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水樹奈々、「まどマギ」、「ラブライブ!」が好きなメタラーです! 音楽、食べ物、アニメ・・・他、自分が感動したり良いと思ったことを書いていきます。

【ネタバレあり】「GODZILLA 怪獣惑星」の感想



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ようやく、『GODZILLA 怪獣惑星』の2回目の鑑賞をしてきました。

今回はストーリーの核心に触れるネタバレありの感想を書いていきますので、まだ観ていない方は御注意下さい。

公開当日に鑑賞してきた、ネタバレなしの感想はこちらです。

homuhomuhiro.hatenablog.jp

 

1回目を観た後に、パンフレットやレビューサイト等で世界設定や専門用語についての知識を補完しました。事前に頭の中に知識を入れてからの2回目だったので、最初より余裕を持って鑑賞することが出来ました。オフィシャルサイトでも映画前史が公開されていますので、ハルオたちの置かれていた状況を把握するためにも、これは是非チェックしておきたいところです。

 

『GODZILLA 怪獣惑星』OFFICIAL SITE 映画前史

 

主人公ハルオの異常なまでのゴジラに対する執着心


幼き日に両親をゴジラに奪われて以来、ハルオの中にはゴジラに対しての憎悪が生まれました。彼はこの20年間、ゴジラを倒すことだけを考えて、生きてきたようです。移民船の中でハルオは対ゴジラ戦術を練り、その熱意がメトフィエスの興味を惹き、やがてはハルオに機密情報をリークするようになります。ゴジラの襲撃で両親が殺されたのですから、ゴジラへの憎悪があるのは分かるのですが、それにしても凄まじい執着心と言わざるを得ません。しかし、地上になぜ怪獣達が出現するようになったのか? なぜ、ゴジラが出現するようになったのか? ハルオにはまだそこが見えていないように思います。人類が地球に対して行った環境破壊の末にゴジラが出現したのだとしたら・・・。地球にとって、排除すべき存在はまさに人類ということになります。2万年も経過した地球に帰って来たハルオが「地球を人類に返してもらうぞ!」と言った台詞に対して感じる違和感。彼はまさに、驕れる者<人類>の代表として描かれています。人類は地球にとっての異物なのですね。だから、ゴジラ細胞を持つ翼竜型の怪獣セルヴァムも敵意剥きだしで人類に襲い掛かり、徹底的に人類を排除しようとします。それはゴジラも同じで、ハルオたちは都合良く、ゴジラに遭遇することが出来たのではなくて、むしろゴジラの方がハルオたちを排除するためにアクションを起こしたと言った方が正しいのです。ハルオは、その行動理由の全てがゴジラへの憎しみなので、今一つ、感情移入し難いキャラですね。キャラの掘り下げは第2部以降に期待したいところです。1作目である今作は言わば、<起承転結>の起の部分であるわけですから。

 

ゴジラがもたらす絶望感!


映画のラスト近くで、ハルオたちは遂にゴジラを倒します! 何しろ、その執念たるや半端ないですからね。それまではドキドキですよ。倒せるのか? それとも、倒せないのか? 3部作だからここで倒しちゃまずいんじゃね? みたいな。ゴジラの体表面は金属質の強い皮膚で覆われ、体内から強い電磁気を発生させ、これが体表を守るシールドとなっているのです。人類の熱核攻撃に耐えることが出来た理由がここにあります。ハルオがとった対ゴジラ戦術は、まず、ゴジラの体表面に集中砲火を浴びせ、ゴジラのシールドを露呈させます。露呈したシールドを解除させる弱点を探し、そこに攻撃をしかけ、シールドを解除。すかさず、EMPプローブを打ち込み、ゴジラの体内で電流をオーバーロードさせて、自爆を誘うというもの。多大な犠牲を払い、作戦はどうにか成功します。人類の勝利・・・! その直後に私たちは、絶望のどん底へと突き落とされます。やったあ、遂にゴジラを倒したぞと喜んだ次の瞬間に、地下からもの凄い質量が出現するわけですよ。こっちが真のラスボスのゴジラ。かつて地球上の人類を滅亡寸前まで追いやった固体です。ハルオの両親の仇でもありますね。何と、2万年もの間、成長し続けていたようです。ハルオたちが倒したゴジラは体高50m、体重1万トンでしたが、ラスボスゴジラの大きさは体高300m、推定体重10万トン以上!! 本作ではゴジラは植物の超進化的な存在として設定されているようです。体内に骨格は無いが、動物のような筋肉運動が可能で、水と光からエネルギーを得ており、生きている限り成長を続ける樹木のような存在。ハルオたちは2万年成長し続けた、怒れる巨木を覚醒させてしまったのですね。今回のアニメ版のゴジラのデザインを最初に見た時は、随分とマッチョで何とも言えない不気味さがあるなあと思いましたが、植物の進化系と考えると、あのデザインにも納得です。いや、もう勝てる気がしませんね。ちなみに、ハルオたちが決死の思いで、多大な犠牲を払って倒したゴジラは実はゴジラ・フィリウスという、ゴジラから細胞分裂して増殖した、中ボス的存在でした。そう、前座みたいなものだったのです。2万年ゴジラの咆哮と尻尾を振る攻撃で周囲にソニックブームが発生! 散開していた部隊は全滅!! ハルオも瀕死の重傷を負います。もう絶望するしかない! この上げた直後に突き落とす展開がエグイですね。誉め言葉ですよ。そして重厚かつリアルな作画が凄過ぎます。

 

メトフィエスの真意はどこに?


エクシフ人神官のメトフィエス。実に謎の多い人物です。移民船の中でもゴジラを調べ続けるハルオに興味を持っていて、彼にゴジラの機密情報をリークしたり、優位な立場で振舞えるようにと裏で暗躍しています。ハルオにとっての友人であり、良き理解者でもあるように描かれていますが、裏では何を考えているか分かりません。CVを櫻井孝宏さんが演じているという先入観だけで、「あ、コイツ、最後には人類を裏切りそう!」って思わずにはいられません(笑) 彼はゴジラのことを、驕れる人類への審判を下す者みたいに言ってたような。そのように、真実を見極めていながら、ハルオを持ち上げてるしね。果たして、メトフェイエスの真意はどこに? 

気になる今後の展開!


第2章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』の予告ビジュアルが公開中です。

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引用:NEWS|アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』OFFICIAL SITE


巨大な機体が描かれていますが、これが例のメカゴジラなのかッ! こいつが活躍するのかと思うとワクワクが止まりません。あと、人類が滅んで、2万年が経過した地球での都市って何なのでしょうね。しかも、機動・増殖ですよ。実は人類は滅んでいなくて、独自の進化を遂げた人類がいるのでしょうか。エンドロールの後で、ハルオが謎の少女に介抱されているシーンがありましたが、彼女は人類の末裔なのでしょうか。気になる展開と言えば、まずはメトフィエス。こいつが今後の台風の目になるのか、善良な神官として終わるのかは謎ですが、胡散臭い人物であることには違いありません。ハルオと共に、メトフィエスも人格を掘り下げてくれるエピソードを期待です。衛生軌道上で待っている移民船はどうなったのか? また、連絡が途絶えて久しい別の移民船<オラティオ号>はその後どうなったのでしょうか。新天地を発見したのか? それともアラトラム号のように、再び地球に戻ったのでしょうか? あとはやっぱり、ゴジラ以外の他の怪獣の登場にも期待しちゃいますね。モスラとか。

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