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【レビュー】RYOJI SHINOMOTO『Children Of Bushido』



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紙ジャケは尊し!


1月、年明け早々に先行配信された「Lake Bodom」の衝撃から3ヶ月。

homuhomuhiro.hatenablog.jp


RYUJINのリーダー、Ryoji Shinomoto氏による、故アレキシ・ライホに捧げるCHILDREN OF BODOMのカヴァー・アルバムが遂にリリースされました。

CDは紙ジャケ仕様!

”あの”死神の鎌を武士が構えるという構図が素敵ですし、何よりもインパクトがありますよね。本当に美しいアートワークです!!








レビュー


RYOJI SHINOMOTO『Children Of Busido』(2025年)

(1)Lake Bodom
(2)Living Dead Beat
(3)Mask Of Sanity
(4)Hate Me
(5)Silent Night Bodom Night
(6)Follow The Reaper
(7)Bodom After Midnight
(8)Needled 24/7
(9)Downfall


クレジットによると全ての楽器・ヴォーカルはRyoji氏によるもの。CHILDREN OF BODOMの名曲たちが唯一無二の侍メタルサウンドによってアレンジされています。原曲のスタイルを変えることなく、基本は忠実に。楽曲に独自の響きをもたらしているのは三味線や、龍笛、和太鼓や二胡(中国の伝統的な擦弦楽器)などによる音色。

ボドムファンにとってはお馴染みのリフやフレーズを奏でていくさまが何とも新鮮です。それにしても和楽器が驚くほどに合う! 所々で登場する、「はっ!」という威勢の良い掛け声も ”和” って感じがしていいですね。CHILDREN OF BODOMのヤンネ・ウィルマンが、もしも和楽器を操っていたらこんなサウンドになったのかしら。そして、笛の音の響きがなんだか可愛いと思ってしまうのは私だけでしょうか?


一度聴いたら忘れられないほどに強力なメロディを持つネオクラシカルな「Lake Bodom」や「Mask Of Sanity」、「Silent Night Bodom Night」がRyoji氏が作り出すサウンドに非常に合うのは言うまでもないのですが、キャッチーな「Hate Me」やヘヴィでモダンな作風になった5thアルバム収録の「Living Dead Beat」のリフがこれほど和楽器との相性が良いとは!その中でも「Silent Night Bodom Night」と「Needled 24/7」は本作のハイライトじゃないでしょうか。基本は原曲のスタイルを維持しつつも独自の解釈によるアレンジが最大限に発揮されています。特に「Needled 24/7」は暴力的なギター以上に和楽器が大暴れし、シンフォニックな味付けもあります。エクストリームなのに雅! そしてラストの「Downfall」の美しさよ・・・。ああ、聴きながら書いてたら深く感動してしまって何だか涙が出てきたよ。

素晴らしい楽曲を残して突然この世からいなくなってしまったアレキシ・ライホ。その彼に対して深い敬愛を持ってアルバムを制作して発表してくれたRyoji氏に感謝です。きっとアレキシも喜んでいると思います。素晴らしい作品を届けて下さり、本当にありがとうございました。

 

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