表紙は帝国の双璧!!
来ました! フジリュウー版『銀英伝』も第5巻です。もう~、待ち遠しかったよ~!! 今回のカヴァー表紙にはついにこの二人が!! 帝国の双璧と謳われることになるミッターマイヤー(左)とロイエンタールが登場です!! しかも、帯には<新造戦艦ブリュンヒルト>の文字がッ! 毎回言ってますが、こんなにも待ち遠しい作品はありません!
5巻の内容と見所(ネタバレあり)
第三次ティアマト会戦終結!
帝国軍を次々と打ち破っていく同盟のホーランド艦隊ですが、ラインハルトの方が一枚上手でした。ラインハルトの策に嵌り、反撃を喰らったホーランド艦隊は壊滅してしまいます。ラインハルトはしかし、ホーランドを称えていましたね。ホーランドもラインハルトをみごとだと称え、最期に「俺も古い人間だったか」と悟るのです。さらば、ホーランド。我々は君の勇姿を忘れない!! その一方で、ラインハルトに汚物は去れと怒鳴られる、ノルデン少将・・・。
新造戦艦ブリュンヒルト登場!
ティアマト会戦の功績により、ラインハルトは大将に昇進します。大将は皇帝から専用の旗艦が与えられるのですが、ラインハルトは今の戦艦のままで十分だとこれを辞退する意思があったようです。しかし、新造戦艦ブリュンヒルトの姿を一目見た時のラインハルトのはしゃぎよう! ブリュンヒルトは他の艦に比べて、デザインが未来的というか、洗練されていて非常に美しいのです。まさにこれは運命の出会いと言っても過言ではありません。事実、ラインハルトは生涯、このブリュンヒルトで戦い続けたのですから。
ロイエンタールとミッターマイヤー登場!
後に、帝国軍の双璧と呼ばれる、ロイエンタールとミッターマイヤー。ある雨の晩、ロイエンタールはずぶ濡れになりながらラインハルトの帰宅を待っていました。貴族に囚われたミッターマイヤーを救って欲しいと、ラインハルトに頭を下げるロイエンタール。
ミッターマイヤーは民間人の老婦人を暴行し殺害した己の部下を、軍規に則って処刑したのですが、その部下というのが、大貴族ブラウンシュヴァイク家の親族だったことから、ブラウンシュヴァイク公の甥フレーゲル男爵に目を付けられ、貴族の秘密警察に囚われてしまったのでした。本巻でもフレーゲルのクズっぷり、変態っぷりがこれでもかと言うくらいに描かれています!
ラインハルトはロイエンタールとミッターマイヤーの忠誠を条件に、この件を了承し、ミッターマイヤーを救出するのです。大貴族との全面対決が描かれる日も近いですね。楽しみすぎる。
第四次ティアマト会戦!
巨大ガス惑星レグニッツァ上空で行われる同盟軍と帝国軍の戦闘。ブリュンヒルトの初陣でもあります。そして、私達は早くもロイエンタールとミッターマイヤーを伴ったラインハルトの戦いを見ることになります。それにしても、同盟の司令官は今のところはアホばっかりや・・・。
口先が上手いだけの煽動政治家ヨブ・トリューニヒトが不気味。実際、やば過ぎるやつですからね。今後、ヤンも徐々に政治に巻き込まれていくことになるのですが、トリューニヒトほどゲスな奴はいませんからね。
第6巻は5月19日発売予定!!
惑星レグニッツァでの戦いの行方が楽しみです!!