早くも不穏な空気漂う、第2話!
魔法少女が増えすぎたため、その数を半分に減らすという運営からの通知が、マスコットキャラのファヴによってもたらされた前回のラスト。今回はその続きからです。魔法少女は現在15人いるのですが、実は新しく契約をしてしまった子もいるので、総勢16人となる予定です。つまり、16人から8人に減らすのです。
減らし方は、魔法少女たちにマジカルキャンディーを集めさせて、その獲得数が少ない者から順に魔法少女の資格を剥奪していくというものです。1週間に1人ずつ、魔法少女が消えていくことになります。魔法少女が良い行いをするとその内容に応じて、マジカルキャンディーが獲得出来るようです。
スノーホワイトもラ・ピュセルと共に、マジカルキャンディー獲得に励みますが、彼女の場合はキャンディー獲得よりも、幼い頃から憧れてきた魔法少女になって人助けが出来ることが嬉しくてたまらない日々。
他の何人かの魔法少女の状況も同時に描かれます。
回想シーン。
トップスピードとリップルの出会い。
彼女はリップルの教育係になります。
売られた喧嘩は買う主義のリップルはカラミティ・メアリと一触即発状態に!
カラミティ・メアリは暴力団に雇われている魔法少女。
ある晩、スノーホワイトはチャットルームでねむりんと会話します。ねむりんは昼間は大体眠っているという、ニートな魔法少女で、その魔法は他人の夢の中に入ることが出来るというものです。穏やかでとても優しそうなねむりんのことを好きになるスノーホワイト。
夢の中でですが、怪獣と戦って地球や世界を救うため、マジカルキャンディーも桁違いに集まります。しかし、夢の世界で得たキャンディーは現実世界では使えないのです。
争うことが嫌いで、ふわふわしていて、話し方も優しくて可愛いのです。
・・・そして、週に1度の成績発表の日がやって来ました。今回、脱落が決定したのは、ねむりん。まあ、これはねむりん自身も分かっていたようです。何しろ、現実世界では魔法少女としてマジカルキャンディーを獲得していませんでしたから。チャットルームにて、仲の良かった他の魔法少女に別れを告げるねむりん。
そして、突然削除されてしまうという・・・!!
三条合歓「潮時かねぇ。もう、ニートも止めようと思っていたし」
そう、彼女がねむりんの正体・本名なのです。
そんな合歓にファヴが言います。
正確に言えば12時まではまだ魔法少女だポン、と。
あと、10分ある!!
ねむりん、最後の変身。
「最後はどの夢に入ろうかねぇ」
お姫様に仕えることに憧れる女の子の夢に入りました。
女の子「あたし、お姫様に仕える人になりたいの」
ねむりん「仕える人じゃなくて、あなたがお姫様になったら?」
ねむりん「女の子は誰だってお姫様候補なのさ!」
突然、ファヴの声が!
「時間だポン。これで、全部さよならだポン!」
画面が真っ暗に・・・!
合歓の最期。
えええええええええっつ!?
感想
酷い! 酷すぎる!! 魔法少女の資格を剥奪する=死。運営側の勝手な都合で、増やされた魔法少女が今度は減らされることになります。良い行いをしてキャンディーを集めさせると言えば聞こえはいいですが、これは魔法少女同士を争わせる要因ですよね。しかも、合歓の場合、最期に変身させておいて死を与えるという。魔法少女から脱落したらどうなるのか? これについては一切説明がないのです。ファヴから漂うキュゥべえ臭!! 「聞かれなかったから説明しなかった」とか何とか言い出しそう。ねむりん、喋り方が超可愛くて好きになったのに、すぐに断ち切られた!! ファヴめ! 絶対に許すまじ!!