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退職する意思を伝えた時の上司の反応と私への対応(退職までの道のり:2)



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Hiroです。

<退職までの道のり>第2弾です。

前回は退職を決めるまでの過程やその理由を書きました。


今回は退職を切り出した時の上司の反応とその後の私への対応について書きます。直接の上司(つまり師長)に退職する意思を伝えたのは2月下旬のこと。


私「お話したいことがあります」

師長「どうしたの?」

私「4月30日付けで退職することにしました」

師長「えっ!? どうしたの? 何があった・・・?」


そこで私は、退職を決めた理由を師長に言いました。具体的には、前回書いたような内容です。ただし、勤務の不満や不安に関してはここでは言わず。あくまでも前向きな考えで辞めるのだということを分かってもらいたかったからです。

ところで、どのように退職を切り出すかが問題なのですが、今回は次のサイトが大変参考になりました。

退職を引き止められたとき、穏便にすませるための上手な対処方法


ここで述べられている、次の3つのポイントを肝に銘じてから切り出しました。

「退職するべきか」の相談はしない。

「条件」を退職理由にしない。

「必ず退職する」という強い意思をもつ。


私は4月末で退職することと、次の職場も既に決定していることを伝えました。

さて、私から退職の意思を伝えられた師長の反応はというと、驚いていました。まあ、急に切り出されたらそうでしょうね。「残念だ」とか「長く働いてもらいのに」とか「もう、決めちゃったの?」という言葉に続き、

「聞くだけは聞きました。看護部長には伝えます」とのこと。



それから1週間が経過しました。

部長からは何の音沙汰もありませんでした。

16年間も真面目に勤務してきて、周りのスタッフは勿論、患者さんからの信頼もあって、夜勤もバリバリやって、看護学生の指導もやって、訪問看護もやって、私はそこそ使える人材で、ちょっとは貴重な戦力だと思うのですがね。(自画自賛!!) そんな私が退職すると言っているのに、完全スルーなの!?(笑)

まあ、予想通りの展開です。(負け惜しみじゃないぞっ!)

これまでにも、私の親しかった仲間が何人も退職して行く姿を目にして来ましたが、いつもこのようなパターンのようでした。辞めると伝えても、スルー。完全スルー。何でスルーなんだろう? 時間切れやこちらが諦めるのを狙っているとしか思えません。結局いつまで経っても、話し合いの場を設けて貰えないので、こちらから催促するような形になります。こちらから催促するのって気を遣うし、精神的にも辛いのよ。まあ、向こうはそれも狙っているのだろうけど。結局は自分からはなかなか言い出せないって人もいますよね。

部下に対してこのような対応は誠実ではないと思います。

ああ、やっぱりねって感じ。



1週間何の音沙汰も無かったので、こっちからもう一度話をしなきゃ駄目かな~って思っていたのですが、その日は偶然、何度も部長とすれ違う機会がありました。最初、部長は何も言わなかったのですが、3回目にすれ違った時は、さすがにこれ以上無視する訳にもいかないと思ったのでしょう。話を聞かせて欲しいと言われました。


その日の夕方に私と師長と部長で3者面談がありました。


私は師長に話した時と同じように、部長にも退職する意思を伝えました。当然、部長は全力で引止めにかかります。


まずは今辞めるのはもったいないということを言われました。

(あの。もう、次の職場での採用が決まってるのですけど。)


それから、子供と関わる時間が持ちたいのであれば、4月と5月だけでも日勤だけでやってみてもいいよと言われました。他にも色々と「条件」を考慮してくれると言ってくれました。

(いやいや。それはないから。)

こちらの条件を融通利かせてくれるということは、それを逆手にとられる場合もあるということです。また、部長が代わったり、異動で直接の上司が代わった場合にはその条件が保障され続けるとは限らないですし。相手の条件をのんでは駄目!!



さて部長はその次には、「○○君が働こうと思っているその職場は大丈夫なのか、とても心配なのよ」とまで言い出しました。

「賞与はあるの?」
「休みは取れるの?」
「有給はあるの?」
「福利厚生は大丈夫なの?」
「定時であがれるの?」

私「全て問題ありません」


部長「有給は何日出るの? ここなら、繰越も合わせれば最大40日あるし」

スタッフがどのくらい有給を消化しているかとか把握していないのかな? 殆どのスタッフが有給を半分も消化出来ていないんですけど・・・。年間20日と言っても、実際に取れないんじゃ、無いのと一緒だよ。私だけではなく、他の皆もそう思っているんだよ。これは凄く言いたかったことなのですが、この後も円満に事を運ばせたかったので、我慢しました。


就職して2、3年目で辞めたいと言っている新人を説得するならまだしも、そもそも、16年も勤務して、内の事情を知り尽くしている私に対してそのような提案や説得でどうにかなると思っているあたりがね・・・。


部長「今日の時点では、はい分かりましたとは言えないな。もう一度考えてみて」

私「は? 考える??」


あのー、考えるとか考えないとか、もうそんな次元の話じゃないんですけど。退職する意思を伝えているのに、どうも話が噛み合わないな・・・。

逆に言えば、これで説得されちゃってコロッと考えが変わって、やっぱり退職止めますっていう人間を信用できるのかなあとか考えたり。



部長「ん。まあ、考えた上での決断なんでしょうけど、もう一度考えてみて! 何か力になれることがあったら言ってね」


じゃあ、今すぐに退職を認めて下さい。それが私の希望なのですから。

余程、そう言おうかと思いましたが、この後も円満に事を進めたいので止めました。



さて、この3者面談の後、私は再びスルーされました。何事もなかったかのような扱いのまま、6日が経過しました。


しかし、もう退職の手続きに入らないといけません。4月の勤務希望を伝える時期でもありますし、引継ぎもしなければなりません。3月14日、私は師長に、退職の手続きをしたい旨を伝えました。


流石にもう説得はされませんでした。すぐに部長との話し合いの場を設けてくれました。その場で無事に退職届けを記入することが出来ました。退職届けを書く時は流石に寂しさを覚えましたよ。それは当然ですよ。長年、慣れ親しんだ職場なのですから。