今回のストーリーと感想
アバンは過去の話かな。バルベルデに持ち込まれた金塊や美術品に紛れて、今シリーズのキーワードとなりそうな聖遺物<ティキ>があります。「総統の威光にして・・・ゲルマニア構想の要」と言っているあたり、ナチス残党とかも絡んでくるのでしょうか。
そして、奈々様の超カッコいい新曲「TESTAMENT」に乗せて初披露されるOP!!
敵側のギアは魔法少女かプリキュアか、ってくらいに派手ですね。
響×切歌、クリス×マリア、翼×調という、今までにはなかったコンビネーションも描かれていてました。
Aパートは前回のラストであるドラゴンとF.I.S組の戦闘から入ります。
一方、響・翼・クリスの3人は逃亡した管理者を追跡中。そこに、本部よりマリアたちが錬金術師と戦闘になったという報告が入ります。やっぱり、最後のリンカーを使っちゃったんですね。まあ、仕方がないものなあ。
実はウェル博士が残したチップにはリンカー製造のレシピが記録されていたのですが、その解析がまだ終わっていないもよう。その役目を負っているエルフナイン涙目。やはり、ウェル博士は凄かったのですね。
さてここで、場面はドラゴンとの戦闘に戻ります。マリアが歌う新しいバトルソング、「Stand up! Ready!!」がカッコいいです。しかも、アフレコの時にも実際に歌っているんだから凄いとしか言いようがありませんね! 切歌と調も参戦しますが、このドラゴンには攻撃が効いてない?
マリア「ダメージを減衰するのなら、それを上回る一撃で!」
マリアさんの超電磁スピン!!
遂にドラゴンを撃破かと思いきや!?
カリオストロ「無かったことになるダメージ」
サンジェルマン「不可逆であるはずの摂理を覆す埒外の現象。ついに錬金術が人智の到達点、神の力を完成させたわ」
これ、どうやって倒すん??
アガートラームの短剣を一斉発射し、その隙に後退するマリアたち。短剣の全てはカリオストロが作り出したバリアで防がれてしまいますが、その内の1本だけがバリアを突き破り、カリオストロの顔に傷をつけます。カリオストロの中の人って、男なんですよね。やだも~!
結局、このドラゴンを倒すことは叶わず、マリアたちはタイミングを見計らって崖を飛び降り、戦線を離脱。と言うか、見逃してもらったというのが正しいかな。サンジェルマンが追跡は不要と判断したため、このドラゴンを呼び戻したのです。このドラゴン、ヨナルデパズトーリという名前らしい。
さて、司令官を追いステファンの村へ到着した響たち。しかし、卑劣な司令官によって既に村人は人質にされ、アルカノイズに包囲されていました。ステファンの機転が突破口を開きます。しかし、卑劣野郎に逆恨みされて、アルカノイズの攻撃を喰らってしまうステファン! ステファンの右足に絡みつく、アルカノイズの分解器官!! 少年が分解されてしまう!! 「くそったれがーッ!」クリスの叫びと少年の悲鳴が重なる・・・。
Bパート。
開始早々、ステファンはソーニャの弟だということが判明。そして、右足を吹っ飛ばされ、横たわるステファン。ステファンの足を撃ったのはクリス。クリスは辛い決断を迫られた。撃たなかったら、ステファンはアルカノイズに炭化させられて命は無かった。この場合はこうするしかなかった・・・。命は助かったがステファンは右足を失った。命が助かる方が良いに決まっている。しかし、ソーニャはまだその事実を受け入れることが出来ない。故にクリスに辛く当たってしまう。クリスは全く悪くないのに・・・。クリスの回想から分かることは2つ。1つ目はソーニャが、歌で世界を平和にしたいと願っていたクリスの両親の賛同者であったこと。2つ目は、ソーニャの不注意で持ち込まれた爆弾でクリスの両親が亡くなったこと。
サンジェルマンたちはティキの回収に。ここで、サンジェルマンによる400年前の回想シーンが流れます。回想によれば、遥か昔、フィーネが残した異端技術の断片を収斂させ、独自に錬金術を編み出してきたのがパヴァリア光明結社らしいです。異端技術を独占しようとするフィーネとパヴァリア光明結社は衝突し、敗北したパヴァリア光明結社は歴史の闇に沈んでしまったということらしい。やっぱり、フィーネは凄かったということですな。
美しい女海賊フィーネ!! この話が見てみたい!!
フィーネが消滅し、米国政府が失墜した機会に乗じてパヴァリア光明結社が表舞台に出て来たのですね。
サンジェルマン「天体運行観測機であるティキの奪還は結社の計画遂行に不可欠・・・」
天体運行観測機?
月や惑星が関わってくるのかな?
スケールの大きい物語になりそう。
ティキの回収はサンジェルマンに任せて、カリオストロとプレラーティはシンフォギア装者との戦いに赴く様子。マリアたちを誘き寄せるために、エスカロン空港で大量のアルカノイズを発生させ、人々を襲わせます。
ヘリで現場に急行したマリア、切歌、調の3人がシンフォギアを纏って上空より登場!! マリアさんの変身シーンが超カッコ良くてたまんない! そして、3人が熱唱する「旋律ソロリティ」キタ~~~~!!!
マリアvsカリオストロ、そして切歌・調vsプレラーティ。
無敵のドラゴン、ヨナルデパズトーリの召喚を防ぐために、カリオストロに対して連続で力技を仕掛けるマリア。顔面パンチ入った~!! ところが、もう一押しというところで、3人の適合係数が急激に低下してしまう!
そこにエルフナインの「諦めないで!」の一言!
マリアさん、気合でビーム砲ぶっ放す!!
<HORIZON†CANNON>かっこええ!!
しかし、カリオストロとプレラーティは無傷!?
しかも、ここでリンカーの効果時間が尽きて、ギアが解除されてしまう。
ここぞとばかりに、ヨナルデパズトーリを召喚するカリオストロ。
無敵のドラゴンが再び・・・!
そこへ上空からの響パンチ!!!
しかも、効いてる!?
無敵を誇る相手にはそれを上回る物理ダメージを与えれば何とかなるということでいいのでしょうか? 一言で言えば、ゴリ押しで何とかするという(笑)
「だけど、わたしはここに居る・・・!」
響がカッコ良過ぎるッ!!!
そしてエンディングへ。高垣彩陽さんが歌うエンディング曲「Futurism」も今回初披露。“いつになれば、全て抱きしめられるんだろう?” 思い切りクリスの曲ですね、これ。4期ではクリスの過去の掘り下げ、それにまつわる試練がたくさん待っていそうで辛い。クリスには早く幸せになってほしいな。
今回のコレ!
アルカノイズの襲撃から逃れるべく、飛行機が飛び立とうとしていた。飛行機が離陸しようとしているその時、滑走路前方には今まさに錬金術師と交戦中の切歌・調コンビが!!
それを見た、パイロットA(左)の一言。
「人が! 割と可愛い子たちが!」
この緊急事態に、
割と可愛いとか言ってんじゃねーよ!!(笑)
しかし、この台詞・この言い回しがまさに『シンフォギア』の魅力の一つでもある!!
まとめ
とにかく強過ぎる錬金術師たち。無敵の彼女たちに、今後どうやってシンフォギア装者たちは対抗するのでしょうか? そして、聖遺物<ティキ>とは? エルフナインはリンカーを調合することが出来るのか? まあ、最後は何とかなるんでしょうが、今の時点では主人公側がかなり不利なので心配です。そして、クリス・・・。命を助けるためとはいえ、ステファンの足を撃ってしまったクリス・・・。まさかクリスもここにきて、過去のトラウマの地である、バルベルデに戻ってくるなんて夢にも思ってなかったことでしょう。ソーニャとの再会、そしてステファンを撃ってしまったことで、クリスは精神的に追い詰められてしまうのではないでしょうか。とにかく、クリスに襲い掛かる試練が辛すぎる!