これが進化を遂げた人形劇だ!
遂に放映開始となった、『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』。
昨日の放映を観た私は、最初から文字通りぶっ飛びました!!
すげええええええええええええ!!!
何だこれはーッ!!
これがッ!
これが布袋劇というものなのかああああッ!?
最高だよ、コレ! 最高に面白いよッ!!
想像の斜め上を行く面白さ。
PV観て、こんな感じなのかなというのは予想ついたけど、全然違う!!
人形劇舐めてたわ・・・。
今なら、第一話が無料で配信中なので、
まずはそれを見てくれいッ!!
感想
冒頭の約6分のアバンタイトルはそれこそ、息もつかせぬ展開で一瞬たりとも画面から目が離せませんでした。人形の動きがめちゃ凄いのです。観る者を圧倒する特殊効果も凄まじく、まるで特撮のそれです。いや、それ以上か! そして、そして、澤野弘之氏による音楽がこれまた、最高なんです! 緊迫したシーンでは更なる胸の高まりを、静かなシーンでは心を溶かす・・・! そんな、この作品に無くてはならないBGMです。
冒頭は丹衡(タンコウ)と丹翡(タンヒ)の兄妹が玄鬼宗と呼ばれる集団に追われているところから始まります。この2人は神誨魔械(しんかいまかい・・・かつて、魔界の軍勢が人類を滅亡させようと押し寄せた際に、魔人に対抗するため、仙人から教えを得て人類が鍛造した強力な武器群のこと)を監視する役目を担っている、守護者(護印師)。
どうやら玄鬼宗は丹衡と丹翡が所持している聖剣<天刑劍>を狙っている様子。追いつかれ、戦闘になります。
丹衡 VS 殘凶(ザンキョウ)!!
殘凶ってのは、追っ手のリーダーっぽい奴。ボスじゃないですよ。この戦闘シーン、丹衡さんの必殺技が凄いんですよ。剣が宙を舞い、謎のエネルギーが飛び交う!! どうやら、氣功のエネルギーを刃に変えて自在に空を飛ばすらしいです。
玄鬼宗の頭目、蔑天骸(ベツテンガイ)上空から降臨!!
ここで敵のボスが早くも登場! 空から降りてくる時、何やら台湾語の台詞のようなものが入りました。テロップでも出ていました。これは<念白>(ねんぱく)と言って、重要キャラが登場する時に、キャラクター性を表現する詩として用いられるとのことです。公式サイトに今回登場した蔑天骸の念白の日本語訳が載ってます。
この後、丹衡と蔑天骸との死闘が繰り広げられます。しかし、圧倒的な強さを見せ付ける蔑天骸! 蔑天骸の必殺技<役魔陣・萬象盡滅>(えきまじん・まんしょうじんめつ)によって吹き飛ぶ丹衡。
戦闘シーンでは血飛沫が顔にかかったり、人形の口から吐血したり、吹っ飛ばされたり、とにかく人形の扱いが凄いですよ。岩や地面の爆発も凄い。あと、戦闘中の、キャラの足裁きがとにかく決まっていて、カッコイイなと思いましたね。
ぷるんとした唇にも注目です。
妹の丹翡を逃がす為に、犠牲になる兄の丹衡は壮絶な死を遂げます。この辺りの展開は実に王道ですし、台詞には虚淵節が満載。
・・・って、ここまでがアバン。
本編からは2人の主人公、凜雪鴉(リンセツア)と殤不患(ショウフカン)が登場。美形で気品漂う凜雪鴉は謎が多い人物ですね。しかも、殤不患を策略に陥れてるし! 殤不患はアウトローって感じの人物。2人共、とてもいい味を出しています。
追われる丹翡を殤不患が救い、凜雪鴉も合流し、今後はこの3人で旅を続けるのでしょう。しかも、どうやら凜雪鴉と蔑天骸には少なからぬ因縁があるようです。
あとね。
丹翡ちゃん、マジ可愛いい。
こんなにワクワクして、次が待ち遠しくなるような作品に合ったのは、本当に久し振り!
Blu-rayもサントラも主題歌も買うぞー!