ファンは必携! Blu-ray版!!
日台合同映像企画の武侠ファンタジー人形劇、『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』のBlu-rayが届きました。結論から言えば、ファンは買いです。それも、断然Blu-ray版をお薦めします!
何と言っても、映像が凄いッ!!
TV放映を観ている時点から凄いなあと思っていましたが、流石はBlu-rayですね。表現力が違います。色彩もより豊かになり、人形達や小道具の細かいディテールまでもがはっきりと確認することができます。特殊効果もTV放送バージョンよりも更に迫力があるなと思ったら、再生時にこのような表示!
(点線は筆者が追加)
仕様
全3話収録
第一話「雨傘の義理」 第二話「襲来!玄鬼宗」 第三話「夜魔の森の女」
完全生産限定版特典
- オリジナルジャケット&キャラクターデザイン=三杜シノヴ描き下ろしデジジャケット仕様
- 本編シナリオブック完全版(脚本=虚淵玄)
- 特製ブックレット
共通特典
- オーディオコメンタリー(第一話~第三話)
出演(虚淵玄、鳥海浩輔、諏訪部順一) - 放送開始事前特番
第1巻のジャケットに登場するのは、もちろん凜雪鴉! こうして見ると、この人○○のクセに、相当派手!
こちらは裏ジャケットの描き下ろしイラスト。
特製ブックレット(右)とシナリオブック。ブックレットにはこの作品の生みの親である、虚淵玄氏へのインタビューが掲載されています。
シナリオブック(脚本)。文字で書き起こされたものを読むのも面白いです! 『Thunderbolt Fantasy~』では古い言葉遣いが出てきたり、変わった言い回しも多いのですが、その確認にも使えます。ああ、こういう字を当てていたんだな、と。
事前特番とオーディオコメンタリーが面白い!!
放送開始前の事前特番では、本作の原案・脚本・総監修を務める虚淵玄さん、ニトロプラス代表の小坂崇氣さん、そして、グッドスマイルカンパニー代表の安藝貴範さんの3人による熱い対談や舞台の裏側・メイキング映像を見ることが出来ます。何が凄いって、あんな美術品レベルの人形を惜しげもなく放り投げたり、水をかけたりしているんですから!
オーディオコメンタリーには虚淵玄さんと、凜雪鴉役の鳥海浩輔さん、殤不患役の諏訪部順一さんが出演し、『サンファン』を熱く語ります。
ここで、そのオーディオコメンタリーからちょっとネタバレ。
- 当初、この作品は全12話になる予定だったが、毎回少しずつ尺が足りなくて内容が押してしまい、虚淵さんが頼み込んで全13話になった。
- 第二話で狩雲霄に敗北した獵魅姐さんですが、逃げ帰った彼女に対して、蔑天骸が罰を与えるというシーンも存在していたが、尺の都合で泣く泣くカット。蔑天骸が獵魅に幻術をかけて延々と対狩雲霄対策をやらせるという、実にサディスティックなものだったらしいです。虚淵さんはコミカライズで補完されるかも、と言っていました。
なんと、そのようなシーンがあったとは・・・! その映像を我々ファンが観る機会はないのかなあ。
観れば観るほど布袋劇って凄い!
観れば観るほど、布袋劇って凄いなあって。どうやったらあのような動きが出来るんだろう? 不思議でしょうがないです。実際に人形を動かしているところを目の前で見てみたい! TV放送は残すところ、あと3話となりました。その結末は未だ予想することが出来ません。そして、あと3話で終わってしまうのかと思うと寂しいですね。Blu-ray版も何回も楽しみたいと思います。第2巻以降のリリースも待ち遠しいですね!