大英自然史博物館展へ!
ちなみに、前回の記事はこちら!
homuhomuhiro.hatenablog.jp
常設展を観終わって、昼食を食べる時点では「今日はもう帰った方が良さそうかな」と思い始めていました。常設展を観て回っただけでも結構歩いたと思います。子供たちも疲れているようだったし、集中力が持たないのではないかと考えたのです。ところが、子供たちに聞いてみると、「全然大丈夫」と言うのです! それならばじゃあ、行くかと。
ここには大英自然史博物館にある至宝のうち、約370点が展示されています。その殆どが本邦初公開とのことでした。貴重な標本を間近で観ることが出来るのです。
館内はフラッシュを焚かなければ、館内で流れる動画以外は撮影OKです。
今回の目玉の一つ。始祖鳥のロンドン標本。
始祖鳥は今から約1億4700万年前に生息していた生物です。鳥のような翼と羽毛をもっていましたが、恐竜のような歯やカギツメ、骨で出来た長い尾を持っていました。始祖鳥は最古の鳥類化石であるのは有名ですが、実はこれまでに発見された標本は10固体ほどにすぎないようです。これは以外でしたね。もっとたくさん見付かっているのかと思っていました。そして、脳と三半規管の形が復元出来るのはこのロンドン標本だけとのこと!! こんな貴重な化石を貸し出してくれた大英自然史博物館にの英断に敬意を表したいです!!
そして・・・。
例のやつ。
閲覧注意!!!
閲覧注意!!!
<集団で交尾したまま窒息死したと思われる三葉虫>
うわー!
三葉虫も有名ですよね。「虫」という字が使われていますが、虫類とは全く関係が無く、海洋生物です。今から約5億年も昔に生息していたらしいです。
順路に従ってじっくりと観て回りましたが、どの展示物にも好奇心をそそられました。歴史的なロマンを感じさせます。所有者に多くの不幸をもたらしたとされる、<呪われたアメジスト>だとか、<古代エジプトのネコのミイラ>も興味深かったですね。
おみやげ
ショップで公式図録を購入しました。今回の展示物が全て写真と解説付きで収録されています。A4サイズで、中の写真やイラストはカラー。230ページ以上のボリュームです、ちょっとした百科事典ですね。解説文章はとても読みやすいです。これが何と、2000円という値段で手に入るのです。これを読んでからもう一度足を運んでみたいものですね。
そして、欲しかった始祖鳥のロンドン標本の珪藻土製のコースター。
開封したところ。大きさは約10cm×10cmと、コースターにしては大き目。
落として割らないように扱わないといけませんね。
裏側。特に加工してない状態です。なので、テーブルに傷がつく場合があります、と注意書きがありました。
さっそく、ビールを注いだグラスを置いて使ってみました。
確かに、吸水性はバツグンです。
娘には始祖鳥のぬいぐるみを購入。
彼女は一目見て、このぬいぐるみを欲しがりました!
元々我が家にあった、同シリーズのトリケラトプスのぬいぐるみと一緒に仲良く遊んでいます♪ カロラータという会社から販売されているこの恐竜ぬいぐるみは、可愛いし、なめらかな肌触りはクセになりそう! 造りもしっかりしているのでお薦め!
娘は自分のお小遣いで、大英自然史博物館限定ピンバッジガチャをやりました。
モルフォ蝶が出て、大喜びでした。
ラインナップは全8種類。女の子にしてみれば、モルフォ蝶は当たりですね!
そして長男は、日本館にあるミュージアムショップで、指紋採取キット(!)なるものを購入。夏休みの自由研究にやるそうです。
そのミュージアムショップの奥にあるサイエンス・ナビコーナーにて娘が作った<クルクルトンボ>。本体のギザギザの部分を棒で擦ると、振動でトンボの羽がくるくると回りだすおもちゃです。材料費200円で参加できました。
・・・・・・という訳で、子供たちと回った博物館はなかなか楽しかったです。子供たちもそうですが、私も好奇心をたくさん刺激されました。たまにはこういう博物館で過ごす日があってもいいですね。地球の歴史や生命の歴史、人類の偉業に触れてみるのも良いかもしれません。
大英自然史博物館展の開催期間は6月11日までです!
是非、始祖鳥に会いに行って下さい!