再生産総集編
コロナ渦の影響で公開が延期になっていた『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド ロンド ロンド』が8月7日より公開となりました。すぐにでも観に行きたかったのですが、なかなか時間が取れずに1週間が経過してしまいました。
ですがっ!
8月14日、16日と計2回観て来ました!!
やっほ~い!
ただ、タイミングが悪く来場者特典は貰えず、パンフレットも品切れでした。
パンフレット至急、<再生産>して下さいな!!
両日とも同じ席で鑑賞。
レイトショーだったので、人がいなくてほぼ貸し切り状態でした!
完全新作の映画は来年に公開される予定なのですが、今回はそれに先立ち、TVシリーズの総集編となっています。
ただし!!
ただの総集編ではなくて、公式も言っているように<再生産総集編>となっています。
<この先ネタバレあり>
ロンド ロンド ロンド
新規カットを加え、各レヴューをギュッと圧縮した濃密な2時間。「ああ、そうきたか!」というような編集がされていて、TVシリーズを観た人でも新鮮な気持ちで楽しめることでしょう。物語は大場ななの視点で回想されます。反対に、この総集編が初見という方にはちと厳しいかもしれませんね。本作は地下オーディションでのレヴューを中心にまとめてあるので、日常系のシーンはほぼカットされています。普段のキャラクターの性格とかクラスでの立ち居地だとか、人間関係などの描写も浅くなってしまっていますので、そのあたりの理解は不十分になってしまうかと。
劇場版では舞台少女らがレヴューをする舞台装置に名前がつきました。
例えば、星見純那と愛城華恋がバトる時の装置名は<眼鏡遺跡>!
華恋と真矢様がバトる舞台装置名は<鳥バード 2018>
鳥バードって何だよ(笑)
レヴュー曲も再アレンジが施されています。
面白いなと思ったのは、電子音アレンジされた「恋の魔球」。
その名も「恋の魔球(7回裏)」!!
名曲「花咲か唄」も「宵・花咲か唄」とタイトルを変えて、和ロックからもっとテンポを落とした演歌っぽいアレンジに変えてきました。
ショック! ラストシーンの謎
TVシリーズでは第100回聖翔祭で2度目の「スタァライト」を演じ、ラストを綺麗にまとめましたが、『ロンド ロンド ロンド』におけるラストは衝撃的でした。
血溜まりに沈む舞台少女たち・・・。
どういうこと?
まだ、悲劇は続くのでしょうか?
色々考えてみましたが、良く分かりませんでした。
う~む。これはTV版とはまた別の時間軸での物語なのでしょうか?
また、最初から最後まで常に他の舞台少女よりも上位の存在(どちらかと言えば、あのキリンに近い)として描かれている大場なな。彼女は一体? 最後、彼女はひかりを待っており、まさにレヴュー対決が始まるような雰囲気でした。ばななちゃん、また病んでるような感じだったし。
うわ~、謎だらけじゃないですか。
今回の劇場版がBlu-ray化されたら、繰り返し鑑賞してじっくりと考察してみたいです。
主題歌である「再生讃美曲」とレヴュー曲のリ・アレンジ・ヴァージョン、実は既に配信版でリリースされているのですが、私は来月に出るCDを待ちたいと思います。
予告編1
予告編2
主題歌「再生讃美曲」リリックビデオ