パーツを切り出す
ニッパーを使ってランナーからパーツをカットします。
ゲート跡はデザインナイフで処理していきます。
パーツ数もそれほど多くはないので、さくさくいけます。
細かいパーツや似て非なるパーツに注意します。
紛失しないように私はチャック式の袋に入れたり、細かいパーツは紙にマスキングテープで貼り付けて番号を記しています。
バルーンの紐パーツは細い上に長さもあるので、取り扱い注意です!
パーティングラインの処理
デザインナイフでも処理しきれない箇所やパーティングラインが目立つ箇所は600番と1000番の紙やすりで表面を整えました。
写真は髪パーツです。
この髪パーツも結構パーティングラインがあるのですが、細かい上に面倒くさいので今回はパス!
逆に腕や足のパーツはパーティングラインが気になったので処理しました。
靴。
上が処理前のもの。ゲート跡とパーティングラインが目立ちますね。
下が紙やすりで処理したパーツ。
ただ、やすったことで艶がなくなってしまったので、最後の工程で艶有りトップコートを吹く予定。
最も緊張したクリアパーツ。
大きいし、どうしてもゲート跡が残ってしまいます。
これにやすりをかける勇気も、失敗した時のリカバリー技術も持っていないので、ゲート跡がなるべく目立たない程度にデザインナイフで整えて、良しとしました。
パーツを組み合わせてみると、重なり合ったパーツが自然なグラデーションを生んでいますね。
美しいです!
つや消しトップコートを吹く
パーツにやすりを掛けた後は、表面のつやが変わってしまう箇所が出てきます。
それはよろしくないので、つや消しトップコートを吹いてつやを整えます。
髪と衣装にはこの<Mr.スーパークリアーつや消し>を。
肌パーツには<Mr.スーパースムースクリアーつや消し>を吹きました。
両方とも、モデルグラフィックス誌の作例で紹介されていたやつです。
特に、この<Mr.スーパースムースクリアーつや消し>は肌パーツに吹いたら、本当にプラスティックぽさが無くなりびっくりです!
さて、今日はここまでにしたいと思います。