紫外線対策してますか?
以前、UVプロテクト、つまり日焼け止めにレッドラズベリーシード・オイルを使っているという記事を書いたことがあります。
筆者は基本的に、毎日の洗顔や髭剃りの後には化粧水をたっぷりとつけて、その後にレッドラズベリーシード・オイルとホホバオイルをブレンドしたものを塗布しているのですが、オイルは天然ものなので、SPF値は必ずしも一定とは限りません。そこで、紫外線量が増え始める4月以降は外出時にはオイルの上から市販の日焼け止めを塗ることにしました。
今回は、そろそろ紫外線対策をしてみたいという方や、どの日焼け止めを選んだらいいのか分からないという方にとって、少しでも参考になればと思いながら書きました。
紫外線対策についての基礎知識
紫外線の種類と特徴
地球に届く紫外線にはUVC、UVB、UVAの3種類ありますが、UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません(地域や場所によっては一部が届くこともあり)。
私達が注意しなくてはならないのはUVBとUVAです。
UVAは地表に届く全紫外線のうち約95%を占めます。浸透力が強く、肌の奥深く、真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンに損傷を与え、その結果肌にシワやたるみを引き起こします。目に見える炎症を引き起こす訳ではありませんが、着実に肌の奥にダメージを与え、肌の老化を促進させるのです。また、UVAは窓ガラスを突き抜けるために、室内でも注意が必要です。
UVBは紫外線の約5%を占めます。肌に強く作用し、肌の表面、すなわち表皮で吸収され、肌表面が赤くなる炎症を引き起こしたり、メラニン色素が過剰に沈着してシミやそばかすの原因となります。
SPFとPA
SPFとは “Sun Protection Factor” の略で、紫外線防御指数のことで、数値2あたり約1時間、日焼けの速度を遅くすることができるという意味です。例えば、SPF30であれば、15時間日光を浴びても1時間分しか日焼けしないという数値です(あくまでも、ガラス板に塗って測定された理想値ですが)。
PAは “Protection Grade of UVA” の略で、UVAの防止効果を表す数値です。
+~++++までの 4段階があり、PA+(効果がある)、PA++(かなり効果がある)、PA+++(非常に効果がある)、PA++++(極めて高い効果がある)というように設定されています。
ニベアSUN ウォータージェルSPF35
色々種類のある日焼け止めですが、ほんの1、2時間の外出であるならば、SPF20~30程度のものを2度塗りしておけば十分です。汗をかいたり、顔を拭いた時には必ず塗り直しましょう。屋外で長時間肉体労働をしたり、海や山に行く場合はウォータープルーフ(水を弾く)タイプのものを選び、3時間を目安に塗り直しをすればオッケーかと。SPF50は確かに強力ですが、逆に肌への負担が大きくなってしまいます。
SPF20~30を選べばいいのは分かったけど、種類がたくさんあり過ぎて、結局どの製品がいいのかというと、こればかりは体調や肌の調子を見ながら実際に試してみるしかありません。肌の状態というものは人それぞれ違うのですから、万人にOKというものはまずないと考えた方が良いでしょう。中にはとても高価な日焼け止めもありますが、紫外線の増える4月から塗り始めてもその後6、7ヶ月は使用することになりますし、毎日塗って、しかも塗り直すことも考えるとあまりにも高価なものを選択するのは現実的ではありません。安いもので十分ですので、それをケチらずに使った方が良いかと。
筆者が愛用しているのはニベアサンのウォータージェルSPF35。これを書いている現在、140g入りのポンプ式タイプがAmazonで673円でした。
この製品の良い所は、
- 肌に塗るとジェルがローションに変化するため、塗りやすく、肌に馴染みやすい。
- すべすべパウダー配合で、塗った後は、すべすべで滑らかな触り心地。
- べたつきや白残りなし!
- 石鹸や洗顔料で落とせる。
- ケチらずに使える価格設定。
ただし、ウォータープルーフではありません。
筆者は外出時には顔や腕全体に均一に塗り、乾いてから再度塗っています。つまり2度塗り。あとは、汗をかいた時や、顔を拭いた時などに塗り直しをしています。外出先で塗り直すので、80g入りのボトルを鞄に携帯しています。
ニベアサンウォータージェルの説明書きより。
十分な日焼け止め効果を得るためには、こまめに塗り直すようにと、説明書きにもちゃんと書いてあります。
ジェルを腕につけたところ。
あっと言う間にローション状に変化します。
夏の間に受けた紫外線のダメージは後からやってきます。
確実に紫外線を防いで美肌を保ちましょう!!
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homuhomuhiro.hatenablog.jp