間もなく、通算14枚目のアルバム『覇道明王』をリリースする陰陽座の個別インタビューが読みたくて、『BURRN! JAPAN』を購入しました。
陰陽座が巻頭特集で全32頁に渡って掲載されています。
『覇道明王』というタイトルを聞いただけで、強烈なインパクトがありますが、とにかくとんでもなく凄いメタル・アルバムを作り上げたんだというメンバーの自信と興奮が紙面からビシバシと伝わってきて、こちらも興奮して手に汗を握りながらページをめくっていました。
と言う訳で、アルバムが発売される6月6日が超楽しみなのです!!
さて、今回はもう一つ言いたいことがあります。
誰に?
BURRN!編集部に対してです。
あのさ。
このインタビュー記事、別冊の『BURRN! JAPAN』じゃなくて、『BURRN!』の方にこそ載せるべきなんじゃないの?
これまではいつもニューアルバムが出ると、『BURRN!』にインタビューが掲載されてましたよね。
今回の巻頭特集の頭にはこう書いているじゃないですか。
日本のHMシーンを代表するバンドとして、孤高の存在であり続けてきた陰陽座が、通算14枚目となるアルバム「覇道明王」をついにリリース。自身の特性を高密度・高純度で凝縮させた力強さは、聴き手を瞬時に彼らの音世界へと誘うと同時に、誇り高き陰陽座の核心を改めて提示する。(『BURRN! JAPAN vol.11』P.3より引用)
こういうバンドに対してこそ、『BURRN!』の紙面を割くべきなんじゃないですかね?
まだ陰陽座の音楽を聴いたことが無いという人にも、興味を持ってもらえると思うし、何より既存のファンは『BURRN!』でインタビューを読みたいんじゃないのかなあ?
現に、私だってそうですよ。
陰陽座の、特にバンドの司令塔である瞬火氏のインタビューはいつだって興味深いし、楽曲の解説も楽しみにしているので、彼のインタビュー記事は絶対に読みたいんです。
でも、今回は『BURRN!』に載らないから、しょうがなくて、陰陽座のインタビューのためだけに『BURRN! JAPAN』を買ったようなもんですよ。
私は充実したインタビュー記事に満足しましたし、買って良かったとは思いましたけど、こういう売り方には疑問が残りますね。
2018年7月5日追記:
本日発売の『BURRN!』8月号に瞬火氏のインタビューが掲載されました。訊き手は編集長の広瀬氏です。