美旋律愛好家のHiroです!
六弦A助と櫻井アンナの2人による音楽同人サークル、六弦アリスが9月にメジャーデビューすると言うので、これまでの作品を聴きなおしてみようかと思う今日この頃。
今日は彼らの同人デビュー作を紹介します。
六弦アリス 「ファンタジア」(2006年)
(1)妖精と少年
(2)樹海のヒカリ
(3)キミの声が聴こえる
(4)森は孤独を覆い隠す
(5)約束
(6)はじまりの雨。
(7)失うもの/残るモノ
(8)また、朝が来る
(9)Amazing Sky
(10)ファンタジア
六弦A助(programing)、櫻井アンナ(vo)
点数:84点
デビュー作。コンセプトアルバムで、テーマは「少年と妖精の友情」。ここには、その後の作品で見られるようなゴシック色やハード・ロック色は無く、アコースティックなサウンドと民謡風メロディを意識した曲作りが特徴です。メロディの「泣き」と癒し度は絶品!! 特に、 繊細な音でキャッチーな調べを奏でるマンドリンとアコギをフィーチュアした、超名曲(5)「約束」の美しさといったら!! 中低音~高音域までを唄いこなす、櫻井アンナさんのヴォーカルも不思議な魅力があります。現在CDの方は残念ながら廃盤ですが、iTunes Storeにて配信中です。
ストーリーの方は・・・・・・。
少年が森で妖精と友達になる → 少年、成長するにつれて、妖精と会うのが疎遠になる → 妖精のことはすっかり忘れ、大人になり街の開発プロジェクトの一環として、妖精の住む森を焼く → 妖精との友情を思い出す主人公、しかしもはや手遅れ! 後悔する主人公・・・・というものです。美しいサウンドですが、悲しい内容ですね。主人公が酷すぎる!!