はじめに
昨年に続き、今年も是非冬に聴いてみて欲しいなあと思う曲を紹介します。まあ、この時期に私が聴きまくっているプレイリストをだーっと書き出したようなものなんですが。昨年よりも5曲増えて、全30曲! 若干の加筆修正がありますが、新しく追加した曲を除けば、紹介コメントもほぼ同じです。紹介する曲もポップス、アニソンからハードロック、ブラックメタル、プログレ・・・と、ジャンルもごちゃまぜですが、お気に入りの1曲が見つかりますように!!
↓ちなみに、2015年版はコチラ↓
2016年版、この冬にお薦めのウィンターソング30曲!
1.Snow halation/μ's
μ'sの名曲中の名曲、「スノハレ」。初めて聴いた時、そのメロディの美しさや切なさに衝撃を受けました!! メンバー9人によるサビのコーラスも素敵!! これからも一生聴き続けたい冬の名曲。


2.Tears' Night/水樹奈々
冬と言えばこの曲! とても切なくて熱い曲で、奈々さんの力強いヴォーカルと攻めまくりのストリングスがドラマティックに駆け抜けて行きます。ドラマティック! 私は、「白い息が溶けて 溶けて重なり合う くちづけ」 って箇所が好き!

3.Crystal Letter/水樹奈々
続いても奈々ソン! 愛する人への想いを切実に唄い上げた、パワーバラードタイプのとても美しい曲です。切なくて感動します。この曲のPVも美しくてお薦め。微笑む奈々さんの姿に胸がキュン・・・。私はこのPVがきっかけで、ファンになりました!!
4.Silent Bells/遊佐未森
元レベッカ~フェビアンの古賀森男氏とのコラボ曲。意外とアップテンポなのですが、そのサウンドや遊佐未森さんのヴォーカルは冬の澄んだ空気を思わせますし、聴いていると、雪が止んでしんとした夜の街を「君」に会いに行く主人公の姿が思い浮かんで来ます。ファンタジックな雰囲気も◎。コーラスアレンジも素晴らし過ぎる!!

5.Snow Rain(ver.Blessing Wind)/八神はやて(cv植田佳奈)&リインフォース(cv小林沙苗)
「Snow Rain」には何種類かのヴァージョンがあって、昨年はTVシリーズの『魔法少女リリカルなのはA's』で使われたオリジナル・ヴァージョンを紹介したのですが、今年は劇場版のアレンジヴァージョンを。しかも、リインフォースとのデュエット! 美しくて切なくて、それでいて優しさや暖かさも伝わってくる名曲。『~なのはA's』を知らなくてもこの曲の素晴らしさは聴けば分かるはず!! 静かに、そして厳かな雰囲気を纏いながら始まるAメロ、切なさに溢れるBメロ。そして叙情性を一気に爆発させるサビ! 悶絶するしかありませんな。

6.December/ALL ABOUT EVE
歌姫ジュリアンヌ・リーガンを擁するイギリスのロックバンドが1989年にリリースした2ndアルバム『Scarlet And Other Stories』に収録された7分越えの大作バラード。メランコリックでゴシカルなサウンドと美しいメロディに酔いしれる・・・!

7.White Love/SPEED
かつてSPEEDに夢中だった時期がありました。今の季節になると、無性に聴きたくなる曲です。一度聴いたら忘れられない、強力な歌メロです。超名曲!! ちなみに私はSPEEDのメンバーの中では島袋寛子推しでした。

8.Snow Kiss/SPEED
切ない歌詞にキャッチーなメロディ。こちらも「White Love」に並ぶ名曲です!!

9.Theme Of Secrets/EDDIE JOBSON
元U.K.のキーボード/ヴァイオリン奏者エディ・ジョブソンのソロ・アルバムから。インストゥルメンタルです。冷たく美しいシンクラヴィァの音色が壮大なメロディを奏でます。個人的に凄く思い入れのある曲。詳細は2015年版の紹介記事を参照のこと。

10.You Are The One/SENTENCED
今は亡き、フィンランドのノーザン・メランコリック・メタルバンドSENTENCEDによる絶品ラヴソング。冷たく美しいサウンドに切な過ぎるメロディが舞う。冬はやはり、SENTENCEDを聴かねば・・・!

11.Killing Me Killing You/SENTENCED
何て悲壮感に満ちた曲なんだろう! ピアノから始まり徐々に激しくなり、慟哭の世界を描き出します。冷たく、悲しく、そして美しい。北欧の大地を舞台としたPVも素晴らしいですね。老人に寄り添う、犬が健気で可愛い。

12.深愛/水樹奈々
再び奈々さん登場。バラード調でとても美しい曲なのですが、サビの部分でそれまで抑えていた感情を一気に吐きだすという、とても熱い曲でもあります。奈々さんのヴィヴラートが炸裂する、「Tears' Night」や「Crystal Letter」とはまた違う意味で情熱的な曲。ストリングスやアルパの音色がこれまた美しい。ちなみに、奈々さんは2009年にこの曲で初めて紅白に出場しました。

13.POWDER SNOW/緒方理奈(CV:水樹奈々)
アニメ『WHITE LOVE』より、水樹奈々さんが演じる緒方理奈のキャラソン。これも美しく綺麗な曲です。切ない歌メロを優しく唄い上げる、奈々さんのヴォーカルに聴き惚れてしまいます。

14.Mystique Avenue/六弦アリス
15.噂の雪/六弦アリス
16.骨董店『Mystique』/六弦アリス
雪が激しい夜にだけ姿を現すという謎の骨董店。そこの主人は300年行き続けているという・・・。リリカルでシンフォニックな名曲。(14)(15)はアルバム『骨董店「Mystique」』に、(16)アルバム『Omen of Seven』に収録。惜しむらくは現在廃盤だということです。
17.angel song -イヴの鐘-/the brilliant green
力強さの中にも切なさが感じられる川瀬智子さんのヴォーカルが凄く好きなんです。この曲もメロディが強力。特に、サビの盛り上がり方が最高!!
18.Ghost Of Winter/LILLIAN AXE
LILLIAN AXEは1980年代の終わりから1990年代にかけて活躍した、アメリカ出身のハードロックバンドなのですが、欧州の香りがするドラマティックな曲も書いていて、特にこの曲は泣きの叙情美に溢れた傑作!! 1989年にリリースされた2ndアルバム『Love +War』に収録。バンドはその後再結成して、現在も活動中。

19.Silent Winter/CAIRO
アメリカ出身のプログレメタルによる8分越えの大作! 透明感溢れるキーボードサウンドを主体に、美しく、ドラマティックに展開していきます。君のいない静かな夜・・・。

20.Night's Blood/DISSECTION
今は亡き、スウェーデン出身のメロディック・ブラックメタルバンドによる邪悪な1曲。ダークで禍々しいリフが炸裂し、冷気と叙情的なメロディを纏って疾走! ジャケットに描かれた死神が凍てついた大地を疾走していく姿が目に浮かびます。慟哭の世界一般向けではないことは十分承知! でも私にとっては冬に必須の1曲!

21.St.John's Avenue/TAI PHONG
フランスの叙情プログレバンドが1976年に発表した2ndアルバム『Windows』から。まさに冬にぴったりの切ない曲です。終始美しく、そして繊細な泣きのメロディーが流れる名曲。心が洗われるよう・・・! 後半は泣きまくりのギターソロも!

22.holy night celebration/Aliesrite*(Ym1024 feat. lamie*)
キャッチーで可愛い、胸キュン曲! とても温かい気持ちになれます。取り扱い店及び、試聴はオフィシャルサイトもチェックしてね♪ ジャケットの女の子が超キュート!

strawberry happiness EP / Aliesrite*
23.Carol Of The Bells/CELTIC WOMAN
アイルランド出身の女性で構成されている音楽グループによる、クリスマス曲のカヴァーです。この曲はウクライナの司祭、Mykola Leontovychが作曲したクリスマス向けのコーラス曲なのですが、ミステリアスでちょっとダークな雰囲気と美しいコーラスが気に入っています。

24.Last Christmas/WHAM!
毎年この時期になると耳にする、誰もが知っているであろう、超有名曲。何だかんだ言っても、この曲のメロディは素晴らしいです。頭の中で何度も何度もリフレインします。リリースされたのが1984年。30年以上経っても色あせない名曲。

25.Winter, again/GLAY
GLAYの熱心なファンという訳ではありませんが、結構好きな曲があります。これも名曲!! やっぱりいいなあ。

26.Orion/METALLICA
今は亡きクリフ・バートンが冬のオリオン座を見て作ったという逸話がある、ミッドテンポのインストゥルメンタル。時に叙情的なギターソロを絡ませながら闇の中から迫ってくるようなリフが印象的。バックでは終始クリフのうねるベースが這いずり回っていて、これがメタル耳には心地好い。中盤でブレイクした後は泣きのツインリードと美しいベースラインがまさに極上のハーモニーを奏でていく、メタル史上に残るインストの名曲! 今夜もこの曲を聴きながら夜空を見上げるとするか・・・。

27.NO EXIT ORION/Printemps
“Orion”繋がりでもう1曲。『ラヴライブ!』に登場するユニット、Printempsの隠れた名曲。歌メロがとても切ないラブソングです。ストリングスやピアノが美旋律を奏でながら絡んできて、とてもドラマティックな雰囲気を醸し出しています

28.聖なる日の祈り/Aqours
スクフェス繋がりで。コラボシングル『ジングルベルがとまらない』のカップリング曲。実はこっちの方が好きだったりします。Aqoursが透明感のある綺麗なコーラスを歌い上げる、メロディアスで清らかなバラード。

29.Northern Lights/TNT
ノルウェーのハードロックバンド、TNTの名曲。北欧ならではの美旋律と冷たさ、そして透明感をサウンドに封じ込めたバラード。トニー・ハーネルの透明感のあるハイトーン・ヴォーカルはどこまでも響き渡り、ロニー・ル・テクロの哀愁たっぷりのクラシカルなギターも完璧ッ!!

30.Christmas Eve(Sarajevo 12/24)/SAVATAGE
最後はアメリカの正統派ヘヴィ・メタルバンドSAVATAGEが1995年にリリースした、ユーゴスラビアの分裂を題材にしたロックオペラアルバム『Dead Winter Dead』に収録のインスト。ここで聴かれるフレーズはそう、有名な「Carol Of The Bells」。しかし、23番目に紹介したCELTIC WOMANのヴァージョンとは全然印象が違いますね。アレンジを変えると、こうも印象が違うのか! 壮大なスケールなのですが、悲壮感に満ちています。

以上、全30曲。
気になる曲、お気に入りの曲はありましたか?
クリスマスが終わっても、これらの名曲たちは冬の季節を彩ってくれることでしょう。
素敵な冬をお過ごし下さい!!