BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

アニメ『はたらく細胞』第4話「食中毒」感想:カッコ可愛い好酸球のアニサキス退治!細胞には色々な役割があるんだなあ。



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第4話のあらすじ

 

胃の付近に細菌出現。さっそく現場に駆けつける白血球(好中球)。
現場ではすでに白血球の一種である好酸球が応戦していたものの、苦戦を強いられていた。
非力な好酸球の姿を見た周囲の細胞たちはあまりの頼りなさに陰口をたたく。
白血球(好中球)は「好酸球にしかできない仕事がある」と言うが……。
(公式サイトより)

 

 

好酸球登場!


胃が食物を消化する様子を見学中の赤血球と白血球。
胃のビジュアルが強烈。
しかも、胃液がマグマのように描かれていますね。
凄いな、胃液!!
と、突然白血球のレセプターが反応!
すぐさま、細菌の出現した現場にかけつける白血球さんですが、そこでは既に好酸球が細菌と戦っていたのでした。
そう、このツインテのピンクの彼女が好酸球。

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白血球の仲間なんですね。
赤血球たちを守るために健気に戦うも、実はあまり強くない。
返り討ちにあってしまいます。
何気に、この敵の細菌のデザインが好き。
スタンドっぽいデザインですよね。

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好酸球。白血球の一種。全白血球の数%程度と言われている。アレルギーや寄生虫感染があるとき増殖する。弱いながらも他の白血球のように貪食能力がある。

 

ピンチを救ってくれたのは、我らが白血球さん。
白血球さん(好中球)と好酸球とは同じ骨髄で育った仲間だそうですよ。
彼女なりに職務を全うすべく細菌に立ち向かって行ったのに、後になってから他の細胞たちに「弱い」とか「細菌くらいパパッとやっつけてよね」などと陰口を言われて(しかも本人に聞こえてるし!)しまい、可哀想。。。

好塩基球さん登場


そこへ緊急事態発生の報が!
マスト細胞が降らせるヒスタミンの雨の中に突然現れた、厨二病全開の謎の人物、それが好塩基球さん。

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白血球の一種。全白血球の1%未満といわれている。好塩基球が特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され、アレルギー反応を引き起こすとされている。好中球と好酸球を問題部位に引き寄せる物質を作る。好塩基球にも免疫にかかわる機能があると考えられているが、まだ十分に解明されていない。

 

まだまだ謎が多い好塩基球だから、この作品では謎の人物設定になっているんでしょうか。
難解な言い回しは謎かけみたいなもんやな。

腸炎ビブリオ!


胃酸で殺しきれないほどの菌が侵入してきたことを伝える好塩基球さん。
現場に向かう白血球と好酸球の前に現れたのは腸炎ビブリオ!

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しかも、こいつらが恐ろしく強いんですよ。
サイズもでかいし!
この体の主さんは、汚染された生魚食べたのか?
白血球さんは奮闘しますが、好酸球の攻撃は殆ど効いてね~!!
おまけに、ビブリオに「ピンクの雑魚」とか言われてしまう始末。
それでも必死に腸炎ビブリオに立ち向かっていく好酸球が健気で可愛い。
白血球さんはワザとビブリオに食べられて、その内側からトドメを刺すスタイルで、ビブリオの中から脱出してきた時は返り血を一杯浴びて、まるで赤血球さん、って感じになってました。

好酸球が「ごめん。勝手な行動をした」、「ひとりで無茶させてしまって・・・わたしも白血球なのに」と白血球さんに謝る場面があるのですが、白血球さんは「いや、俺こそすまん。緊急時だったんで、ツイきつい言い方を・・・」と言いいます。
白血球さん、マジ優しい。
でも、好酸球は自分が弱いってこと気にしてるんだろうなあ。

アニサキス襲来!!


腸炎ビブリオが貪食され、平和が戻った体内。
と、思いきや、再び衝撃が赤血球たちを襲います。
緊急警報が鳴り響く中、体内に胃酸が流れてきます。
どうやら、胃壁に穴が開く程のダメージがあったらしいです。
逃げ惑う細胞たち。
一体何が!?
暗い穴の中で二つの目が光り、そいつは襲い掛かってきました。
そう、寄生生物アニサキス!!

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たった一匹のアニサキスでも、細胞たちから見れば超巨大怪獣ですよ、これは~!!

好塩基球さん
「酸の波動が螺旋となりて、闇の渦を生み出せば、業火の海はやがて禁断の扉を開いて、世界を混沌へと導くであろう」

嘔吐中枢が刺激され、嘔吐した~ッ。

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ここでの好塩基球さんのポエムや嘔吐のメカニズムについての描写はアニメオリジナルなんですね。
原作を補完する素晴らしい演出だと思いました。

好酸球の役割


胃壁を食い破っているアニサキスに為す術もなく逃げ惑う細胞たち。
アニサキスは細菌じゃないから、白血球たちでは土台無理な話なんですね。
そこへ一人の戦士が立ち上がる・・・!
彼女の名は、好酸球。
細菌相手でも、殆ど勝てない彼女が何故アニサキスに挑むのか?
周囲の細胞たちは好酸球を止めようとするのですが、ただ一人、白血球さんだけが好酸球を見守っていました。
「行け、好酸球。その敵はお前じゃなきゃ無理だ!!」
槍を手にした好酸球は猛ダッシュで駆け上がると、高くジャンプして、アニサキスの頭上に槍を突き立てた!!
ここの好酸球の描き方がまるで美少女戦士かって位にカッコ良くって!
しかも、BGMも最高。

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好酸球の働き
寄生虫が体内に侵入した際、その殺傷を助けるなど、寄生虫感染に対する防御を行う。


なるほど~!!
対寄生虫に特化した能力を持っているんですねー。
好酸球の一撃を喰らって、のた打ち回りながら胃酸の海に落ちていくアニサキス。
こうして、世界はアニサキスから守られたのでした!!

総評


何と言っても、好酸球のアニサキスに必殺の一撃を喰らわすシーンでしょう!カッコ良過ぎる!!
そして、皆にべた褒めされて、デレデレしてしまう好酸球が可愛かったですね!!
それはともかく、先にも書きましたがアニメオリジナルとして挿入されていた、嘔吐のメカニズムや好塩基球さんのさらなるポエムが作品の世界感に奥行きを与えていたと思います。
謎めいた、好塩基球さんけっこう好きです。
しかも、演じているのが杉田智和さんってのも、胡散臭さが出ていて良かったと思います。

次回第5話は「スギ花粉アレルギー」です。

 

 

はたらく細胞ゼミナール第4回


細胞博士こと、鈴川茂先生による分かり易くてためになる作品解説。




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