祝!200巻!!
『こち亀』はもう10年以上読んでいませんでしたが、それでも昔は愛読していたこともあり、最終巻を買ってきました。最終回のタイトルは「40周年だよ全員集合の巻」。何か特別なエピソードになるわけでもなく、楽しいお祭り騒ぎの雰囲気で終了。コミックを読み終えた今も、これで終わりという実感がないですね。
ちなみに、コミックと週刊少年ジャンプとでは最終回のオチが違うとのこと。
長年、両さんに振り回されっ放しだった、愛すべき部長が表紙にいないってことで、一部のファンからは不満の声もありましたね。その部長は裏表紙にいます。帯を外さないと見えない!
一番最初のページには表紙の元になったイラストが織り込まれています。
その裏面をいっぱいに使い、コミック第1巻から200巻までの表紙がずらりと!! これは圧巻!!
通常のジャンプコミックの倍以上の厚みがあります。何せ、400ページですから!! 40周年で最終巻をキリのいい200巻にするために、ここまで引っ張ったのでしょうか。無理しやがって・・・!
昔と変わらぬ面白さ!!
10数年振りに読んだ『こち亀』ですが、予想以上に面白かったです! これを機に、再びコミックを読み始めようかと思いましたもの。ただ、単行本で揃えるのは収納的に厳しいので、Kindle版かな。
自動車の自動運転を扱った「新世代の巻」やドローン技術を扱った「ドローンバトルの巻」、コンパクトEVを扱った「EV-ISETTAの巻」と、常にその時々で話題になっていることをエピソードに取り入れているのは流石だと思います。秋元先生はこういうことをもう40年やっているわけですから。
ビッグワンガムを扱った「懐かしのビッグワンの巻」は両さんのマニアックな一面が顔を出すエピソードで、これも楽しかったです。
そして、「永遠の腕時計の巻」。これは夏春都が大切にしている、形見の腕時計についてのエピソードで、読んだ後にちょっと感動。こうした、ちょっといい話があるのも、『こち亀』の魅力ですよね。
最後に。
秋元先生、長い間本当にお疲れ様でした!!
期間限定で、『こち亀』のKindle版が無料でダウンロードできます。