くず過ぎる。
大げさに騒ぎ過ぎるのも問題だけど、ちゃんと感染症対策をやれよと。
慎重にし過ぎるにこしたことはないぞと。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が止まりません。今日の時点で中国では感染者数が6000人を超え、死者は132人に増えたとのこと。
そんな中、中国の武漢から、200人余りの日本人を乗せたチャーター機が今朝、羽田空港に到着しました。そのうち12人が発熱や咳・頭痛で入院し、この中の2人が肺炎と診断されました。
もう、我が国の対応めちゃくちゃ。
中国の渡航禁止の指示も遅過ぎるのだけれど、それ以前に、新型肺炎の情報が出てきた時点で日本も中国からの渡航者をシャットアウトしなきゃ。
感染症対策の3原則は、
- 感染源の排除
- 感染経路の遮断
- 宿主の抵抗力の向上
ですよね。教科書に書いてある基本中の基本です。ですが、これさえ押さえておけば感染が広がることを防げるのです。なのに、これをやってないんだもの。
<感染源の排除>
感染源となる可能性があるものは、排泄物・血液・痰・膿などの湿性生体物質や器具や器材などです。つまり、感染している人間そのものが感染源なのです。
<感染経路の遮断>
感染経路を遮断するためには、「持ち込まない」、「持ち出さない」、「広げない」ことが重要!
<宿主の抵抗力の向上>
身体の免疫システム高め、ワクチンを接種し、感染源から身を守ること。
それなのに、日本政府のやっていることときたら、この原則を無視しためちゃくちゃな対応。今回のことで言えば、<感染源>=<中国(特に武漢)からの渡航者>ですよ。<感染経路の遮断>? してない!! 「持ち込まない・持ち出さない」なのに、わざわざチャーター機で武漢から持ち出して、国内に持ち込んでますよね。それ以前に、もう中国からの観光客がわんさか来日している時点でアウト! この国の危機管理能力は本当にやばいです! 新しいウイルスだから、致死率とか重症化率とか、感染のシステムとかまだ未知の部分が多いのに、楽観的過ぎないだろうか?