BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【レビュー】IRON MAIDEN 5th Album『Powerslave』



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Powerslave

IRON MAIDEN『Powerslave』(1984年)

(1)Aces High
(2)2 Minutes To Midnight
(3)Losfer Words(Big 'Orra)
(4)Flash Of The Blade
(5)The Duellists
(6)Back In The Village
(7)Powerslave
(8)Rime Of The Ancient Mariner

Produced by Martin Birch

Bruce Dickinson(vo)、Dave Murray(g)、Adrian Smith(g)、Steve Harris(b)、Nicko McBrain(ds)


Hiroです!!

今日はIRON MAIDENの5thアルバムを紹介します!

楽曲、サウンド、プレイ、全ての面において、更にクオリティがアップした作品です。前作以上に骨太なサウンドがメタル耳には心地好いです!


(1)Aces High

メタル史上に残る、名曲中の名曲で、まさにキラー・オブ・ザ・キラーと言えるでしょう!! 『撃墜王の孤独』というクールな邦題がついています。スティーヴ・ハリス作。

個人的にも確実に、<人生の最後に聴きたい曲ベスト5>に入ると断言することが出来ます。あるいは人生の最後に聴いたら、この曲のカッコ良さに最後のアドレナリンが噴出し、復活してしまうかもしれません!!

スローだが稲妻のように強力なイントロのリフ。それを溜めに溜めてから、メタル史上屈指のリフで疾走開始!!  全身鳥肌モンです! 厚みのあるツインギターも聴き所なのですが、やはりこの曲はスティーヴ・ハリスの起伏の激しいベースラインがあってこそ! そしてブルース・ディッキンソンのパワフルなヴォーカルが突き抜ける!! 

第二次世界大戦を背景に、英国の主力戦闘機スピットファイアと敵国ドイツの主力戦闘機メッサーシュミットとの空中戦を描いた曲。

 ウィキペディァより引用


PVやライヴでは1940年6月4日のチャーチル英首相の有名なスピーチから「Aces High」へ雪崩れ込む! チャーチルが最後に「・・・ネヴァサレンダ!」と言い終るや否や「Aces High」のイントロが炸裂する演出は圧巻です!! 

 

 (2)2 Minutes To Midnight

エイドリアン・スミスとブルース・ディッキンソンの共作。エッジの効いたメタル・リフで攻める疾走チューンです。Bメロで一度スローダウンしてから、キャッチーで勢いのあるサビへの流れが秀逸! ドラマティックなギターソロやバキバキ鳴るベースも最高!!





(3)Losfer Words(Big 'Orra)

メロディアスなインスト曲です。ザクザクしたギターリフと激しいベースがぶつかり合い、緊迫感を醸し出していますね。展開もドラマティック。


(4)Flash Of The Blade

メロディアスなリフが繰り返される、緊張感のあるイントロが強烈です! Aメロはシリアスですが、サビメロはかなりキャッチーかも。クラシカルなフレーズを奏でるツイン・リードがたまりません!! スティーヴのベースも耳に心地好いです。


(5)The Duellists

どこか勇壮なメロディで進行するミディアムテンポの曲です。アルバムの中では他の名曲達に埋もれてしまいがちですが、ソロパートはスティーヴ節が炸裂し、かなりドラマティックな展開を見せます。隠れた名曲。


(6)Back In The Village

エイドリアンとブルースによる共作で、最初から最後までストレートな疾走チューン! メロディアスに疾走するツインリードがたまらん!! 


(7)Powerslave

アルバムタイトル曲はブルースによる7分超えの大作! 古代エジプトをテーマにした曲のためか、中近東フレーズも登場して妖しさを醸し出しています。ツインギターやベースのハモリがとてもスリリングです。


(8)Rime Of The Ancient Mariner

スティーヴ・ハリスの大作志向が全開に発揮された、まさにアルバムの最後を飾るに相応しい、ドラマティックな13分34秒の超大作。歌詞は英国の詩人サミュエル・テイラー・コールリッジが書いた叙事詩が元になっています。

イントロから強烈なリフが繰り返されます。もう、スティーヴ節全開ですね。曲は複雑に展開していきますが、流石はスティーヴと言うべき曲構成ですね。ユニークなリフで突き進む前半、曲がスローダウンして静寂パートンが訪れる曲半ば、独特のベースの音色で始まり、ドラマティックなインストパートでエンディングに突き進む後半・・・と、最初から最後まで一気に聴かせます!!


・・・と言うことで、本作は名曲、代表曲がたくさん収録された、メタラー必聴の名盤です!! ブルースの歌声は本当に素晴らしいです!!