昨年の11月に離婚して、19年の結婚生活に終止符を打ちました。
まあ、いろいろありまして・・・。
あまり詳細は語りませんが、離婚は急に決めたことではなくて、私自身が数年前から何度となく考えていたことです。
考える度に「もう少し頑張ってみよう」と思うのですが、いつも裏切られる結果となっていたので。
お互いに敬意を持つことが出来なくなり、関係を修復することは不可能でしたとしか言えません。
長い結婚生活の中で、価値観の違いや性格の違い、考え方、ライフスタイルなどが互いの許容範囲を超えてしまったというところでしょうか。
子供たちの学校や友人関係などの環境を変えるつもりはなかったので、私独りが住んでいたマンションを出て、実家に帰ることにしました。
そのまましばらく別居を続けると言う手段もあったのかもしれませんが、もはやそういう段階ではありませんでした。
子供たちの為には離婚はしなかった方が良かったのかもしれません。
ただ、私自身限界を感じており、このままでは自分が潰れてしまうと。
残りの人生をあのような状況で過ごすことを考えたら絶対に無理と思いました。
我慢し続けても絶対に後で後悔すると思ったので・・・。
さて、「10年メモ」の記録を元に当時を振り返ってみます。
4月23日
市役所で離婚届の用紙を貰う。
4月26日
家を出ることを伝えた。
妻の反応は「カウンセリングを受けたら」とか「この状況から逃げるの?」と。
5月16日
離婚して欲しいことを伝えた。
妻、あっさりと了承する。
9月
数回に分けて自分で実家に荷物を運ぶ。
10月26日
マンションを出て、実家(千葉県野田市)に戻る。
11月17日
離婚成立。
離婚することに関して元妻が割とあっさりと了承してくれたのには驚きました。もっとごねるかと思っていたので。後でそのことを聞いたら、元妻から見ても私が限界に来ているのが解ったからだそうです。
マンションを出てから、離婚成立までに期間がありますが、これは妻が離婚届を提出するまでに諸々の手続きを先に済ませたかったからというのと、もしかしたら私の考えが変わってくれるかもしれないという期待があったからだったようです。
実はマンションを出て、実家に帰った時、私の気持ちはかなり沈んでいました。
せいせいして、すっきりするかと思っていたのですがね。
本当にこれで良かったんだろうか?
まだやり直せたんじゃ?
自分の我がままなんじゃないだろうか?
そんな疑問が常に頭にありました。
何だかんだで最後の一月位は私に対してもかなり気を遣ってくれているのが解りましたしね。
家を出る前日の夜はきちんと話し合うことも出来ました。
今でも子供たちの学校のことで直接会ったりLINEで話をしたりしていますが、変なわだかまりはありません。まあ淡々とやっている感じですが。
実は現在、元居たマンションから近いところに部屋を借りているので、子供たちとも時々は会っていますし、うちに遊びに来ることもあります。
離婚しなくても良かったのかなと思う瞬間も最初はありましたが、今ではこれで良かったのだと思います。
離婚しなければ解らなかったこともたくさんありました。
離婚したことで、互いに次の一歩を踏み出せたところもあります。
ただ、子供たちには申し訳なかったなと思っています。
離婚
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