今回の『ラブライブ!サンシャイン!!』
- ピアノコンクールのメールが来て、揺れる梨子。
- 今まで我慢してきた分、弾けるダイヤ。
- 夏と言えば合宿!
- μ'sの合宿スケジュールが流出!?
- 曜ちゃんは料理も得意なハイスペックな子。
- ヨキソバ!ヨーソロー!
- 堕天使の涙・・・!
- シャイ煮・・・!!
- サブタイトルの違和感。
- ピアノコンクールに出るよう、梨子の背中を押す千歌。
・・・・・・and more!!
今回のストーリー
アバン。
スマホでの梨子と千歌とのやりとり。LINEみたいなので、歌詞はまだかと千歌に催促しています。そこに、ピアノコンクールの出場登録期限を知らせるメールが届きます。揺れる梨子・・・。
Aパート。
明日から夏休みということで、<ラブライブ!>に向けて燃えるダイヤ。今までその思いを我慢して溜めてきた分、凄い意気込みようです。おまけに、ルビィを溺愛!?
「<ラブライブ!>を目指して、Aqoursはこの特訓を行います!!」
何と、ダイヤが独自のルートで入手したという、μ'sの合宿スケジュールとのこと。そんなもの、一体どこで入手してきたんだ!?
ここで、急に夏休みは海の家の手伝いがあったことを思い出す、千歌と曜。鞠莉は昼間は海の家を手伝って、朝と夕方に練習すればいいのではと提案します。それを聞いた千歌、「夏休みだし、うちで合宿しない?」と提案。千歌の家は旅館なのです。頼んで一部屋使わせてもらうようにするなどと言ってますが、旅館にとって夏は稼ぎ時。普通に考えたらいくら千歌の頼みとは言え、これは無理なのではと思ってしまいますが、結局合宿してるので、何とかなったようです。
ダイヤ「それでは明日の朝4時、海の家に集合ってことで!」
考えことをしている梨子に気がつく千歌。声をかけますが、何でもないと言われてしまいます。
翌日。海で大はしゃぎのAqoursの面々。結局、遊んでばかりですわねとこぼすダイヤに花丸が一言。朝4時に来たら誰も居なかったずら、と。
ところで、手伝いをすることになっている肝心の海の家ですが、いかにも昭和的な感じのボロボロの建物。客は一人もいません。その隣にある、別の海の家はモダンな感じで客もたくさん入っている。その様子を見た鞠莉が叫びます。
「私達はラブライブ決勝を目指している。あんなちゃらちゃらした店に負ける訳にはいかないわ!」
これを聞いたダイヤ。
「鞠莉さん・・・。あなたの言うとおりですわッ!!」
かくして、ダイヤによる海の家再生計画が発動する!
千歌と梨子は客の呼び込み!
果南にはその、ぐら~まらすな水着姿でお客を呼び込むよう命じる!
そして、鞠莉、曜、善子には料理を命じる!
美味しいヨキソバ、ヨーソロー!
堕天使の涙!
シャイ煮!?
海の家の手伝いを終えて、夕方の練習。果南以外、ばててます。μ'sの練習メニューはこんなにも過酷だったのかと痛感するダイヤ。ところで、千歌たちの夕食ですが、海の家で余った食材を自分達で処分しなければなりません。曜プロデュースのヨキソバはほぼ売り切れましたが、堕天使の涙とシャイ煮は全く売れなかったという・・・。そこで、他のメンバーが試しに食べてみることに。
その見た目とは裏腹に凄く美味いと評判だった、シャイ煮。鞠莉が世界から集めたスペシャルな食材で作り、そのお値段何と、1杯10万円!? そりゃ売れんわな。じゃあ次はと、堕天使の涙に手を出すルビィ。しかし、食べた直後に「辛い、辛い」を連発して暴走。善子曰く、タコの代わりに大量のタバスコで味付けしたのが堕天使の涙とのこと。善子は平気にぱくついてます。
外に出てメールメッセージを見る梨子。ピアノコンクールのメールを消去。同じ頃、千歌はソースを取りに家に戻るのですが、ちょうど梨子の母が来ていました。千歌は梨子の母と姉との会話から、ピアノコンクールのことを知ってしまいます。
Bパート。
皆が寝静まったあとで、千歌はピアノコンクールの日程を調べます。そのピアノコンクールの開催日は8月20日。<ラブライブ!>予備予選と同じ日であることが分かります。眠っている梨子を起こす千歌。
海辺で語り合う2人。梨子はちゃんと<ラブライブ!>に出るから大丈夫だよと言います。それを聞いて、意外そうな表情を見せる千歌。梨子は今はスクールアイドルの活動の方がピアノよりも大切であることや、今の目標はいい曲を作って予選を突破することだと言います。それを聞いている千歌のどこか寂しげな表情。
翌日。みんなと一緒にいる時も浮かない表情の千歌。曜がどうしたの、と声をかけますが千歌は何でもないよと。そして、その視線の先には梨子。曜は何かを察したようです。
ダイヤによる、<ラブライブ!>の歴史とレジェンドアイドルの講義!
諸事情によりこの後すぐに中止になったので、いつか聞いてみたい。
夜中。再び、梨子を起こす千歌。2人が自転車で向かったのは学校!? 夜中の音楽室で、千歌は梨子のピアノを聴きたいとリクエスト。手にしているのは梨子が作曲した「海に還るもの」という曲の譜面。静かに弾き始める梨子。いい曲だな~。サントラにも収録されるといいな。
夜明けの海岸。千歌は梨子にピアノコンクールに出て欲しいと打ち明けます。ハッとする梨子。千歌は最初に梨子をスクールアイドルに誘った時のことを思い出したんだと伝えます。
「スクールアイドルを一緒に続けて、梨子ちゃんの中の何かが変わって、またピアノに前向きに取り組めたら素晴らしいなって。ステキだなって」
「梨子ちゃんにとってピアノは(この町や学校や皆と)同じくらい大切なものだったんじゃないの? その気持ちに答えを出してあげて」
「私待ってるから!」
ダッ・・・!
感想
あの・・・。こんなにいい内容の千歌・梨子回なのに、サブタイトル「シャイ煮はじめました」はないだろうと、まず思いました。海の家のことや合宿のこと、それはそれでいつもとは違う皆の一面が見られたからいいのですが、今回のエピソードで本当に描きたかったことってラストの場面なんじゃないでしょうか。
もしも、コンクールの日が<ラブライブ!>の予選日と重なっていなかったら、梨子は今回ほど悩むことなく、ピアノコンクールに出たんじゃないでしょうか。ここにきて、梨子の中で何かが変わったんですね。ピアノから逃げるようにして東京から内浦に引っ越してきた梨子。最初はピアノを弾くことも止めてしまった彼女が、千歌から誘われて、スクールアイドルを始めたことによって、ピアノにも前向きに向き合えるようになったのです。
しかし、ピアノコンクールは<ラブライブ!>の予選日という現実! 千歌は梨子の気持ちを良く解っていたのでしょう。梨子が皆に気を遣ってピアノコンクールよりも<ラブライブ!>を選ぶことを。だからこそ、梨子が本当はスクールアイドルと同じように大切にしているピアノにもきちんと向き合って、コンクールにも出て欲しいと願ったのです。
そういうことを踏まえた上でのサブタイトルじゃないのかなあ。ミスリード狙い? それにしても「シャイ煮~」はないよなあ・・・。そうだ! たった今、とても良いサブタイを思いついたよ。「ふたりのキモチ」ってどうかな!?
冗談はともかくとして、ラストは泣けました。千歌は梨子の背中を押してあげました。梨子もそれに応えるんですね。2人ともとてもいい子じゃないですか。今回、千歌と梨子の2人は固い絆で結ばれました。こういう内容に合ったサブタイをつけて欲しかったですね。それが無理なら単純に、「合宿」でもいいよね。
さて、合宿回ということで、いつも以上にはしゃぐ皆の姿を見ることができたと思います。先にも書きましたが、これはこれでいいですよね(まあ、正直、海の家とかはドラマCDとかで補完しても良かったのではという気もします)。でも、皆の水着姿や寝顔なんかも見ることが出来ましたし、結果オーライということで。
何人かは普段と違う髪形で登場したのも良かったです!!
ダイヤとルビィの姉妹はラブラブな睡眠中。
果南の胸に顔を埋める鞠莉。手の位置にも注目!
サメのハンモック? こんなことするヤツはあいつしかいない。
善子・・・。
次回、「友情ヨーソロー」。梨子を見る千歌。それを見る時の曜ちゃんの複雑そうな表情。今回もちょこっと、気になる場面がありましたが、いよいよ2年組の三角関係問題が起こるのでしょうか?
【ネタバレ注意!】第1話「輝きたい!!」感想
【ネタバレ注意!】第2話「 転校生をつかまえろ!」感想
【ネタバレ注意!】第3話「 ファーストステップ」感想
【ネタバレ注意!】第4話「 ふたりのキモチ」感想
【ネタバレ注意!】第5話「 ヨハネ堕天」感想
【ネタバレ注意!】第6話「 PVを作ろう」感想
【ネタバレ注意!】第7話「 TOKYO」感想
【ネタバレ注意!】第8話「 くやしくないの?」感想
【ネタバレ注意!】第9話「未熟DREAMER」感想
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