BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』第1話 感想 ミュージカルからの少女同士の激バトルという超展開!



スポンサーリンク

遂に始まりましたね。
『少女☆歌劇レヴュースタァライト』。
原作がミュージカルということで、アニメは一体どのような感じになるのかとても興味がありました。
ミュージカル見てないけど、初見の私にもついていけるのかという、多少の不安はありつつも、殆どワクワク感と期待感しかありませんでした。
予想以上に面白かったですね。
主人公、愛城華恋と12年振りに再会した幼馴染との関係や、謎の地下劇場で行われるレヴューやオーディション、少女同士のバトル(!!)、そしてキリン!?
今後どうなってしまうのか!?

さて、第1話「舞台少女」の感想(ネタバレあり)にいく前にお知らせが。


現在YouTubeの公式チャンネルで、第1話を公開中です。

まだ観てないよ~、ネタバレ嫌だよ~って方は最初に第1話をご覧下さい。

 

youtu.be



第1話「舞台少女」

愛城華恋は舞台で生きてゆくことを夢みる舞台少女。聖翔音楽学園でレッスンに励む彼女の元に転入生がやってきた。神楽ひかり。彼女こそ幼い日に別れた華恋の幼馴染みで、憧れの舞台「スタァライト」に一緒に立つことを約束した運命の舞台少女だった……(公式より引用)

 

å°å¥³âæ­å ã¬ã´ã¥ã¼ã¹ã¿ã¡ã©ã¤ã 1話 ææ³ 56

 

 

アバン


そう、彼女たちは舞台少女なんですね。
アイドルっぽい要素もあるかもしれないけど、舞台で輝くことを目指して日々レッスンに励んでいるというしっかりした目標設定があるので観ていて安心ですね。
いよいよ開幕し、アバンは劇になっています。

「スタァライト。それは星の光に導かれる女神たちの物語」

「ぶつかり、争い、すれ違いながらも結ばれていく絆」

アバンだから短いのですが、ミュージカル仕立てでこの作品がどういうものなのかを説明していて、これはとても分かり易いと思いますね。
しかも、メインキャラの8人が倒れているシーンが映し出され、「その8人の物語・・・」、「その8人の歌は・・・」と8人を強調。
でも、メインキャラって9人いるんですよね。
ここに何か重大な、この作品のキーとなる秘密が隠されている気がします。
それにしても、作画が気合入ってますね、素晴らしい!!

戯曲スタァライト


前半を通して、彼女たちの学園生活がどういったものなのかを描いています。
主人公たちのいるA組は俳優育成科で、ここで彼女たちは日々、歌・芝居・ダンス、そして日本舞踊のレッスンに励んでいると言うわけです。
そして、昼休み。学級委員長を務める星見純那が<第100回聖翔祭オーディションのお知らせ>を持って華恋を訪れます。
そこには<九九期生 戯曲スタァライト>の文字が!
この作品のタイトルが実は演目名だったことを視聴者はここで知ることになります。
しかも、メインキャストは8名って書いてあるんですよね。
で、「今度も名前付の役が貰えたらいいな~」って言うのに対して、露崎まひるは「私と華恋ちゃんで運命の2人(=主役)とか」と返しますが、華恋はそんなの無理だよばかりに、「次も天堂さんとクロちゃんがメインでしょ」と。
天堂真矢と西條クロディーヌの2人は作中では演劇界の天才として位置づけられているようですね。
ところが、純那は「オーディションもしてないのに、誰が主役か勝手に決めないで」と華恋に迫ります。
<スタァライト>で主役を掴むということに対しての純那と華恋の思いの違いがここで明確になるわけです。
そして、実は人知れずオーディションは既に始まっていたことが純那のスマホ画面によって判明・・・!

 

神楽ひかり


後半は突然の転入生がやってくるシーンから始まりました。
12年振りに帰国して、聖翔音楽学園に転入した神楽ひかり。
イギリスの王立演劇学院に在籍していたという彼女はさっそくレッスンでその才能を見せつけます。
華恋の幼馴染らしいのですが、華恋に対しての態度が冷たすぎるッ。
幼馴染に再会出来て超嬉しい華恋と、クール&ミステリアスなひかりの温度差があり過ぎて、絶対にこれは何かあるなと。
(この2人のやり取り、『まど☆マギ』のまどかとほむらのそれを彷彿させます。華恋のことが気になっているのだけど、理由があって素直に感情を出せなくなっている?)
実際、ひかりは幼い頃に華恋と撮った写真をいまでも大切に持っているのですからね。
とにかく、今後の台風の目となりそうなキャラですね。
真矢様からは「心が見えない」と評価されているあたり、抱えている闇は深そう。
皆と打ち解けるのはまだまだ先になるのでしょうか。
あと、メインキャラの8人がきっとA組の中でもトップ8なのでしょうが、そこにひかりが転入してきたことによって、熾烈な争いが勃発していくことは間違いないでしょう。
現に華恋のルームメイトである露崎まひるはひかりの出現によって既に心穏やかではなくなっている訳です。

地下劇場でのバトル!バトル!バトル!


いや、超驚きでした!
ひかりの後を追って、学院に戻った華恋は隠しエレベーターで学院の地下劇場まで落とされてしまいます。
まあ、こういう展開もあるよね。
と思いきや、地下劇場では神楽ひかりと星見純那によるミュージカルが始まり・・・?
えええええッ?
ミュージカル展開かと思いきや、闘っている!?
ひかりは短剣、純那は弓矢。
互いに真剣勝負!!
歌いながら縦横無尽に動き、次から次へと攻撃を繰り出す様は『戦姫絶唱シンフォギア』も真っ青になるほどのスピーディーなバトル展開!!
矢が飛び交い、短剣が煌く!
いや、死ぬだろ、これ!!
しかも、観客席で私と同じように唖然としている華恋の横には気がつくとキリンが!!
どうなってるの?
そんな驚きをよそに、舞台では歌とダンスが織り成す<情熱のレヴュー>が始まってしまい、画面に釘付けです。
レヴュー曲(挿入歌)のタイトルも「世界を灰にするまで」と、なかなかシリアスな感じで聴き入ってしまいました。
しかも、キリンが華恋に対して、なかなか辛辣なことを言うんですよ。
「朝も1人じゃ起きられない。主役になれなくてもいい。そんな方はお呼びではありません」と。
でも、それで華恋に火がついた!
この後に驚きの超展開が待っていたのです。
画面に映る<アタシ再生産>のロゴに続く、スチームパンク感のある縫製工場での衣装作成シーンからの変身・・・・つまり、これは変身バンクなんですね~。
何言ってるか分からんって人は最後の5分間を見て下さいっ!
変身を終えた華恋が最初に口にする台詞が「99期生愛城華恋!みんなをスタァライトしちゃいます!」。
うん、これはどういう意味なんでしょうかね~。
そこから決闘に乱入(しかも、専用曲付!!まさにシンフォギア!)して、超人的な強さで星見純那の攻撃を破って、上掛けを落とし、見事に勝利!
ここでオーディションは終了!!!

星のダイアローグ


今回は特殊エンディングで、OP曲「星のダイアローグ」がラストにかかったのですが、凄くミュージカル的で勇ましくて、ドラマティックなんですよ!
特に、オーケストレーションの使い方とか、ツボにはまりました!

気になったこと


いや、凄ェーカッコいい展開だったし、観ていて気持ちが良かったのですが、冷静に考えたらオーディションに乱入したら駄目でしょう。
しかも、ひかりと純那2人のレヴュー対決だった訳ですから。
華恋はひかりを助けられたと思っているけど、ひかりは華恋に向かって「バカ! バッ華恋!」と叫んでいることからも、華恋に介入して欲しくなかったことは明白です。
公式のキャラクター紹介だと、純那は両親の反対を押し切って舞台の道を選んだが、天性の才能を持つ真矢たちとの差に悩みもがいている少女となっています。
これは、本当に個人的な感想なのですが、それだけ舞台女優に真剣に向き合っている子が、キリンに火をつけられたとは言え、あるいは主人公補正があるとは言え、さっきまで「名前のある役が貰えれば主役になれなくてもいい」という考えの華恋に一発で負けてしまうのは、冷静に考えるとちょっと納得いかないところもありますね。

総評


スタァライトされちゃいました!!

前半は学園生活がどんなものなのかや、主人公とそのクラスメートたちの様子を描き、後半で超展開! 
だけど、作画と音楽と脚本の凄さで、観るものを捻じ伏せたって感じですね。
いや、久々に充実した30分でした。
今後もAパートで日常を描き、Bパートでバトるんでしょうか。
そして、徐々にキャラの掘り下げもしていくのでしょう。
次回「運命の舞台」も今から楽しみで仕方ありません!

あと、これだけは言わせて!

華恋が使っている恐竜の目覚まし時計を商品化してくれー!!
アレ、凄く気に入ったので。