Hiroです!
昨日、六弦アリスのライヴに行って来ました。
2年振りのワンマンライヴ。
場所は前回と同じく、原宿アストロホール。
ライヴタイトルは新作アルバムと同じで、『Secret Twilight Theater』。
黄昏劇場・・・!
さて、結論から言いますと、非常に濃密な時間で、楽しかったです。
しかし、現在の六弦アリスがライヴを行う上でクリアしなければならない課題も、今回明らかになりました。
ライヴは2部構成となっていて、前半は新作『Secret Twilight Theater』の全曲再現。
このアルバムがリリースされてから、僅か3日ばかりなので、
通しで聴けたのはまだ4回程なのですが、全曲素晴らしい楽曲なので、
とりあえずですが、曲は頭に入っている状況でした。
「Twilight-序幕-」が流れ出した途端、期待と興奮でアドレナリン出まくりに!
ステージにはスクリーンがかかっていて、その後でプレイするという形式。
そのスクリーンには曲に合わせて、幻想的・ゴシック的な映像が映しだされるという仕組みです。
イントロに続いて、PVにもなった「青いワルツ」が始まりました。
この名曲で、黄昏劇場の世界に足を踏み入れるはずだったのに・・・?
アンナさんのヴォーカルが聴こえない・・・?
声が出ていない? ヴォーカルが引っ込み気味。
というか、良く聴こえなかったです。
逆にバンドサウンドは凄くクリアな良いサウンドで聴こえたので、
音量とバランスの問題だったのでしょうか。
自分はステージに向かって中央3列目くらいだったのですが、
場所によっては良く聴こえたのでしょうか。
そのような状況の中でもアンナさん、頑張っていたと思うのですが、ハードでヘヴィなバンドサウンドによって、アンナさんのヴォーカルは容赦なく、掻き消されていきました。
映像やダンサーによる世界観の演出、バンドの演奏が完璧でも、肝心のヴォーカルが聴こえなかったら、曲に浸ることが出来ません(´_`。)
全体的にパフォーマンスやMCの不慣れ感も否めません。
やはり、ライヴは場数を踏んで経験を積まないと。
前回のライヴから2年も空いてしまったということもあると思います。
あと、正直リハーサル不足もあったのでは?
アルバムリリースの前には夏コミ用の新譜を作り、今回のライヴ来場者特典のCDも作り、
衣装や小物も自作の彼ら。これではいくら時間があっても足りないと思われます。
スタジオ作品はともかくとして、ライヴで彼らがやりたいことと、
その実力が伴うのはまだ先のことかもしれないと思いました。
後半は往年の名曲が次から次へと繰り出されました。
「白の慟哭」のイントロが聴こえた時には、ガッツポーズ!!
その後もヴォーカルの聴こえづらさは解消しませんでしたが、
名曲達が持つパワーで、最後までヘッドバンギングしながら楽しむことが出来ました。
順不同ですが、「革命セレナード」、「サクラの丘」、「Alice in the Necrosis」、
「紅蓮の少~その名を呼ぶは、死神なり~」、「怪奇探偵社【偶数】」、
「赤いゆめ」、「Innocent Black」、「約束」、「スターチスが眠る丘」、
「完璧なひまわり」、「誇リ高キ者」といった数々の名曲が演奏されました!!!
「怪奇探偵社【偶数】」でのコール・アンド・レスポンスとか、振り付けタイムは
会場の皆が一体となった感じで、意外だったのですがとても楽しかったです。
今回、A助さんは舞台演出・監督という裏方に徹していたので、
次回はステージ上で存在感を放っているところを見たいものです。
YOUKI氏(@Youki_guitar)のギタープレイが素晴らしかったです。
今回、間近で見ることが出来て、とてもラッキーでした。本当に上手いなあ~。
そして、ダンサー。clown-fumiさんとみっちーさんのパフォーマンスも楽しめました。
特にclown-fumi(@CLOWN_Fumi)さん。
あの、動きや姿勢は強靭でしなやかな筋肉がないと出来ないですよね。
不思議な道化師の姿に、しばし見とれてしまいました。
ダブルアンコールを含めて、2時間半の長丁場。
参加された皆様、お疲れ様でした。
残念な点もありましたが、今回のライヴに参加して分かったことがあります。
それは。
やっぱり、自分は六弦アリスが大好きということ!!
六弦アリスの曲が好きで好きでしょうがない!!
だから、いつの日か最高のライヴをやって下さい。
時にエログロ、時に哲学的なメッセージを放つ、六弦アリスの歌詞の世界観に
どっぷりと浸ることが出来るような、非日常の世界に現実逃避できるような
そんなライヴを期待しています。
もちろん、私は今後も応援していきます!!
【今回のライブのメンバー】
櫻井アンナ(vo)、YOUKI(g)、水嶋イオリ(b)、mochi(ds)
CLOWN-Fumi(ダンサー)、みっちー(ダンサー)
六弦A助(舞台演出・監督・マニピュレーター)
【おまけ】
アストロホールの正面より
チケット!
来場者特典のCD。
超名曲のリメイクが収録されています!!
何と、「紅蓮の少女~その名を呼ぶは、死神なり~」と「Innocent Black」!!!
実はまだ聴いてないので、このCDの感想は後ほど。
追記:9月11日
音楽ナタリーでライヴレポートが掲載されましたので、リンク貼っておきます。