BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【レビュー】IRON MAIDEN 6th Album『Somewhere In Time』



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IRON MAIDEN『Somewhere In Time』(1986年)

(1)Caught Somewhere In Time
(2)Wasted Years
(3)Sea Of Madness
(4)Heaven Can Wait
(5)The Loneliness Of The Long Distance Runner
(6)Stranger In A Strange Land
(7)Deja-Vu
(8)Alexander The Great

Produced by Martin Birch

Bruce Dickinson(vo)、Dave Murray(g)、Adrian Smith(g)、Steve Harris(b)、Nicko McBrain(ds)


Hiroです。

今日はIRON MAIDENの6thアルバムを紹介します!!

映画『ブレードランナー』の世界を彷彿させるような、近未来的なアートワークに目を奪われます。サイボーグ化したエディがかっこいい!! この作品で彼らは初めてシンセギターを導入しました。


(1)Caught Somewhere In Time

クリーントーンのギターとシンセがミディアムテンポで美メロを奏でるイントロから、ドラマティックに疾走開始!! 早くもキラーチューンが登場です。長いギターソロとツインリード、そして相変わらず激しいベース、伸びやかに歌い上げるヴォーカル・・・と、文句なしにカッコいい超名曲。スティーヴ・ハリスによる7分超えの大作ですが、キラー過ぎて全く長さを感じさせません。



(2)Wasted Years

エイドリアン・スミスによる超名曲!! イントロから炸裂する、メロディアスでクールなリフは一度聴いたら耳から離れません。ヴォーカルの入り方もドラマティック! 歌メロも完璧です。キャッチーなのに、この曲のサビが持つ高揚感と来たら! それに、哀愁も感じさせるんですよね。ギターソロもやば過ぎ!

バンドのこれまでや、メンバーのオフショットも見られるPVも最高です。色々なタイプのエディもたくさん出てきます!!





(3)Sea Of Madness

ミディアムチューン。じっくりと歌い上げるヴォーカルのバックで、相変わらず激しいリズム隊! 特に、ベースがいつも以上にバキバキ鳴っています。中間部のインストパートの展開がメロディアスで非常に叙情的です。エイドリアン・スミス作。



(4)Heaven Can Wait

これまた名曲です! 曲も歌メロもポップでキャッチーなので、ブルースとエイドリアンの共作かと思いきや、実はスティーヴ・ハリスによる作曲。長年ライヴでの定番曲でもありましたね。中盤の「オオオ~」って合唱パートは燃える。後半のインストパートのスリリングな展開を聴くと、やっぱりスティーヴの曲なんだなと思いますね。曲自体も7分以上あるし。



(5)The Loneliness Of The Long Distance Runner

こちらも超名曲です!! 叙情的なイントロから疾走開始!! ブルースが切迫感のあるメロディラインを唄います。最初のサビの後に訪れる長いギターソロが実にドラマティック。美旋律を奏でるギターのトーンがクリアで綺麗なんですね。シンセの隠し味も効果的です。ツインリードで終わるエンディングも最高!!!



(6)Stranger In A Strange Land

エイドリアン・スミスによるミッドチューンです。この重厚な歌メロはいつものメイデンとは違う雰囲気があります。エイドリアンによる泣きのギターソロも聴き所です。





(7)Deja-Vu

デイヴ・マーレイとスティーヴ・ハリスによる共作。これも名曲!! 静かな泣きのギターによるイントロからメロディアスなツインリードで疾走。この曲は最初から最後までとにかく、メロディアスなクリーントーンのツインリードがたくさんフィーチュアされています。シンセのアレンジも素晴らしいです。



(8)Alexander The Great

8分35秒の大作。まるで大河ドラマを見ているかのようなドラマティックな曲です。荘厳な雰囲気の中、徐々に盛り上がる構成も素晴らしいですね。



・・・と言う訳で、メイデンの6thアルバムでした。

とにかく、名曲揃いのアルバムです。全体を通して、ツインリードがたくさんフィーチュアされているのもポイントが高いですね。ギターのトーンがクリアで綺麗です。本作で初めて導入されたギターシンセも効果的に使われていて、曲がよりドラマティックになっていると思います。

今でこそ、名盤扱いの作品なのですが、リリースされた当時はこのシンセギターの導入が賛否両論だったそうです。「メイデンにシンセサウンドは合わない」とか「軟弱になった」とかね。

どこが!? 全然問題なし!! ドラマティックでかっこいい、最高のアルバムじゃないの!! そう。カッコ良ければいいんだよ。それに、聴けば分かりますが、このアルバムでもメイデンの本質は全く変わっていません!!

ドラマティックで最高にカッコいい曲を聴きたければ、このアルバムお薦めです!!

Somewhere In Time

Somewhere In Time

  • アイアン・メイデン
  • ロック
  • ¥1600