今月号のBURRN!でバンドのインタビューとCDレビューが掲載されていた、アメリカ出身のテクニカル・インストゥルメンタル・バンド、ARCH ECHOが気になったので最新EPをiTUNES STOREで購入してみました。
ボストンのバークリー音楽大学出身のメンバーが中心となって結成されたARCH ECHOの音楽はキーボードを主軸とした、プログレッシヴ・メタルにジャズ/フュージョンを合わせたようなものになっています。
レビュー
ARCH ECHO『Story Ⅰ』(2020年)
(1)To The Moon
(2)Strut
(3)Leonessa
(4)Measure Of A Life
Produced by ARCH ECHO
Joey Izzo(key)
Adam Rafowitz(g)
Adam Bentley(g)
Joe Calderone(b)
Richie Martinez(ds)
お気に入り度:
★★★★★ ★★★(8/10)
ちなみに、日本盤のCDにはボーナストラックとして5曲目にRUSHのカヴァー「YYZ」が追加収録されているようですね。
変拍子とリズムチェンジを交えたバンドの演奏はテクニカルですが、思いのほか曲はメロディアスでキャッチー! なので、とても聴き易いのです!テクニカルでプログレッシヴだと、ついつい大作主義に走ってしまうバンドもあるかと思うのですが、7分超えの大作(4)以外は4、5分台というコンパクトさ。スリリングかつ躍動感に溢れたポジティヴサウンドは実に爽快! サウンド的にも曲的にもゴリゴリのメタルという訳ではありません。ジャズ/フュージョンっぽい展開もあるし。でも、これがなかなかクセになるんですよね。どの曲も素晴らしいです。特に大作(4)「Measure Of A Life」なんて感動的ですよ!
リンク貼っておきますので、PVや試聴動画をチェックしてみて下さい!
そのうち、過去の作品もチェックしてみたいと思います。
「To The Moon」
「Strut」
全曲Full試聴!