今日はとても嬉しいことがありました。
親馬鹿とでも何とでも言って下さい。
とにかく、書きます。
うちの小学4年生の娘が初めて自転車に乗れるようになりました。
ちょこっと練習をしては諦め、放置し、思い出した時にまた練習して・・・の繰り返しで、全然乗れそうな気配がなくて正直、諦めていた部分もありました。
その一方で、何とか本人のやる気を引き出して練習をして、乗れるようになってもらいたいという思いもありました。
一昨年の誕生日に本人の希望で自転車を購入し、最初は喜んで練習していたのですが、徐々に練習することが嫌になってきた様子が見られました。
練習に誘っても渋ることが多くなりました。
乗れるようになったら遊びに行く行動範囲も増えますし、本人もそれは楽しみにしていたのですが、その思いが行動化することは難しかったのです。
コロナウイルスの影響で休校になった期間は練習するチャンスだと思いました。一緒に学校が休みだった長男が練習を見てくれたのですが、娘が練習したのは休学期間の最初の頃のほんの数回だけでした。
結局、自転車に乗れないままに学校が再開してしまいました。
これは当分無理かなあ。
そんな風に思っていました。
今日、娘は3時半頃に学校から帰って来ました。
(私は仕事休みでした)
娘は宿題を終えると、いつもならTVを見たりゲームをするのですが、今日は違いました。
「あのね。下の公園に独りで行って、30分位遊んできてもいい?」
独りで外に行くこと自体、あまりない子なので珍しいなと思いました。
いいけど、独りで何して遊ぶの?
「それは秘密。今日は独りで遊びたいの!」
ちょっと心配でしたがまあ、公園はマンションの隣だし、キッズ携帯もたせれば大丈夫かなと思ったので遊びに行くことを許可しました。
そして30分後。
まず娘からメールが届きました。
「今から帰るよ」
そのすぐ後に今度は電話です。
これはきっと、遊び時間の延長要求だな。
そんなことを思いながら電話に出ると。
「あのさぁ。私さぁ、自転車乗れるようになったよ」
何だって!?
凄いじゃないか!
今から見に行くよ!!
外に出ると、マンションの敷地内を自転車で走る娘の姿がありました。
い、いつの間に!?
この間まで全然乗れる気配すらなかったのに。
娘は「最初は公園で遊ぶつもりだったんだけど、急に思いついて。自転車乗れそうな気がしたからやってみたら上手くいったんだ」と、ちょっと恥ずかしそうに言いました。
だけど、ちゃんと乗れてる!
涙が出そうになりました。
本当は最初から自転車を試してみたかったのかな? でも、今まで乗れなかったからその恥ずかしさもあって、独りで遊びに行きたいって言ったのかも知れません。
でも、そんなことはどうでもいいです。
娘は娘なりに考えていたんだなあ。
もしかしたら、親が知らないだけで、練習していたのかも知れませんね。
娘よりも下の学年の子が自転車に乗れているのを見かけると、「どうしてうちの子は・・・?」って考えちゃうんですよ。
良くないですよね。
自分の子どもに対しては親の思いや意見を押し付けようとしてしまったり、色々と口を出してしまうことが多々ありますが、見守ることも大事ですね。
娘はまだまだクリアしなければならない生活上の課題がいくつかあるのですが、きっとこれらもそのうち解決するんじゃないかな。
今は出来なくても時期が来れば出来るようになる。
心に余裕を持って見守っていきたいです。
娘が自転車に乗れるようになった日
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