ハードロック史上に輝く名盤！！
現在、絶賛来日公演中のGUNS N' ROSESのデビューアルバムを紹介します。デビュー作にしてこの完成度ですからね。そりゃあ売れるでしょう。今までに全世界で3,000万枚近く売っているはず。名曲がぎっしりと詰まったモンスターアルバムですな。今から30年前に作られたとは思えない、色褪せない名盤です。1曲目の「Welcome To The Jungle」のイントロが聞こえて来ただけで、もう鳥肌モノ！ このアルバムからは「Welcome To The Jungle」、「It's So Easy」、「Nightrain」、「Paradise City」「Sweet Child O' Mine」の5曲がシングルカットされました。いずれも超名曲で、当時のメンバー間にいかに凄まじいケミストリーが働いていたのかが分かりますね。ガンズの場合、メンバー全員が見た目もカッコ良かった。ヴィジュアル的にもクールで、生き方もロックそのもの。その上、アクセル・ローズには強烈なカリスマ性もありました。
レビュー
GUNS N' ROSES『Appetite For Destruction』（1987年）
（1）Welcome To The Jungle
（2）It's So Easy
（3）Nightrain
（4）Out Ta Get Me
（5）Mr. Brownstone
（6）Paradise City
（7）My Michelle
（8）Think About You
（9）Sweet Child O' Mine
（10）You're Crazy
（11）Anything Goes
（12）Rocket Queen
Produced by Mike Clink
W.Axl.Rose（vo）、Slash（g）、Izzy Stradlin（g）、Duff "Rose" McKagan（b）、Steven Adler（ds）
お気に入り度：
★★★★★ ★★★★★（10/10）
（1）Welcome To The Jungle
とにかく、まずはコレを聴けええええええッ！！ ガンズの超かっこいいハードロック・チューンと言えば、これ！ 緊迫感のあるカッコいいイントロに続くのはあまりにも有名なリフ！ 曲の構成も凝っているんだな～！ 転調からのソロパート、そしてエンディングへ向かって盛り上がっていく展開が素晴らしい！！ この曲のカッコ良さは聴けば分かる！！ アクセル・ローズの変幻自在なヴォーカルにもぶったまげた。
シャナナナナナナナ！！
今観てもこのPVはかっこ良過ぎ！ 特にアクセルやスラッシュ、イジーの圧倒的存在感とカリスマ性ときたら・・・！！
- provided courtesy of iTunes
（2）It's So Easy
「Welcome To The Jungle」の衝撃に浸る間もなく聞こえてくる、軽快なベースのイントロが耳から離れない！ しかもパンキッシュなチューンでアクセルの低いトーンのヴォーカルが渋い！！ それにしても、いちいちリフがかっこいいね！
イッツソーイージー！！！
- provided courtesy of iTunes
（3）Nightrain
イントロのリフのあまりのカッコ良さにノックアウトされたッ！ 何てカッコいいロックンロールなんだ！！ サビのバックで奏でられるリフといい、ギターソロといい全てが超クール！！ エンディングのギターソロも圧巻、というか凄過ぎて、思わず失禁するレベル♪
- provided courtesy of iTunes
（4）Out ta Get Me
ストレートなロックンロール。でもこれがカッコいいんだな！ こういうシンプルな曲で、ここまでカッコいい曲を書けるガンズは凄ええええ！！
- provided courtesy of iTunes
（5）Mr. Brownstone
ゆったりした感じのあるロックだが、このグルーヴ感はクセになるね！ アクセルの渋い謳いまわしも魅力的だわ。ラストの空耳も有名（笑）兄貴の位牌！やくざ！！
- provided courtesy of iTunes
（6）Paradise City
イントロのクリーントーンのギターメロディとヴォーカルハーモニーの美しさ！ 前半はメロディアスなロックンロールだが二転三転する展開。後半は怒涛の疾走パートで、ここはもう、スラッシュの独壇場。７分近い大作だが、起伏に富んだ曲展開で一気に聴ける、名曲中の名曲！
- provided courtesy of iTunes
（7）My Michelle
リフが渋いハードロックだが、サビの部分で一気にキャッチーになって疾走！ エンディングものりのりの状態で、スパーッと終わるこの潔さ！ 隠れた名曲。
- provided courtesy of iTunes
（8）Thing About You
軽快なロックンロールに乗る、メロディアスな歌メロがたまらん！！ サビのバックのアルペジオに哀愁を感じる！！
（9）Sweet Child O' Mine
イントロの優しい音色で奏でられるアルペジオがやばい！ 極上の甘いメロディに包まれる、ロックバラードの名曲。 情感たっぷりに泣きまくる、スラッシュのギターソロが胸を締め付けてくる！！
- provided courtesy of iTunes
（10）You're Crazy
ストレートに突っ走るハイテンションなロックンロール。
ここまでカッコ良く仕上げられるのは、ガンズだからこそ！！
- provided courtesy of iTunes
（11）Anitying Goes
こちらもロックンロール！ リフもソロもクールだ！ これはどの曲にも言えることだが、彼らの場合、ちょっとした捻りを加えてくるんだよね～。そのセンスが素晴らしい。
- provided courtesy of iTunes
（12）Rocket Queen
この曲は２部構成と言ってもいいかも。前半は何と言うか都会の猥雑さと闇が混じったようなハードロック。ソロの後で転調してからの後半はロックバラード風にエモーショナルに展開。スラッシュは泣きのフレーズを弾き、アクセルは哀愁の歌メロをしみじみと歌い上げる。デビュー当時からこんな凄い曲を作れたガンズ、恐るべし。ところで、曲の間奏部分で聞こえる女性の喘ぎ声。詳細は＜rocket queen 声＞でググるべし。これがアクセル流！？
- provided courtesy of iTunes
まとめ
デビュー作にして、この完成度！ とにかく、バンドの作曲能力が凄過ぎる。王道のアメリカン・ハードロックサウンドにガンズ特有の捻りを加え、そこにアクセルの変幻自在のヴォーカル（七色のヴォーカル）が妖しく響き渡る。エモーショナルなスラッシュのギタープレイも絶品！ ここにはハードロックの魅力が全て詰まっていると言っても過言ではありません。全てのロックファン、メタルファン必聴です！！
