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CHILDREN OF BODOM(チルドレン・オブ・ボドム)9th アルバム『I Worship Chaos』レビュー



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今日はCHILDREN OF BODOMが2015年にリリースした9thアルバムを紹介します。

ジャケットが素晴らしい!!

月明かりに照らされた死神。

幻想的で美しいですね。


さて・・・。

本作のレコーディング前にセカンド・ギターリストのローペが脱退します。当初は友好的な別れだったように報じられていましたが、後にローペが語ったところによると、バンド側からの一方的な解雇だったそうです。はっきりとした理由は解っていません。

なので、このアルバムではアレキシが全てのギターをプレイしています。

レビュー

 

I Worship Chaos


CHILDREN OF BODOM『I Worship Chaos』(2015年)


(1)I Hurt
(2)My Bodom (I Am the Only One)
(3)Morrigan
(4)Horns
(5)Prayer for the Afflicted
(6)I Worship Chaos
(7)Hold Your Tongue
(8)Suicide Bomber
(9)All For Nothing
(10)Widdershins
-bonus-
(11)Mistress Of Taboo(PLASMATICS cover)
(12)Danger Zone (KENNY LOGGINS cover)
(13)Black Winter Day(AMORPHIS cover)
(14)Cruel Summer(BANANARAMA cover)

Produced by  Peter Tägtgren、Mikko Karmila

Alexi Laiho(vo/g)
Henkka Blacksmith(b)
Jaska Raatikainen(ds)
Janne Wirman(key)

満足度:90%

 
5th以降、彼らのスタイルを保ちながらもモダン要素を取り込み、成長と進化を遂げてきたCHILDREN OF BODOMですが、今回の作品もその延長線上にあります。初期の頃の様式美全開クサメロ全開のメロデスを期待している方には不満かもしれませんね。

ただ、敢えて言わせて頂きますと本作も力作です!

先入観や固定観念にとらわれずに聴いてみれば、どの曲も高水準の完成度で、リフも歌メロも非常に練られているのが分かります。アレキシとヤンネもここぞという箇所でクールなソロをぶち込んできてますね。ヒンヤリとしたキーボードサウンドを効果的に使っているのは流石です。

キャッチーなミッドチューンと思いきや、予想以上に慟哭サウンドを展開させてくる「Morrigan」と北欧ブラックメタル然としたブラストビート全開のイントロからダイナミックなリフで押しまくる「Horns」が本作のキラーです!!



「I Hurt」
C.O.B節満載のアップチューン!リフも歌メロもフックがあって良い!

 

 「My Bodom(I Am The Only One)」
目の前に荒涼とした光景が広がってきそうなアグレッシヴチューン。
ひんやりとしたキーボードサウンドが効果的に使われています。

 

「Morrigan」
ミッドチューン。リフが哀メロ過ぎ!
じわじわと慟哭の世界が広がってきます。




「Horns」
北欧ブラック・メタルばりの様相を見せる疾走チューン!ブラストビートが心地良い!!狂ったようなキーボードソロもグッド!



「I Worship Chaos」
モダンでヘヴィ、そしてグルーヴィ。ヤンネのキーボードが実に効果的に使われていて、曲のドラマ性を高めています。



I Worship Chaos

I Worship Chaos

  • チルドレン・オブ・ボドム
  • メタル
  • ¥1681