BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

KREATOR(クリエイター)2nd アルバム『Pleasure To Kill』レビュー



スポンサーリンク

今日はスラッシャーモードのHiroです!

今日はジャーマン・スラッシュのヴェテラン、KREATORが1986年にリリースした2ndアルバムを紹介します。

1986年と言えば、SLAYERがスラッシュ史上に残る超名盤『Reign In Blood』をリリースし、METALLICAがメタル史上に残る『Master OF Puppets』を、MEGADETHが『Peace Sells...But Who's Buying?』をリリースし、スラッシュメタルのシーンが非常に盛り上がっていた時期です。

そのスラッシュ・シーンにドイツのKREATORが叩き付けたのがこの『Pleasure To Kill』アルバムなんです!!

レビュー

 

f:id:homuhomuHiro:20190305175743j:plain



KREATOR『Pleasure To Kill』(1986年)

(1)Choir Of The Damned
(2)Ripping Corpse
(3)Death Is Your Saviour
(4)Pleasure To Kill
(5)Riot Of Violence
(6)The Pestilence
(7)Carrion
(8)Command Of The Blade
(9)Under The Guillotine

Produced by Harris Johns 、Ralf Hubert

Mille Petrozza(g/vo)、Rob Fioretti(b)、Ventor(ds/vo on 3,5,8)

満足度:
★★★★★ ★★★(8/10)


CDを再生するとまず流れてくるのが『Choir Of The Damned』と題されたアコースティックギターとシンセによる短いインスト曲。

暴力的で禍々しいアルバムのアートワークには似つかわしくない、この綺麗なインストから一転、嵐のように荒れ狂う轟音と共に爆走開始!! 

スラッシーと言うよりも、むしろそのサウンドは暴力的でブルータル!!

デビュー作よりは音質は随分とマシにはなっていますが、正直まだまだです。

しかし、内容はスラッシュの名に恥じぬ、ファストで暴力的な楽曲が満載で、聴けばそのリフのカッコ良さをはじめ、作曲・アレンジ能力がデビュー作と比べて著しくアップしていることが分かるでしょう。

緩急をつけている曲もありますが、基本的にはドッカンドッカン爆走してます。

あまりにも曲が速過ぎて、ドラムも必死なのですが、それでもモタっていて、逆にそれがとてつもない緊張感を生み出しています。

これで音質が良ければ、SLAYERの『Reign In Blood』級の名盤になったのでは!?

異常なテンションで爆走してリフがクールな(2)「Ripping Corpse」、めちゃくちゃカッコ良く緩急のつけ方も最高な名曲(4)「Pleasure To Kill」、ダークなイントロから本編に雪崩れ込んでいき、ミレではなくてヴェンターがヴォーカルをとる(8)「Command Of The Blade」、アルバムラストを飾るドラマティックな(9)「Under The Guillotine」あたりが個人的にはお気に入りです!

 

「Pleasure To Kill」


『Pleasure To Kill』はオフィシャルPVもYouTubeにアップされているのですが、内容が あまりにも猟奇的過ぎてヤバイので、今回はライヴ映像を貼りました。

ヤバイPVが気になる人は自己責任でチェックしてね!

「Under The Guillotine」