あのシンフォギアが帰って来た!
シリーズ最新作(第4弾)が絶賛放映中です。
その名も、『戦姫絶唱シンフォギアAXZ(アクシズ)』。
前作『シンフォギアGX』からもう2年も経つのか・・・。
今週から始まった『AXZ』ですが、毎週レビューしていこうと思います。
『GX』放映中もレビューを書いていましたが、今そのレビューを読んでみると第6話で力尽きてますね、私(泣)
感想
やっぱりシンフォギアは最高の熱血アニメでしたッ! 過去作に比べても全くひけをとらない、いやむしろよりシンフォギアらしさが凝縮されていると感じました。とにかくこのテンションの高さといい、熱さといい異常です!! 30分間、全力全開・出し惜しみ無しで突っ走ります。
今度の敵はシンフォギア世界の歴史の裏で暗躍してきたという秘密組織<パヴァリア光明結社>。これまで以上に過酷な戦いになりそうな予感。
物語の冒頭は夏休みの登校日の教室。宿題が終わらない響が未来に泣きついている。いつに無く、ほのぼのとした始まりだな~と思っていたら、S.O.N.G.本部からの緊急召集がかかります。
場面は変わり、ここは南米? 軍事施設を攻略していく装者たち。敵はノイズと軍人の混合部隊。アルカノイズが兵器として利用されているのか・・・。この地がバルベルデであることは途中で判明。昔クリスちゃんが両親を失った場所がバルベルデ。今回、クリスちゃんが闇落ちしそうな悪い予感がしますなあ。
防人の翼さんが地上からシンフォギア仕様のバイクでノイズをぶった斬り、そして空からは!!!
いきなりの凧に吹いたデス!!
流石はNINJA緒川!! だけど、これって格好の的じゃないですかね。
そして、突然始まる歌!!
キタ~ッ!!
立花響×風鳴翼×雪音クリス、つまり、悠木碧×水樹奈々×高垣彩陽によるバトルソング!
この歌がもうカッコ良過ぎる。心が鼓舞される曲ですな。
そしてこれぞ、シンフォギアだあああ!!
タイトルは「激唱インフィニティ」。
きっと、DVD/Blu-rayの特典CDに収録されるんだろうな~。また戦い、いや多々買いの日々が始まるのか・・・。でも手に入れたいッ!!
重火器や戦車攻撃も装者には通じません。実弾を拳で跳ね返す響、乱れ撃ちのクリスちゃん、そして敵兵の武器をばっさばっさと斬り進む翼さん。
上空から現れる巨大な戦艦! 並みのアニメだったら、ボスキャラ扱いじゃね?
この戦艦が装者たちに向かって、容赦ないミサイルの雨を降らすんですが・・・。
なんちゅう、ミサイルの避け方!
ヘリのドアを開けて、ミサイルを避けるとは。
こんなトンデモない描写が許されてしまうのも、シンフォギアの魅力。
翼さんの巨大過ぎる剣で戦艦を一刀両断!!
響は巨大ドリルで戦艦を突き抜ける~!!
はあ、はあ・・・。
ここまで約8分。何て濃密な時間! まるで最終決戦の如き怒涛の展開で突き進みます。観ているこっちも疲れた~!!
情勢不安定なバルベルデ。マリアが前回の事件、<魔法少女事変>のバックグランドを探っていたところ、一つの組織の名前が浮かび上がってきたようです。それが今回の敵、<パヴァリア光明結社>。<フロンティア事変>と<魔法少女事変>の双方に関わってきた組織がついに現れたのです。禍々しいマークですね。
ところで、マリアと調と切歌の3人にはそれぞれ、リンカーがあと一つしか残っていないことが判明します。かつてウェル博士が作った<優しいリンカー>はまだ再現することが出来ないようです。となると、大変です。この3人はシンフォギアを使用するのにはリンカーによって適合係数を上げる必要があるのですから。しかし、最後のリンカー。そう簡単に使う訳にはいかないようです。
さて、次の任務が決まります。次のターゲットは化学兵器プラントの制圧。響、翼、クリス、そして緒川さんの4人は夜、モーターボートで河を遡り目的地に向かいます。クリスの脳裏には幼少の頃に両親を失った時の記憶が浮かぶのでした。殺された両親のこと。幼いクリスを必死に止めるソーニャという女性。「ソーニャのせいだ!」と叫ぶ幼いクリス。一体何があったのでしょう。そんなクリスの様子を見た翼は「昔のことか?」と声をかけます。翼先輩は全てお見通しなのですね。「詮索はしない。でも今は前だけを見ろ」と諌めます。
そして敵さんの登場。機銃の弾丸が降り注ぐ中、響が聖詠を口にし、シンフォギアを纏います。シリーズを重ねる毎に豪華になる変身バンクが圧巻です。
響の新しいバトルソングは「負けない愛が拳(ここ)にある」! これまでのバトルソング同様に、響らしいパワフルで勢いのある曲です。邪魔する敵を次から次へとぶっ飛ばし、敵の本拠地へと突き進んでいきます。敵さん、多数のアルカノイズで応戦しますが、全く歯が立ちません。翼とクリスも必殺技を繰り出しながらノイズを消し去って行きます。そして、空中から化学兵器プラントに落下していく巨大ノイズをも「ぶっ飛べええええ!」で消し去る響。
場面はあるオペラハウスに変わります。大統領(バルベルデの?)とその取り巻きの前に現れる、<パヴァリア光明結社>が使わした3人の錬金術師。
サンジェルマン。
プレラーティ
そして、カリオストロ。
この3人も突然歌い出します。
曲は、「死灯-エイヴィヒカイト-」。すると、歌の効果(錬金術?)で、大統領とその取り巻きの身体が細かい光の粒子に分解されてしまいます。光の粒子はサンジェルマンの元に集まります。実はこのオペラハウスには藤尭&友里も潜入しており、偶然サンジェルマンたちを発見し、追跡するのですが、逆に見つかってしまいます。逃げる藤尭&友里に襲い掛かるドラゴンのような怪物。
その時、どこからか歌声が聞こえ・・・!
キターッ!!
満を持してマリア、調、そして切歌が登場。
・・・って、最後のリンカー使っちゃったのか!!
3人が歌う「旋律ソロリティ」も素晴らしい曲ですね。
しかも、日笠陽子×南條愛乃×茅野愛衣ですからね。
今回はこの歌で感動的なエンディングを迎えます。
いやあ~、演出も素晴らしいですね。
最初にも書きましたが、久々に見応えのあるアニメでした。
熱量が違うッ!
これだけ吹っ切ってやってくれると、見る側としても気持ちが良いです。
そして怒涛のキャラソンリリース月間がまたやって来るのですね。
次回は水樹奈々さんが歌うOP曲「TESTAMENT」と高垣彩陽さんが歌うED曲「Futurisim」が聴けるのでしょうか。
1週間が待ち遠しいデス!!