BANG YOUR HEAD!! ~激しく頭を振りまくれ!~

水樹奈々と「まどマギ」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。         このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

【レビュー】IRON MAIDEN 3rd Album『The Number Of The Beast』



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IRON MAIDEN 『The Number Of The Beast』(1982年)

(1)Invaders
(2)Children Of The Damned
(3)The Prisoner
(4)22 Acacia Avenue
(5)The Number Of The Beast
(6)Run To The Hills
(7)Gangland
(8)Total Eclipse
(9)Hallowed Be Thy Name

Produced by Martin Birch

Bruce Dickinson(vo)、Dave Murray(g)、Adrian Smith(g)、Steve Harris(b)、Clive Burr(ds)


Hiroです!

今日はIRON MAIDENの3rdアルバムを紹介します。

この作品から現ヴォーカリストのブルース・ディッキンソンが加入しました。前任者のポール・ディアノ以上に広い声域とその圧倒的な表現力によってメイデンの曲の幅を広げることに成功。アクティヴなステージングも話題になり、バンドは世界的な成功を収めることになります。


(1)Invaders

ダカダカダッっていう、強烈なドラミングによる衝撃的なイントロから疾走開始! まさにオープニングに相応しいメタルチューン!! ギターソロもかっこいい。


(2)Children Of The Damned

前半は美しく、メロウなバラード風に展開していきます。ブルースは上手いなあ。後半、アグレッシヴな一撃と共に疾走開始!! ここで聴かれる叙情的なギターソロは凄い。失禁レベルだ! そしてブルースのヴォーカルも凄まじいです。とにかくドラマティックです! 名曲です!!


(3)The Prisoner

イギリスのテレビドラマ『プリゾナーNo.6』をテーマにした曲です。ミディアムなイントロから疾走していきますが、サビは意外と明るくてキャッチー! エイドリアン・スミスのポップなセンスが見事に生かされた名曲。起伏に富んだベースラインもいいね!


(4)22 Acacia Avenue

“the continuing saga of Charlotte the Harlot” の副題があるように、1st アルバム『Iron Maiden』に収録されていた、「Charlotte The Harlot」の続編として書かれた曲です。イントロから名リフが炸裂します! 「Charlotte The Harlot」はストレートなメタルチューンでしたが、こちらはメイデン節とも言える独特のノリで、ファストにスローにミドルにと展開して行く6分37秒の大作。


(5)The Number Of The Beast

メイデン史上に残る名曲!! イントロの有名なナレーション、そして印象的でメロディアスなリフが始まると、ブルース・ディッキンソンが聴き手を物語の世界に引き込むように歌います。Aメロが終わり、シャウトからの疾走開始で、テンションがヒートアップ! ギターソロもベースソロも強力です。歌メロが意外にもキャッチーでポップなので、最初に聴いた時はかなり驚きました。Six Six Six!! 邦題は「魔力の刻印」だ!




(6)Run To The Hills

邦題「誇り高き戦い」。アメリカの先住民族と白人との戦いを描いた曲です。こちらも凄くかっこいい名曲です。イントロ~Aメロはミディアムテンポ。ギターとベースのユニゾンによるメロディが実にクールで、そこにヴォーカルが加わり、Aメロが終わるとともに疾走! サビの突き抜けるようなハイトーンが素晴らしいです!!!




(7)Gangland

キャッチーなメロディの疾走チューン。間奏の流麗でメロディアスなツインリードはHELLOWEENがやりそうな感じのやつ!!


(8)Total Eclipse

元々はシングルのB面に収録されていた曲。アルバムの再発の際に収録されました。ミディアムテンポで緊張感溢れるリフが特徴ですね。後半のソロで急に速くなったり、スローになったりと展開は凝っている。このアルバムの他の名曲達と比べてしまうとちょっと地味かな。


(9)Hallowed Be Thy Name

メイデン史上、いやメタル史上に残る永遠の超名曲!! 現在もライヴでは欠かせない、7分12秒の大作です。鐘の音が繰り返される荘厳なイントロで幕を開け、叙情的なツインリードが奏でられると、メタル史上に残るリフが美しく、そしてドラマティックに繰り返されます。処刑を目前に控えた囚人の心境を歌い上げる、ヴォーカルの表現力も素晴らしいです!! 後半疾走するインストパートも最高で、特にツインリードは悶絶モノ! 最初から最後まで一切の隙がありません。完璧だ!!






ブルース・ディッキンソンという驚異のヴォーカリストを迎えたことで、最強のメタルバンドになったIRON MAIDEN。本作は最初から最後まで極上のメタルが詰まった超名盤です。正統メタルチューンあり、大作あり、疾走チューンありですが、聴き易いというのもポイントが高いです。

The Number of the Beast

The Number of the Beast

  • アイアン・メイデン
  • ロック
  • ¥1600