BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 劇中歌アルバムVol.1<ラ レヴュー ド マチネ>』レビュー



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劇中歌を集めた、ファン待望のCDがリリース!


本編第7話では、皆のばななちゃんこと、大場ななの秘密が明らかになり、衝撃を受けているHiroです。

あいつはやば過ぎる・・・!

ただ、あの無限・・・

おっと今日はこの話題ではありませんね。


さて、ファンがあのキリンのように首を長くして待っていたであろう「少女☆歌劇レヴュースタァライト」の劇中歌を集めたアルバムが発売されました。

学園の地下で行われる秘密のオーディション。

そのレヴューで使用された挿入歌とEDテーマ曲「Fly Me to the Star」の各話エンディングヴァージョンが収録されています。

さて、CDのレビューをする前にまずは公式がアップした、<レヴューシーンダイジェスト映像>をご覧になって下さい!!



これ、ただのダイジェストじゃなくて、ヴォーカルを聞き易いように音声を調節し、なおかつ歌詞付き!!

運営の仕事が素晴らし過ぎるッ!

これを観て、面白そうだから本編も観てみようかな、と思う人がきっとたくさんいると思う。

 
CDジャケは6人の女神様。

ここに描かれていない真矢様、クロちゃん、ななはきっとこのもっと上に居るのでしょうな。

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レビュー


『少女歌劇レヴュースタァライト 劇中歌アルバム Vol.1 ラ レヴュード マチネ』(2018年)

(1)世界を灰にするまで
/ 星見純那(CV:佐藤日向)、神楽ひかり(CV:三森すずこ)、愛城華恋(CV:小山百代)

(2)The Star Knows
星見純那(CV:佐藤日向)、愛城華恋(CV:小山百代)

(3)誇りと驕り
/ 愛城華恋(CV:小山百代)、天堂真矢(CV:富田麻帆)

(4)恋の魔球
/ 露崎まひる(CV:岩田陽葵)、愛城華恋(CV:小山百代)

(5)花咲か唄
/ 石動双葉(CV:生田輝)、花柳香子(CV:伊藤彩沙)

(6)Fly Me to the Star #3 / 神楽ひかり
(7)Fly Me to the Star #4 / 愛城華恋、神楽ひかり
(8)Fly Me to the Star #5 / 露崎まひる
(9)Fly Me to the Star #6 / 石動双葉、花柳香子
(10)Fly Me to the Star #7 / instrumental

 
お気に入り度:
★★★★★ ★★★★★(10/10)


「世界を灰にするまで」

第1話「舞台少女」で純那とひかりによる<情熱のレヴュー>で使用。
ひかりを追って、偶然に地下劇場に辿り着いた華恋が途中からこのレヴューに乱入しました。

静かに静かに始まるピアノのイントロ。オーケストラが物悲しいメロディを奏で、純那とひかりによる歌声が響きます。ストリングスが優雅に舞い、純那のソロパート→ひかりのソロ→純那のソロと続きますが、ここでは舞台にかける純那の熱い思いがダイレクトに伝わってきます。盛り上がったところで、曲は1度終わり、2度目のイントロはアコースティックギターで開始。バンドサウンドとオーケストラで盛り上げ、突然激しいドラミングでテンポアップ! 華恋が乱入し、ドラマティックに曲を締め括ります。



「The Star Knows」

第2話「運命の舞台」で純那と華恋の<渇望のレヴュー>にて使用。
純那と華恋の再戦でした。

何が凄いって、もうイントロからエンディングに至るまでオーケストラが美メロを奏でまくり! 緊迫感に溢れるストリングスの使い方もたまりません。前半は自身の渇望を歌う純那のソロで、途中からバンドも参加し大仰に、とにかく大仰に展開していきます。後半は純那と華恋による重唱で、互いがそれぞれの気持ちを歌い上げる様は圧巻! エンディングは華恋のソロ。何て感動的でドラマティックな曲なのだろう!



「誇りと驕り」

第3話「トップスタァ」で真矢と華恋の<誇りのレヴュー>にて使用。
真矢様を演じる富田麻帆さんの歌唱力が凄過ぎる!!

これまた、オーケストラを主体にしたドラマティック・チューンです。最初に華恋が「私にも見えるはず」と歌うのですが、即真矢様に「いいえ 見えはしない」と否定されてしまいます。曲の本編、最初は華恋のソロ。短いですが非常に勢いがあります。が、歌詞の内容から言ってもこれが<驕り>なのでしょう。しかしこの直後、真矢様の<誇り>によって驕れる華恋の未完成な覚悟は微塵に打ち砕かれるのです! 真矢様のソロはとにかく圧巻で、その力強い歌唱力とカリスマ性はまさにトップスタァ! ドラマティック過ぎるサウンドも炸裂します。気高く・美しく・誇り高く。それが真矢様なのです。



「恋の魔球」

第5話「キラめきのありか」でまひると華恋の<嫉妬のレヴュー>にて使用。

これまでの流れとは打って変わって、ホーンセクションをフィーチュアした曲です。まひるの華恋へのストレートな想いをジャジーなサウンドにのせて歌い上げています。6分49秒の大作で、曲の構成もユニークですね。華恋のソロパートの歌詞を読むと、この2人の思いが互いに別の方を向いているのが良く分かります。



「花咲か唄」

第6話「ふたりの花道」で双葉と香子の<約束のレヴュー>にて使用。

尺八のイントロで思わずにやり! しかもその後に尺八の味わい深い響きと共に、ストリングスが演歌風メロディを奏でるという流れに涙! しかも、打ち込み系サウンドやギターも上手くブレンドしつつ、割とストレートな曲展開で聴き易いのが好感が持てます。アップテンポで、Aメロとサビメロが切ないです。幼馴染の双葉と香子の友情を描いた名曲。



「Fly Me to the Star」

第3話~7話のエンディングで使用されたヴァージョンを収録。それぞれの回でメインに描かれたキャラたちをフィーチャしたエンディング・ヴァージョンです。『ラブライブ!』でも同じ手法が取られていましたね。第7話は大場ななの回で、彼女の秘密が明かされた回でしたが、エンディングでは敢えて歌なしのインストヴァージョンが使用されていました。これは一体・・・? 後でこの意味が分かるのかな。


まとめ


物語も折り返し地点になり、いよいよこの作品の真の姿が現れる!?

ただ、純粋に歌もののアニメ作品としても良く出来ていると思います。

設定やストーリーと共にこの作品の根幹を成している素晴らしい劇中歌の数々。

まずは、レヴューシーンのダイジェスト動画をチェックしてみて下さい!

気に入って、本編を観ていただければ、いちファンとして、とても嬉しいです。