BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

アニメ『はたらく細胞』第3話「インフルエンザ」感想:免疫オールスターズがインフルエンザを駆逐する!マクロファージ様が可愛い!



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今回はインフルエンザに感染しちゃったお話ですが、その前に。

このアニメの第1話が期間限定で無料公開中です!!
まだ観てない人は、是非是非チェックを~!!



ある視聴者からの質問

 

『はたらく細胞』毎週楽しみに観ています。
このアニメのOP曲「ミッション!健・康・第・イチ」がずーっと頭の中でリピートしています。
もはや、中毒と言ってももいいでしょう。
早くフルで聴きたいのですが、CDの発売はいつなんですか?


公式「8月22日発売です」 


ええ~遅ッ!

インフルエンザ襲来!


コミックでは読んでいてとっても楽しかった<インフルエンザ>回です。
インフルエンザウイルスに感染してしまった元一般細胞たちのゾンビ化と増殖がキモいし、恐ろしいですね!


ナイーブT細胞君がインフルエンザウイルスに襲われている時に遊走で颯爽と登場するのが白血球!
返り血を浴びながら敵をバッタバッタと倒していく姿はカッコいいですね~。
しかも、ウイルスを発見してからはレセプター(細菌などの敵を探知するレーダーみたいなもの)が反応状態になっていて、ウイルスを倒すとレセプターが収納状態になるのが描かれていて凄いなと思いました。
細かいことなんですけどね~、こういうの感動しちゃいます。
レセプターが収納される時の音もあったし!
それにしても抗原と一度も遭遇したことのない未熟なT細胞、すなわちナイーブT細胞君の前半のヘタリっぷりと言ったら可哀想で見ていられません・・・。

マクロファージ


白血球とナイーブT細胞君のもとへ押し寄せるインフルエンザウイルスの群れ!
ナイーブT細胞君に「お前は援護をしろ!」と指示する白血球。
ですが、ナイーブT細胞君はまだ抗原と戦ったことがなく、ひたすら敵であるウイルスを怖がっている軟弱者!
そんな、絶体絶命の白血球とナイーブの前に救世主現る!!
それは、清楚な白き衣に身を包み、血塗れの鉈を携えた美女(巨乳)。
彼女はマクロファージ。

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白血球の一種で、細菌などの異物を捕らえて殺し、抗体や免疫情報を見つけ出す能力があります。
死んだ細胞や細菌などを片付ける掃除屋さんでもあるそうですよ。
だから、このデザインなのかな?
「さあ。お仕事、お仕事」と言い、優雅に鉈を振り回して次々とインフルエンザウイルスを葬り去っていきます。
バックで流れている音楽も優雅な雰囲気でマル!!
最後、地面に鉈を突き立てるシーンが凄く好きです。
かっこいいなあ。
マクロファージの殺傷能力は高いんだぞ、皆!!

白血球の仲間が次々に登場!


マクロファージの働きで、体内でB型のインフルエンザウイルスが増殖していることが判明し、樹状細胞を通して、各器官に通達され、キラーT細胞が現場に急行します。
体内細胞のチームワークですね。
この過程で白血球の仲間たちがたくさん登場します。

おなじみ好中球(通称、白血球です)

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体内をパトロールしており、侵入した細菌やウイルスなどの異物の排除が仕事。

キラーT細胞

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ヘルパーT細胞の命令によって出動する、ウイルス感染細胞・癌細胞などの異物を認識して排除する殺し屋。キラー細胞の中には、同じ敵が出現した時に再び攻撃をしかけるように準備している、メモリーT細胞という種類も存在する。

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ヘルパーT細胞

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外敵侵入の知らせを受け、敵の情報を元に、的確に攻撃できるように戦略を決める司令官!!

ナイーブT細胞(Before) 

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細菌やウイルスなどの抗原に一度もあったことがない、未熟なT細胞。

エフェクターT細胞(After)


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ナイーブT細胞が樹状細胞に細菌やウイルスなどの情報を教えてもらい、活性化した状態のこと。

樹状細胞

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体内に侵入してきた細菌やウイルス感染細胞などの断片を抗原として提示し、他の免疫系の細胞に伝える役割を持っている。

 

マクロファージ

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 白血球の一種で、細菌などの異物を捕らえて殺し、抗体や免疫情報を見つけ出す。

B細胞

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細菌やウイルスなどの抗原に対して、抗体という武器を使って戦うリンパ球の一種。


免疫細胞オールスターズというくらいに、たくさん出てきました。
それぞれの細胞に役割があって、互いに連携し合って私たちの身体を細菌やウイルスから護っているのですね!
いやはや、凄いなあ・・・!!
ナイーブT細胞が活性化した、エフェクターT細胞の顔と声が変わって(CV小野大輔)、しかもインフルエンザウイルスを「オラ!オラ!・・・」で倒してて笑えました。
まんま、承太郎やんけ。

インフルエンザ1週間戦争

 

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どんどん増殖するインフルエンザウイルス。
インフルエンザウイルスは体内では8時間後に約100個、1日で100万個に増殖するらしいですよ!!!
各器官が協力し合って、インフルエンザウイルスとの戦いに勝利しますが、それでも沈静までには1週間かかっています。
途中でタミフルを投与された場合の体の反応も見てみたいですね。

終わったと思ったら、体の主が今度はA型インフルエンザに感染するというオチでワロタ。
ジョジョ化した元ナイーブT細胞君も瞬殺でしたから!
免疫細胞たちの過酷な戦いは続く!
型が違うと、B細胞の攻撃も全く効かなくなってしまいます!

総評


人間がインフルエンザに感染した時の免疫細胞の働き・各器官の働きが分かり易くて、とても勉強になりました。
体内温度が上昇(発熱)して、体内に侵入した細菌・ウイルスの増殖を抑え、同時に免疫系の活性化も促す。
体内の熱が逃げないように体の表面の血管を収縮させ、手足の表面温度が下がり、これにより寒気を感じるようになる。つまり、悪寒!
咳・くしゃみはウイルスなどの異物を体外に排出しようとするはたらき。
また、病気の時に食欲が落ちるのは、通常は消化活動に使われるエネルギーを病気治癒に費やすからなのだ・・・。
このアニメ、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたいなあ。

次回は「食中毒」。
またまた新キャラ登場!

 

はたらく細胞ゼミナール第3回

 

細胞博士こと、鈴川茂先生による作品解説です。
分かり易くてためになりますよ!!