと思います。
レビュー
LEGEND『Second Sight』(1993年)
(1)Dance
(2)New Horizons
(3)The Healer
(4)The Wild Hunt
(5)The Legend
(6)I Close M Eues
(7)Mordred
-bonus-
(8)Toccata / Light In Extension(live)
Dabbie Chapman(vo)、Paul Thomson(g)、Steve Paine(key)、Martyn Rouski(b)、John Macklin(ds)
Produced by Steve Paine & Jon Moreau
お気に入り度:
★★★★☆ (4.5/10)
最初に言っておくと、本CDで一番インパクトがあるのは8曲目のボーナス・トラック!
名曲「Light In Extension」のライヴ・ヴァージョンで、しかもバッハの「トッカータとフーガ ニ短調」からの流れという神構成!
サウンドも良いですし、スタジオ・ヴァージョンに比べてややハード。
いや~、しつこいようですが「Light In Extension」本当に名曲です。
・・・という部分を再確認したところで、CD本編のレビューに移ります。
デビュー作に比べ、てサウンド・プロダクションが向上しているのがハッキリと分かります。
しかも、メンバーチェンジがあり、リズム隊が替わりました。
前作の欠点と言っても過言ではなかったドラムが替わった!
これはかなり大きいです!!
ただし、デビー嬢のヴォーカルの線は相変わらず細いですが。
プロダクションが向上した分、余計にヴォーカルの弱さが目立ち、気になってしまいます。
次に楽曲について言えば、魔術をテーマにした(1)「Dance」は神秘的な雰囲気のあるミッド・チューンで、これは文句なしに素晴らしいです!! 歌メロにもフックがあるし、何より、スペーシーな音色のキーボード・サウンドが奏でる旋律はイマジネイションを刺激します。ギターも頑張ってるしね!!
そして、憂いを含んだメロディが非常に美しい(3)「The Healer」はとても感動的なので、一聴の価値ありです!!
ただ、その他の楽曲について言えば、正直つまらないと思いました。
特に歌メロに魅力がないです。
まだ前作の方がキャッチーさはあったかな?
10分以上の大作が2曲も収録されていまして、そちらはインスト・パートはとてもスリリングなのですが、そこに至るまでの歌メロがやはり弱いので聴いていて辛いですし、曲がただ長いだけという印象は拭えません。