今週も至極の時がやって来た!
絶賛放映中の任侠ファンタジー人形劇『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』第二話が放映されましたッ! 今回も片時も画面から目を離せない内容でしたよ。○○は? ○△は一体どうなるの!?
まだこの素晴らしい番組を観た事がない、或いは見逃した方へ。第1話と第2話がバンダイチャンネルにて絶賛無料配信中です! 第2話の無料視聴期限は7/23までッ!
神OP!
主要キャラクター達の紹介シーンと激しいアクションシーン、そしてT.M.Revolutinoによる超絶カッコいいOP曲「RAIMEI」で構成される、神オープニングにはもう、本編に対する期待と胸の高まりが止まりませぬ。OPの丹翡たんが美しい・・・!
ソニーミュージックのサイトによれば、「RAIMEI」のリリースは8/31とありますね。いや、遅くないか? 遅いでしょ! 私は一瞬、7/31の間違いじゃないのかと思ったくらいです。先週・今週の放送を観て、この曲に痺れ、今すぐにでもフルで聴きたいっていう視聴者は少なくとも100万人位はいると思うんですよね。ソッコーでリリースしなきゃあ、勝機いや、商機を逃すんじゃないでしょうか。
ちなみに、iTunes StoreではTVサイズヴァージョンが既に配信されています。待ちきれない人はこれを購入しちゃうんだろうな~。TVサイズヴァージョンの存在なんて、フルがリリースになったらもう用済みですよね。しかも、1分30秒のくせにフルと同じ値段。私はフルサイズの配信の開始、あるいはCDのリリースを待ちます。
Aパート
まずナレーションが流れて、この世界の状況を大まかに説明。
かつて、魔界の軍勢が地上に押し寄せ、人間界を焼き尽くそうとした<窮暮之戰>(きゅうぼのせん)。絶滅の危機に晒された人類は最後の反撃に出る為に、仙人に教えを請い、数々の強力な武器を鍛造した。それが、<神誨魔械>(しんかいまかい)。人の技を持って魔人の力に拮抗しうる、超常の宝具達。その威力によって、全ての魔人は再び地底の奥底に追いやら、地上には平和が訪れたのであった。戦火をくぐり抜け、残った<神誨魔械>は聖域に奉られ、<護印師>たちによって厳重に守られるようになった・・・。
柄と鍔の無い宝剣。これは、丹衡と丹翡が守護していたはずの<天刑剣>!?
これまでの経緯や自分の身の上、そして<天刑剣>についてのことを鬼鳥(キチョウ)に話す丹翡たん。<天刑剣>は数ある<神誨魔械>の中でも、一際危険な力を秘めている剣とのこと。いやいや。命の恩人とは言え、見ず知らずの人にそんな大事なことをべらべら喋っちゃだめでしょうって。
玄鬼宗を率いる蔑天骸(ベツテンガイ)は宝刀の類に目が無い様子。
それにしても、自己紹介をする時の丹翡たんの仕草がたまりません。こんなにも、繊細で淑やかな動きが出来るんですね。目を伏せる動きにも注目!!
鬼鳥は丹翡に、実際にあなたを助けたのはそこに居る、殤不患(ショウフカン)だと言うのですが、殤不患は「好きでやった訳じゃねえ」と反発。そりゃそうですよね。
さて、鬼鳥の丹翡への質問は続きます。驚くことに、<天刑剣>はまだ奪われていないとのこと! 剣の台座には封印が施されていて、持ち出すことが出来ないようになっているらしいですな。
鬼鳥「封印の鍵とは?」
丹翡「柄と鍔です。<天刑剣>は刀身だけの状態で封印されています。柄と鍔が合わさり、本来の姿になった時始めて、<天刑剣>は台座から引き抜くことが出来るのです」
鬼鳥「拝見してよろしいか?」
丹翡「ええ。どうぞ」
・・・って、それは余りにも無用心というものですよ、タンヒチャン!! 封印の鍵について喋るばかりか、鍵となる鍔を今日始めて会った男に手渡すなんて! まあ、鬼鳥の話し方や佇まいに、信用してもいいと感じたのだろうけど。何と言うか・・・。せ、世間知らずなんだなあ。
兄の仇をとる、蔑天骸を討つと宣言する丹翡。そして、丹翡にお供を申し出る鬼鳥。
一方、殤不患は冗談じゃねえ!」と。もう面倒事に関わるのは御免と言い捨て、立ち去って行きます。
丹翡「あんなに怒らせてしまうなんて、私に至らぬところがあったのでしょうか?」
鬼鳥「気に病むことはありません」
いやいや。鬼鳥、お前が原因だよ、お・ま・え!
場面は変わります。幹部の二人、凋命(チョウメイ)と獵魅(リョウミ)が蔑天骸の元へ。ここは七罪塔にある蔑天骸の宝物庫でしょうか? 奇怪な形をした剣が沢山あります。蔑天骸は、その後、護印師の娘の行方はどうしたかと二人に尋ねます。手掛かりとなる殤不患の行方を追っていると説明する凋命。<天刑剣>の封印を解く鍵、丹翡が持つ剣の鍔を一刻も早く手に入れよと命ずる蔑天骸。
獵魅「<天刑剣>の鍔を手に入れれば、天骸様からはどれほどの寵愛を賜ることになるかしら」
場面は再び、鬼鳥と丹翡へ。蔑天骸と事を構えるにあたり、仲間に文をしたためる鬼鳥。鬼鳥が口笛を吹くと、すぐに鳥がやって来て、文を運んで行きます。鳥の扱いにも心得てらっしゃるの、と驚く丹翡。この静かな一時を彩るBGMも心地好いですね。
丹翡「鬼鳥様はなぜ、それほどまでにお力添えをして下さるのでしょうか?」
鬼鳥「故あって、蔑天骸という人物を知っているものでね」
過去に何かしらの因縁があったのでしょうか。それとも?
鬼鳥「森羅枯骨(シンラココツ)は危険な男です」
どうやらこれは蔑天骸の通り名のようですな。
とある町にやって来た殤不患。村人の人形が可愛い!
しかし、町の人たちは殤不患の姿を目にするや否や、慌てて逃げて行きます。餅を買いたいと話しかけても、「頼むからさっさと消えてくれ」と言われる始末。
「ん?」
「何だこりゃ!?」
<警告 この者と商いをする者、言葉を交わす者、全て玄鬼宗の怨敵とみなすものなり>
既にこの町にまで、玄鬼宗の手が回っていたのですね。
鬼鳥が「あいつは説き伏せるまでもなく、我々の力になってくれますよ」と言っていたのはこういうことなのですね。殤不患は既に厄介ごとに巻き込まれてしまい、そこから抜け出すことはもう出来ないようです。宿を探すのは諦め、町を出て行く殤不患。
Bパート
町を出た殤不患が岩だらけの道を歩いて行くと、間もなくして隻眼の男に声をかけられます。弓使い、狩雲霄(シュウンショウ)キター! 狩雲霄は殤不患に「お前が殤不患か?」と尋ねますが、これまでに散々な目にあったと考えている殤不患はひねくれた返事しかしません。狩雲霄はこの先で玄鬼宗が待ち伏せしていることを殤不患に伝えます。溜息をつき、先を進む殤不患。
間もなく、どこからともなく玄鬼宗の皆さんが颯爽と登場! 今回の中ボスは獵魅ちゃん。敵幹部の姐さん、今回で死ぬの!? 虚淵だしな。まあ、結局死なないんですけどね。
丹翡らとは手を切ったから、あいつらの居場所は知らないと告げる殤不患ですが、獵魅ちゃん曰く、それならそれでいいと。ただ、殘凶が殤不患に殺されたので、その仇を討たないと玄鬼宗の沽券に関わるのよと。
殤不患「結局、そうなるのかよ~」
お察しします。
前回は雨空の下での戦いでしたが、今回は晴天の白昼なので、ザコ玄鬼宗の衣装の模様やデザインが良く見えますね。うむむ~、実にカッコいいなあ。
場の雰囲気が急に緊張。
また殤不患と玄鬼宗とのガチバトルが始まるッ!
いったれー!
ワクワク!
一触即発のその刹那、謎の声が!
「ちょーっと、待ったーっ!」
どこからともなく飛んで来た槍が殤不患と玄鬼宗との間の地面に突き刺さります。
槍使い捲殘雲がど派手に登場! 大見得を切り、名乗りを上げるこの儀式、たまりませんな。とにかく、見せます。魅せます。呆気にとられる獵魅と殤不患の図がいいですね。あの槍捌きを表現する人形使いの技術は凄いですよね。
捲殘雲「だーかーらー。あんたが売られたその喧嘩、俺が買い取るって言ってんだ」
口数が多く、ちょっと軽い感じのキャラですね。強いんでしょうけど。殤不患とは正反対ともいうべき性格ですね。人の話を真面目に聞いたことあるか、と殤不患皮肉を言われ、うっせーなと切れちゃったりします。
殤不患「大体、何で、俺の助太刀をするんだ(怒)」
捲殘雲「えっ? そういや・・・何で・・・(?)」
獵魅「もういい! 二人まとめて始末しろ!!!(激怒)」
その瞬間、どこからともなく飛んできた矢が玄鬼宗の一人を貫いたッ!
狩雲霄の兄貴キターッ! しかも、念白付だよ。あ、念白ってのは重要キャラが登場する時に流れる、そのキャラクター性を表現する詩のことです。念白の原文や日本語訳はオフィシャルサイトに掲載しています。兄貴の念白かっこいいです。まさに、目で射る・殺す者ですな。兄貴、渋いぜ。
それにしても、凶悪な形の矢ですな。
そして、見よ! この発射の瞬間のエフェクト!!
こういう処理ほんと、好きだわ。
兄貴の矢によって、一人、また一人と玄鬼宗がバッタバッタと倒れます。
くつろぎ始める捲殘雲
「こうなるともう、俺の出番なんてねーわな」←おい!!
こいつは喋り過ぎなんですよね。兄貴を見習ってもらわないと。
獵魅ちゃんとザコ玄鬼宗二人は光となりて、狩雲霄の方へ向かいます。どうやらこれは、<流星歩>といって、ごく短時間だけ肉体を氣功エネルギーに変換して瞬間移動を行うことが出来る技のようです。
いかに弓の達人と言えども、この間合いでどう闘う!?
引き抜く3本の矢。天に向かって放つ!!!
分かった~! これ、相手の位置や動きを予測して、上空からの矢で敵を仕留めるやつだよね! この戦闘BGM澤野節満載でかっこいいな!!
うおおおおおおお!!
戦闘中にいちいちカットインして来る、足裁きに燃えるぜ。
その頃、先刻放った矢は・・・!
きた、きた、きたあああああっ!!
上空からの矢はザコ二人に正確に命中!!
残るは姐さんのみッ!
さよなら、獵魅姐さん。
短い間だったけど、姐さんのことは忘れないよ。
兄貴の突きで倒れた直後、矢は足元に飛来!!
間一髪で、はずれたーッ!!
狩雲霄「今の一撃で転ぶとは。買いかぶり過ぎだったか。てっきりあと一歩手前で踏み止まると思っていたが」
意訳「お前が思った以上に弱いから、外れたじゃねーか!」
うおおおおお。渋くてカッコイイ。兄貴、最高!! でもこの台詞、姐さんにとってはさぞ屈辱でしょう。獵魅姐さん、頑張って!
そして、姐さんが去るのと入れ替わるようにして、殤不患が到着。
殤不患「これは一体、どういうことだ?」
狩雲霄「改めて問う。殤不患とは貴様のことか?」
殤不患「だとしたら、どうする?」
えっ? ちょ待って!!
ええええええっ!?撃ちやがった!
うおおおおお、しかも今週はこのシーンで終わりか!?
何てファン泣かせの引きなのか。次週が待ちきれないよおぉぉ~。
次回、「夜魔の森の女」
今回登場した、兄貴こと、狩雲霄とその舎弟の捲殘雲が鬼鳥が文を送った仲間だったと言う訳ですね。そして、完全に巻き込まれ型の主人公と化した、殤不患君ってば不幸過ぎるッ! あの時の雨傘の義理がこんなことに! 全てを熟知しているかのような凜雪鴉(リンセツア。鬼鳥の本名)が不思議な存在でもあり、不気味でもあります。何しろ、虚淵さんですからね。次回は魔の第3話じゃないですか。きっと、大きく物語が動きだすはずです。だって、虚淵さんですから。
写真集を出して!
公式さん。いつの日か、丹翡の写真集を出して下さい。
宜しくお願いしますッ!!