BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

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『戦姫絶唱シンフォギアXV』第3話「Penny Dreadful」感想~貴様が黒幕かッ!?



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本記事はネタバレを含みます。

未視聴の方はご注意下さい。


EPISODE 03「Penny Dreadful」

 
原作及びシリーズ構成を担当している金子彰史氏によれば、「Penny Dreadful」というのは19世紀のイギリスで刊行されていた、幽霊や怪物が登場する怪奇譚娯楽雑誌のことのようです。

これをサブタイトルにした意味は後々分かってくるのですが、最初は「?」でした。

聖遺物起動実験


前回のラストで検査中の遺体(聖骸)が崩壊し、聖遺物と思われる腕輪だけが残りましたが、アバンではこの腕輪の起動実験を米国の研究所で行っているシーンから始まります。

すぐに分りました!

ああ、これ研究所が壊滅して、腕輪が奪われるってやつだな。

ライヴ会場での事件のその後


未来さんが見ているTV画面のニュースで「死者不明者7万人超」というテロップが出ていました。

全滅ではないにせよ、これは世紀の大惨事には違いありません。

マリアは軽症だったのか、笑顔で「私はピンシャン」などと言っていましたが、ぴんしゃんって日本人でも今はそうそう使わないよねww

流石はシンフォギア!!

そして、やはりと言うか翼は覚醒せず。

自分のライブに集まってきた観客の大半をアルカノイズに殺戮され、極め付けに目の前で一般人を惨殺されてしまった翼はもう唄えないのでは?

残党をバックアップする者


とある埠頭で得体の知れぬ男達と何かの取り引きをしているミラアルクとエルザ。


どうやら彼女たちにはバックがいるようです。

その取り引きの様子を目撃してしまった、ヤンキー軍団がアルカノイズに追われるのですが、アルカノイズのデザインが何と、まんまセグウェイで笑いました!!

セグウェイノイズ!!

現場に急行する響とクリス。

ここで、クリスの変身バンクだあああ!

いや~、エロ可愛カッコいいったらありゃしない。

作画が気合入りまくってて素晴らしいのです。

変身バンクで持つ武器がクロスボウからリボルバーになったのも新鮮な驚き。




そして、変身バンクからの~新戦闘曲「Take this!"All loaded"」のファイヤーでハードなカッコ良さにぶったまげました。

 

そして今回、撤退するエルザに対してクリスの狙撃モード<RED HOT BLAZE>が炸裂しました!!

この技がまともに敵に命中したのって初じゃないかしら?

エルザが残したアタッシュケースには全血製剤のパックが詰まっていました。

これって、エルザやミラアルクたちはその身と能力を維持するために輸血を必要としているようですね。

このあたりにも何か事情がありそうです。

シェムハの腕輪


冒頭で登場した米国のロスアラモス研究所がパヴァリア光明結社の残党により攻撃を受けて壊滅!

南極で回収した聖遺物らしき腕輪がヴァネッサにより強奪されてしまいます。

この腕輪は<シェムハ>と呼ばれるそうです。

シェムハでググると<ゴーレム>関連の記事がヒットしますね。

あれこれ考察しているファンのツイートも興味深いのですが、近いうちにこの腕輪を誰かが装着する、あるいは装着させられるんだろうなあ。

翼を更に突き落とす


以外にも早い復帰となった翼サン。

大丈夫だと言うその表情はかなり険しいので、見ているこっちも辛い。

大丈夫なわけないよな・・・。

なのに、「歌で世界は守れないということだ!」と追い討ちをかけるように呪いの言葉を翼に吐く風鳴訃堂じじい。

この老害め~!

ノーブルレッド VS 切調


「次に狙われるのは血液がいっぱいあるところ」

「そう、献血センターとかおっきな病院」

それは切歌の予測通りになり、病院の屋上でミラアルクと交戦開始。

今日2度目の変身バンク、月読調キター!!

うおおおおお!



スケートをモチーフに、ヨーヨー演出がSO PRETTY !

両手でハートを作られた日にゃ悶絶もんです。

「よし!」って台詞もイイ!!

新しい戦闘曲「未熟少女Buttagiri !」を唄いながら、流れるようなスケーティングでアルカノイズをバッサバッサとやっつける。


全身凶器っすね。

そして切歌のイガリマとのコンビネーションもバツグン。

物騒過ぎる合体技がミラアルクに炸裂!!

やったぜー、と思ったのも束の間、そこにヴァネッサが登場し、彼女が放つ有線式ロケットパンチが切調に命中。

辺り一体をシステムダウンさせてしまうミサイルも発射したりしてるし、全身メカ化しているのかな?

エルザも現れ、戦いはこれからという感じでしたが、ヴァネッサの「お姉ちゃん判断」によりパヴァリア光明結社残党ノーブルレッドは撤退していきました。

黒幕


衝撃のラストシーン。

エルザとミラアルクがベッドに横たわり、輸血を受けている。

モニターに向かって話すヴァネッサ。

「御所望の物はこちらに。シェムハの腕輪でございます」

彼女が話している相手、モニターに映し出されたのは!!

風鳴訃堂!

じじい、お前が黒幕だったのかよ!?

日本の国土を守るためなら7万の犠牲も必要だってか?

分らないのは「七度生まれ変わろうとも」という台詞。

この爺さんもフィーネのように転生する存在なのでしょうか?

3話目でこのぶっ飛んだ展開と情報量の多さよ。

いやいや、凄過ぎてもう。

来週も目が離せませんな。

ところで、サブタイの「Penny Dreadful」。

幽霊や怪物が登場する怪奇譚娯楽雑誌のタイトルからとっているのですが、これは敵キャラのモチーフが怪物になっているからです。

つまり、ヴァネッサはフランケンシュタインで、ミラアルクは吸血鬼、そしてエルザは狼男なんです!!