BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

GUNS N' ROSES(ガンズ・アンド・ローゼズ)と私



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初めてガンズ・アンド・ローゼズ(以下、ガンズ)の音楽を耳にしたのは1987年のこと。「Welcome To The Jungle」のPVを観たのが、私とガンズとの最初の出会いだった。当時私はまだ高校1年生。洋楽は聴いていたが、ポップスばかり。あるきっかけで、EUROPEの『The Final Countdown』アルバムを聴いて虜になり、それがハードロックとの出会いだった。ガンズのPVを観たのはそのような時期であった。


ガンズ凄えええ! 強烈~!

 

そんな印象を持てたなら良かったのかもしれない。しかし、私はまだガキだった。ガンズの良さは分からなかった。EUROPEの楽曲はキャッチーでなおかつ哀愁のある美しいメロディ満載だったから大好きだったのだが、ガンズの楽曲は同じハードロックでもEUROPEのそれとは全く違った。北欧とアメリカの文化の違いと言ってもいい。ガンズの音楽はバッドボーイズしていて、猥雑だった。それを聴いた当時の私は、理由は良く分からなかったけれど、何か嫌いだなと思った。一度でもそう思ったら、正常な判断が出来なくなる。偏見や先入観の前には楽曲の素晴らしさも、アクセルのヴォーカルの凄さも、そしてスラッシュのギタープレイの凄さも分からなかった。そうして、ガンズが作り出す音楽から背を向けてしまった。


1987年の冬。私はラジオでHELLOWEENを聴き、自分はヘヴィ・メタルが好きなんだと実感する。そこからは正統派ヘヴィ・メタル→パワーメタル→スラッシュメタル・・・とより過激なサウンドを求めた。途中、プログレの沼にはまったりもしたが・・・。ガンズの『Appetite For Destruction』をきちんと聴いたのは、パワーメタルやスラッシュメタルを一通り聴いてからだった。それは1992年のこと。つまり、『Use Your Illusion』後のことである。随分と回り道をしたものである。単に聴かず嫌いだったというだけのことなのかも知れないが、今にして思えば馬鹿だったなあと。何て勿体無いことをしたんだろうと思う。改めて聴いた「Welcome To The Jungel」は強烈だった。『Appetite For Destruction』は完璧だった。パワーメタルやスラッシュメタルのマニアだった私をブッ飛ばしてくれた。聴けば聴くほど、曲の素晴らしさ、プレイの凄さ、そしてアレンジの凄さに唸った。『Appetite~』は世界を制した作品である。デビュー作で彼らは世界を変えてしまった。続いてリリースされた『Use Your IllusionⅠ・Ⅱ』も恐るべきアルバムだった。一時期は本当に麻薬の様にガンズばかりを聴いていた。


今回の来日公演が決まってから、改めてガンズの昔のCDを引っ張り出して来た。アルバム全体を通して聴くのは何年振りだろう? 昔の作品なのに、全く古臭さを感じない。そこにはロックのエナジーや可能性、そしてマジックが今でも息づいていた。新たな発見、新たな衝撃、そして新たな感動があった。そして今回のライヴ!! 憧れのガンズ! 初めて体験したガンズのライヴは凄過ぎて、言葉が浮かばない。でも、これだけは言っておきたい。最高に素晴らしいロックの時間を有難う!! 本当に有難う! でも、もっと観たいんです。何年先になるか分からないけど、次のツアーでも日本のハードロックファンをぶちのめして下さい、と。



今夜も酒を飲みながらガンズを聴く。


そして、こう叫ぶのだ。


ガンズ凄えええ! 


強烈~!

Appetite for Destruction

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