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【レビュー】メロディック・スピード・メタルのニューアクト、POWER PALADIN(パワー・パラディン)1st アルバム『With The Magic Of Windfyre Steel』



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アイスランドより


今日は北欧の島国アイスランドから登場した期待の大型新人バンド、POWER PALADINのデビュー・アルバムを紹介します。

このバンドが結成されたのは2017年のこと。

結成当初はPALADINと名乗っており、地道な活動の末、2020年にPOWER PALADINと改名し、その後レコード会社との契約を果たしたようですね。

影響を受けたバンドにHELLOWEEN、BLIND GUARDIAN、EDGUY、RHAPSODYあたりを挙げていますが、確かにまあそんな感じです(笑)

その前に。アイスランドってどこにあるんだろうという疑問。
(勉強不足ですみません)

Google Mapで確認しちゃいました。


  

なるほど、北欧の中の北欧って感じの場所に位置していますね。

「期待の大型新人」と言っても、本作がリリースされたのは昨年のことです。

なので、そろそろ新しい動きがあるかも知れません。

それでは、レビューに行きましょう。


レビュー


ウィズ・ザ・マジック・オブ・ウィンドファイアー・スティール


POWER PALADIN『With The Magic Of Windfyre Steel』(2022年)

(1)Kraven The Hunter
(2)Righteous Fury
(3)Evermore
(4)Dark Crystal
(5)Way Of Kings
(6)Ride The Distant Storm
(7)Creatures Of The Night
(8)Into The Forbidden Forest
(9)There Can Be Only One

Atli Guðlaugsson(vo)
Ingi Þórisson(g)
Bjarni Þór Jóhannsson(g)
Kristleifur Þorsteinsson(b)
Einar Karl Júlíusson(ds)
Bjarni Egill Ögmundsson(key)

満足度:85%

先程述べたように、80年代・90年代のパワーメタル、メロディック・スピード・メタルからの影響下にある音楽をやっています。

それはもう、ジャケットを見てもらえば分かりますよね。

POWER PALADINの音楽=アルバム・ジャケットの世界観です。

1曲目の「Kraven The Hunter」のキャッチーでクサいイントロとサビメロには思わずニヤニヤしてしまうでしょう。ツインリードの途中でアコースティックギターのソロを挿入するセンスも素晴らしいですね! DRAGONFORCEの様にツーバスドコドコで疾走する(2)「Righteous Fury」も凄まじく、バンドの演奏力の高さをアピール。ちなみにこの曲のグロウルはアイスランドのブラック・メタル・バンドNEXIONのギターリスト、オスカー・ルナルソン氏が担当。その後もファンタジーを題材にした歌詞とクサいメロディ、大仰な曲展開、そして一緒に歌いたくなるようなコーラス・・・と最後まで期待を裏切りません。パフォーマンスも良し! 伸びやかで力強いヴォーカルもなかなかのもの。その中でも疾走チューンでありながら、歌メロのキャッチーさがまるでLAメタル(?!)な(7)「Creatures Of The Night」はかなりユニークな存在だと思います。クサメロ、美メロファンは買いです!

 

「Kraven The Hunter」
MVでは何故かアコースティックギターによるソロはカットされています。


こちらのライヴ・ヴァージョンではアコギのソロも再現!



「Righteous Fury」

アラビア風イントロからDRAGONFORCEばりに疾走!



「Dark Crystal」
教会の鐘の音からドラマティックに始まりアグレッシヴに疾走! 



「Creatures Of The Night」

歌メロが素晴らしい!
間奏部分で静から動へ転じる展開もドラマティック!