X『X SINGLES』(1993年)
Hiroです!!
今日は、『X SINGLES』について簡単に解説したいと思います。
このベスト盤はSONY在籍時(つまりバンドがまだXだった時期)にリリースされた6枚のシングルをカップリング曲も含めて、リリース順に収録した内容となっています。
リリース当時、シングルと言えば8cmサイズのCDでしたからね。今では入手困難だと思います。今となってはここでしか聴けない曲もあるので、ファンは要チェックですよ!!
ここでしか聴くことの出来ない、オリジナル・アルバム未収録曲やライヴ・ヴァージョン、シングル・ヴァージョンは赤文字で表記してあります。
(1)紅
シングルヴァージョンです。アルバムのとどこが違うのかと言うと、まずは哀愁コテコテのくっさいストリングスをカット! その後のアコギで始まるという暴挙に出る。いや、駄目でしょ、これは。その後は問題ないのですが、曲の本編が終わってから、この曲のライヴ音源(サビの部分のヴォーカル+ファンの声)が約1分くらい収録されています。どうしてこのような構成にしたのかは謎です。
(2)20th Century Boy(live)
シングル『紅』のカップリング曲。イギリスのグラムロックバンド、T.REXのカヴァー曲で1989年6月10日の日比谷野音ライヴの時の音源です。Xヴァージョンはオリジナルよりも勢いがあって、ロックンロールしてます!! かっこいい!
(3)ENDLESS RAIN
アルバム『BLUE BLOOD』からのリカット・シングル
(4)X(live)
シングル『ENDLESS RAIN』のカップリング。1989年6月10日の日比谷野音ライヴの音源。イントロの煽りに始まり、エンディングまで激しく疾走していく。最高にカッコいい。これはベストテイクじゃないでしょうか! 必聴!!!
(5)WEEK END(single version)
3rdシングルですが、こちらはアルバムからのリカットではなく、新録音、つまりリメイク版です。曲の構成やギターソロなど、アルバム・ヴァージョンとはアレンジが異なり、後半にはストリングスやピアノも導入! 初めて聴いたときはその美しさ・ドラマティックさに涙が出ました。必聴!!
(6)ENDLESS RAIN(live)
シングル『WEEK END』のカップリング。1989年6月10日の日比谷野音のライヴ音源。サビの大合唱が圧巻!!
(7)Silent Jealousy
アルバム『Jealousy』からのリカット・シングル。
(8)SADISTIC DESIRE
『Silent Jealousy』のカップリング曲。1st アルバム『Vanishing Vision』に収録されていた名曲のリメイクです。演奏の切れも音もこちらの方が良いですが、おどろおどろしさはオリジナルの方が上!
(9)Standing Sex
タイトルがエロいなと思いましたよ(笑) オリジナル・アルバム未収録のA面曲で、全英詞のドライヴ感溢れる疾走メタルチューン! ギターソロが凄ぇクールです!! これも名曲! 必聴曲!!
(10)Joker
アルバム『Jealousy』からのリカット・シングル。ちなみに、イントロのSEがカットされています。
(11)Say Anything
アルバム『Jealousy』からのリカットシングル。
(12)Silent Jealousy(live)
シングル『Say Anything』のカップリング。 1991年盛岡公演のライヴ。ピアノのイントロの後、アカペラというアレンジを加え、さらにドラマティック! サウンドも良く、そして何よりも、TOSHIのヴォーカルが素晴らしいです!!
とまあ、このような感じになっています。
アルバムを聴いて、もっともっとXを聴きたいという方はこのベスト盤をチェック!!
CDという形態にこだわりがなければ、気になった曲だけを配信で単体ダウンロードして聴いてみるのも良いかもしれません。iTunes Storeでも入手できますよ!!
全部チェックしている余裕がないって人は、とにかく、リメイク版の「WEEK END 」と「Standing Sex」、そして「Silent Jealousy(live)」は抑えておけ!!
以上、簡単ですが、解説終わります。
- アーティスト: X,hide,YOSHIKI,MARC BOLAN,白鳥瞳,五十嵐美由姫
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 1993/11/21
- メディア: CD
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